野白ぐりさんのレビュー一覧

月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

じっくり読みたかった...

これほどまでに1巻完結型だったことを、恨んだことはありません。

始まりは本当に唐突で、えっちは正直この物語には必要なかったのではと思ってしまいます。
それがあるだけで俗物的になり、物語の雰囲気を壊されている感覚になりました。

気になるところはありますが、内容は感動的でじんわりと染みわたるものがあります。
300年以上も孤独に苛まれてきた狛犬と、現代社会での生きづらさを抱えて孤独な青…

3

月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

互いに、月の満ち欠けの様な思い。

なんとも言えない、不思議な気持ちが残るストーリー。
それは、人と人ならざる者との思いの満ち欠けのストーリーだからなのかもしれない。

都会の生活や人間関係に疲れ、勤め先のレストランもオーナーの旅行?!により閉店で田舎の山に越してきた伊月。
田舎の山中の家を管理して少しのんびりとするはずが、、、、。

伊月の住む家の裏山には昔、社があったが人が信仰を忘れ、朽ちた社が残された、昔は山の妖怪…

5

月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

泣きました…!

人外ものに抵抗があったのですが、表紙がとても綺麗で手に取りました。

一人ぼっちの二人が出会って恋していくのがとても暖かくてもっと読みたいなと思う作品でした。

表紙のピアスの意味を知ったところでボロボロ泣きました…( ; - ; )
ラストのシーンも切なくて、また2人が巡り会えたらいいなと思います。
初読みの先生でしたが、他の作品も購入してみようと思います。
素敵な作品をありが…

7

月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

泣けた…

表紙の雰囲気とワンコ攻めのビジュアルが好みだったのでジャケ買い。
概要も読んでいなかったので人外BLとは気づいていませんでした。
よく見たら、耳…ついてるわ…くらいな感じで。

突然野外で襲い始めたときには
これは萌えられるんだろうか…wと正直不安になってしまいましたが、
途中胸が締め付けられるような切なさもあり、
最後ちょっとウルっとくる展開でとても良かったです。

ただやっぱ…

3

月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

良いお話でした!

作者様の書籍を読むのは2冊目です。
なんとなくな私事で、嫌いではないのですがジャンルが「人外」の書籍は初版で購入するか悩むんです…。
この度も少し悩みましたが、素敵な表紙と帯にあった狛犬!???とは?新顔?と不思議さに惹かれ購入しました。

お話凄く良かったです。
ストーリーは少し駆け足な感じの進み具合でしたが、思わず涙が出てしまうような所やポワポワと心が温かくなるような所があり本当に良…

5

月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

また巡り合ってほしい

狛犬の狛(ハク)×人間の伊月

最初の絡みは急だなぁと思いましたが、ハクは伊月の温かみのある優しい手で触れられたから縋ってしまったし、きっと直感で離れたらダメって感じたのかもしれませんね。ある意味、一目惚れかも。

ネコとハクって、仲がいいのか悪いのか笑。
そんな関係も伊月にとっては癒しだったのかも。

穏やかな時間がすぎる中、妖になりかけているハクを離したくないと行動を起こした伊月…

8

月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

とにかく泣きました!

人の信仰が薄れ去ってしまった神様。
孤独から妖に堕ちることを恐れ壊してと懇願する吽形
そしてたったひとりになってしまった狛
何百年もひとりで生きていて妖に堕ちる寸前に出会った人間、伊月との優しくせつない恋です。
最初からエッチは…と色んなレビューをみましたが
妖に堕ちる寸前で守るものが欲しかった狛にとっては必要だったと私は思います。
一緒に暮らしてお互いを思う気持ちが高まるにつれてめっ…

10

月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

染み入る余韻と感じる余白

先生初の人外BL。
とにかく、よくぞここまで描き切って下さった!と言いたい。

都会から田舎に逃げてきた伊月。
妖に襲われた伊月が狛に助けられたことで2人は出会うのですが、それは切ない恋の始まりで…。

狛犬×人間の人外ファンタジー。
よくある設定で目新しさは感じませんが、先生の手にかかるとこういうラストになるんだと感動。

狛が抱える過去や秘密が2人に確かな未来を予感させず、ど…

9

月はみちかけケモノの恋 コミック

野白ぐり 

余韻に心持っていかれる

鼻にツーンときました。

孤独な狛犬と孤独な人間の出会い。
個人的に大好きな設定で胸を鷲掴みにされて、
ものすごく良かったです。余韻がハンパない。

ラスト数ページの余韻のために作られたような、
そんな感覚に落ちるほどの読後感で心が引っ張られる。
温かくて、ちょっと悲しくて淋しくて、尊さがあって。
全ての感情が持っていかれました。

シンプルにすごく良かった。嬉しかった。

13

それは春の終わりに コミック

野白ぐり 

雰囲気にハマれたら神になるやつ

独特のふわっとした雰囲気が漂う世界観で、キャラの性格の柔らかさと、絵柄と線の繊細さが綺麗にマッチして、すごく良かったです。ワンコっぽい後輩攻め視点で、美人な先輩に翻弄される恋を楽しめました。
ストーリーと呼べるものは無くて、二人が関わっていく中での気持ちの流れを追う感じになってます。社会人設定だけど恋愛してるとこしか描かれてないので、作品の空気にどっぷり浸かっていきました。
最初は春が一方的に…

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