野ノ宮いとさんのレビュー一覧

はだしの天使 3 コミック

野ノ宮いと 

いろんな愛が描かれてキュンとする完結編

1巻とドラマCDがとても良かったので、2巻と一緒に購入してみました。2巻の続きのストーリーです。

1巻はほっこりした感じだったのですが、2〜3巻のお話は、ちょっとシリアスで謎がある感じです。

2巻ラストで、ターナーがベニーのある秘密を知ってしまい、とてもつらそう。ターナーとベニー、お互いを労わりあう様子に愛を感じます。

3巻では、ミカエル、サタン、ベニーの、兄弟愛みたいなものも描…

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はだしの天使 2 コミック

野ノ宮いと 

新キャラが登場して新たな展開

1巻とドラマCDがとても良かったので、続編も読んでみました。
2巻以降は謎のあるお話なので、前知識少なめで読んだ方が楽しめるかと思います。ネタバレ少なめでレビューします。

ベニーが2年の旅から帰って3週間後。
冒頭ベニーとターナーの仲の良さにほっこり。酔っ払ったターナーかわいいな〜。

二人の新キャラ登場。
人間マイケルの体を借りている天使ミカエル。
もう一人は、人間エバンズの体…

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はだしの天使 3 コミック

野ノ宮いと 

とにかく眼福だった

 完結巻としては少し物足りなかったかなというのが、正直な感想です。ベニーの体に異変が起き、人間の身では祈ることしかできずもどかしく思うターナー。唯一救う方法を知っているルシファーに託すことで、事なきを得て良かったのですが。良くも悪くも肝心な所をぼかすような描き方なので、絵もキャラの性格も落ち着いていて、さらにストーリーもとなると、3巻という長編にしては山場が少なかったかなと。日常系のほのぼの漫画な…

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はだしの天使 2 コミック

野ノ宮いと 

登場人物皆可愛げがある

 ターナーのもとに無事帰ってきたベニーですが、新しく現役天使であるミカエルと、悪魔であるルシファーが現れ、2人きりで落ち着いた日常を過ごすというわけにはいかなくなります。2人の甘い生活を読みたかった方には少し物足りないかもしれませんが、このミカエルとルシファーがまたいい男なのでなかなか眼福でした。特に悪魔のトップとは思えない佇まいのルシファーが気になります。彼のベニーに対する感情、そして、ミカエル…

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はだしの天使 コミック

野ノ宮いと 

あなたの靴で世界を見て回る

 タイトルは何かの比喩だろうと思っていたのですが、本当に文字通りの意味だったのが良い意味で驚きでした。表紙の受けっぽい子はふわふわした天然系のキャラなんだろうなというイメージもあながち間違いではありませんでしたが、真顔でいることが多く想像する声もなんとなく低そうなアンニュイな印象で、こちらも良い意味でイメージを裏切られました。ファンタジー要素を含んでいるけれど、メイン2人の終始落ち着いた態度、平穏…

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はだしの天使 コミック

野ノ宮いと 

優しくて静かなラブストーリー

初読み作家様。こちらがデビュー作ですね。
今月ドラマCDが発売されますが、主演が好きな声優さんで、試し読みしたら原作も好きな雰囲気だったので読んでみました。
(3巻まで出ていますが、1巻だけで読める内容です)

ベニーは天界を追放された元天使。
公園でぼんやりしてるところを、靴職人のターナーに声をかけられる。ベニーは靴を作ってもらう間、ターナーの家に居候することになり…というお話。

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はだしの天使 3 コミック

野ノ宮いと 

曇りの日

美しい話でした。しかし引っこ抜けるならさっさと引っこ抜いて置けよルシファーさんよ、とツッコミたくなる。ルシファーは羽が残っていても平気だと思っていたし、見守ってたってフォローは一応ある。
遊びに行く2人、観覧車の後ろが曇ってるのが好きです。晴れてなくても2人で生きるこの街が良いのよね。

つまりベニーが触れた魂はターナーの祖父のものだったということなのか?と思いましたが、靴作りとかターナーの…

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はだしの天使 3 コミック

野ノ宮いと 

奇跡のような

人間の青年ターナーと元天使のベニーの物語も遂に完結です。
最後の最後まで世界観が崩れることなく、
彼らの世界に浸って読み終えることができました…。

前巻のラストでターナーはベニーの人間としての寿命が
そう長くないことを知らされたターナー。

けれど、当の本人はそんなことも知らず、
何一つ変わらない穏やかな笑顔が胸を締め付けます。

ベニーに真実を告げることもできず、
ただ一…

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はだしの天使 3 コミック

野ノ宮いと 

愛に満ちた感動の結末

ターナー×ベニー

ファンタジーだけど、
人間界での邂逅から始まった2人の愛がリアルで、


ベニーの天使という肉体と戦いながら、
愛しさと切なさが交錯する
命の危機と共に深まっていく2人の愛情に、
本気で泣かされた・・・完結巻・・・、
純粋な尊さが溢れて心にズキュンときた。


奇妙な世界観、異国な雰囲気、
人間としての欲求で揺れ動くベニーの葛藤、
2人の関係を支え…

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はだしの天使 3 コミック

野ノ宮いと 

「2人はいつまでも幸せに暮らしました」と勝手に付け加えたくなる童話のようなお話

天使と悪魔、人間になった青年、寿命、記憶…。
不思議で幻想的だけど、不思議と現実味のあるお話です。
巻を重ねるごとに素敵さが増していきました。

ハッピーエンドだけど切なさもある最後でした。
ベニーを取り巻く人外の方々の言動、言葉の外にある思惑が広く深いのだけど私にはよく理解できませんでした。
ターナーとベニーがこれからも2人で幸せに生きていく、感じられる部分を軸に読了しました。
余…

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