Sakura0904
冬夏が普段なかなかできない、昼の世界を存分に満喫しているところを見れてとっても嬉しいです。これぞ青春。ヤクザの家の息子がどういう目で見られるか、偏見を払拭するためにはどう動いた方が良いか。こんなことを考えながら学校生活を送らなければならないなんて、辛いなぁ。それでもどうせ分かってもらえないと距離を置くのではなく、この歳なら怠そうに引き受けそうな役割も積極的に務めて周りと打ち解けようとする姿勢に、…
冬夏の誕生日を祝う裏で、毎年行われてきたという都の過去の清算。まだ明らかにされていないこともあるし、都の心情を100%理解できたかというと、正直理解が追いつかない所が多いです。幼い子供にここまでいろいろ背負わせた2つの組織の考えが分からない。もっとできたことはあったんじゃないか……と。冬夏の母親の過去も踏まえて丁寧に辿っていければ、納得できるようになるのかなと思います。都の周りがどれだけ血生臭く…
1巻で話の出ていた箱根旅行に結構ページが割かれていて、2人が初セックスに至る過程を丁寧に描写されているので大満足でした。1巻で2人の相手に対する考え方も大体理解した上で読めたので、2巻では萌え度も大きくなりました。今までたくさんBL漫画を読んできて濡れ場を最初から最後まで丁寧に描ききるのって難しいんだろうなぁと感じているのですが、先生の描きたい所だけ描くのではなく、お互い熱が昂ぶっていく様子をゆ…
仔縞先生の柔らかで細っこいキャラクターデザインで描かれる、高校生同士のヤクザもの。そこまでシリアスなシーンはなく、表紙のイメージ通り基本的にはラブコメ調で、組の雰囲気も少なくとも冬夏の周りはほのぼのしています。そんな中で、彼のボディガード兼幼馴染である都の冬夏に向けるあからさまな執着心が光っています。組でも学校でももはや公認で、片想いから両想いになるのも早いです。その分、きっとこれからが大変なん…