劣情さんのレビュー一覧

どうあがいても愛 コミック

劣情 

どうあがいても愛

前作がめちゃめちゃ好きで作者買いです。表紙からちょっと情報量が多い感じでしたが、とても素敵な作品でした。まひるちゃんのジェンダー感が新鮮でした。可愛いものが好き、好きだけれど変な目で見られるから隠す、それが仄暗い感だけでなく、家族の温かさもあって、陽平との出会いだけでなく救われます。
LIMのメンバーも個性的でさらっとカミングアウトしてくれたり、すごく雰囲気の良さが伝わってきてそれも好きです。シ…

3

どうあがいても愛 コミック

劣情 

キャラが魅力的すぎる!!

表紙に大きく「どうあがいても愛」ってタイトルが載っていて、なんかギャグコメ感があったんですけど、良い意味で裏切られました!
笑えるシーンもいっぱいあったんですけど(特に社長のシーン) 、繊細で、表情も魅力的で、服装もオシャレで1コマ1コマが尊かったです!!
あとデザイナーとモデルという設定も魅力的でした。よーへーの服を着てどんどん自信を取り戻していくまひるが素敵すぎて泣けますし、よーへーのキャ…

7

どうあがいても愛 コミック

劣情 

女装ではない、新しいBL

まひるが「女装」ではなくあくまで「ユニセックス」な描写が新鮮。中性なXジェンダーな人を描いた作品はまだ見かけたことがなくこの作品が初めて。

笑われるのが怖くてみんなと同じフリをしてるけど、
男らしさや女らしさ、生まれた性別に添った既成概念のらしさを求められたり、みんなと同じでいることを求められると苦しくなる人は読んでみてほしい。どちらでもない私はまひるが女装ではなく徹底してユニセックスであ…

13

どうあがいても愛 コミック

劣情 

好きなものを好きという素晴らしさを改めて感じれます

表紙のデザインに惹かれ、試し読みをして即購入しました!まひる(受)可愛いすぎました。読んだらもっと可愛いすぎました。
よーへー(攻)から出る真っ直ぐな言葉とまたそれをうけるまひるがすっごく真っ直ぐなのもすごいよかったです。服も可愛いかった〜!!全部可愛いし好きなものを身につけているってだけでキラキラして見えるなあと思いました。工事現場のファッションショーでは、好きなものを好きって言えるのは本当に…

7

どうあがいても愛 コミック

劣情 

カワイイ、がコンプレックスの主人公

劣情さんの作品、久しぶりに読みました。
相変わらず、描写が丁寧で綺麗。

今作の主人公の秘密は、カワイイものが好き。
テーマは、「服とジェンダー」・・だと思う。
トラウマ持ちの美青年が、自分らしさに自信を持つまでのシンデレラストーリー。

二人は兔の「すやピ」のファン。
●まひる:工事現場で日雇い労働。
肉体労働で鍛えた引き締まったスタイルに、蠱惑的な美貌。
少年時代の虐めでカ…

10

どうあがいても愛 コミック

劣情 

劣情先生の服への愛が詰まっている

これは!ラブをたのしむというより、バッキバキのデザイナーお仕事BLです。

デザイナーな攻と工事現場の日雇いからモデルになった受という異色の2人。LiMというブランド名の背景も、一つ一つの洋服もすごくしっかりしていて、白黒で読むのが勿体無い!

エロとしては・・・まひるちゃんが最初に履いてたアンダーウェアがすごくハードルを上げた感があります。その後の衣装も素敵なんですが、デザインがバッキバ…

7

どうあがいても愛 コミック

劣情 

「可愛い」を肯定するシンデレラストーリー

工事現場で働くまひるは、可愛いもの好き・可愛い顔を揶揄われた過去から、それを隠して生きてきた。そんなまひるが、ジェンダーレスファッションのデザイナー陽平からモデルとしてスカウトされて…。

王道のシンデレラストーリーですが、とにかくまひるがおしゃれで可愛い!扉絵とか眼福です…!どんどん洗練されてイキイキしていくまひるが読んでいて楽しいのと、ジェンダーレスとはいえちゃんと男性の胸元なのが個人的に…

7

どうあがいても愛 コミック

劣情 

めちゃくちゃ勢いはあるけど

なんか惜しい...!!
前作(デビュー作)も読んでいますが、やはりなんか惜しく感じてしまう...これは何だろう...
1巻を通しての話なのに1話1話がぶつ切りのようで棒読みのように感じてしまったのと
勢いがあるので最後まで読めますが全体的にごちゃつきがあるので読み終わったらなんか疲れてしまいました。
人物の設定はとても良く好きですが、好きになる過程とか気持ちとか当て馬とかなんか...とにか…

7

どうあがいても愛 コミック

劣情 

ハイセンスなアパレル系シンデレラストーリー

ファッション業界を舞台に繰り広げられるシンデレラストーリーでした。
1話読み終える毎に見る扉絵がおしゃれで本当に素敵!
作品の随所に劣情先生のこだわりと描きたいものがぎゅっと詰まっていて、読んでいて終始目が楽しかったです。構図やコマ割りも大胆で読者を飽きさせません。
中でも個人的に1番目を引いたのがトーン処理。
(顔や服に影をつける細かなドットのアレです)
境目をつけないのがスタンダード…

8

どうあがいても愛 コミック

劣情 

もう一声欲しい。

前作『春雷と蜜』がめっちゃ良かったので作家買い。
前作とは異なり、ラブコメの様相を見せる作品でした。

自分にコンプレックスを抱える青年が、自分をまるっと受け入れてくれるデザイナーと出会い、そして恋をし、自分のことも好きになっていく。簡単にあらすじを書いてしまうならばこんな感じでしょうか。

受けのまひるは本当に可愛いんです。見た目もだけど、その中身が。
好きなものを笑われたことをきっ…

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