琉麗
今回もシリアス巻でした。藍浮と饕餮の関係性の描写に割かれている部分が多く、正直そこまで饕餮の組織に興味を持てていない私には、ちょっと物足りなかったです。ずっとひっついてばかりでは成長しませんから、離れて互いに自分の頭でよく考えて行動する期間が必要なのは分かります。でも、だとしたらこれでまた一緒になってしまうのは早すぎるような気もしました。都はなんだかんだ冬夏のためならどこででもそれなりにやっての…
過去の清算のため冬夏のもとを離れて暗躍する都と、都と離れたことで今までになく憔悴する冬夏。冬夏不足で悶える都の姿を散々見てきたわけですが、冬夏も冬夏で都への想いは相当強いんだなぁと改めて知りました。恋人という言葉では足らないような、お互いにもはや切っても切り離せない、半身のような関係性なんだなと。中盤まではすっかり不安定になっていた冬夏だけど、一度覚悟を決めたらやはり思い切りと行動力がすごい。危…