猫巳屋さんのレビュー一覧

きみと描く光の色 小説

餡玉  猫巳屋 

京都気分が味わえます

中立寄りです。

本作は過去作なのでしょうか…?新作かと思って読み始めましたが、『本気の恋、いただきます』よりもあちこちアンバランスな印象を受けました。全編攻め視点です。

餡玉先生の作品は断然受けが魅力的で、今回も色葉が最高でした。持って生まれた美しいビジュアルと画才、妬み嫉みから遠巻きにされ学校では友達もできず、ひたすら絵を描き続けて孤独に努力を重ねてきた駆け出しの日本画家。先を読むと…

0

腥血と遠吠え 小説

あかつき雨垂  猫巳屋 

普通のBL作品でした。

他サイトレビューに「 ライトノベルに辟易した人におすすめ 」 「 BL史上初の世界に翻訳されるべき大作 」 、 云々の大言壮語に惹かれ、即読んでみました。 落ち着いて、ゆっくりと。

 ………が、高評価を下した方には申し訳ないのですが、作品の良さが全く分かりませんでした。 少なくともその他のライトノベルと大きく差をつけるほどの良さがどこにあるのかが。
 地図のリアルさ、エスプリや皮肉の効い…

8

腥血と遠吠え 小説

あかつき雨垂  猫巳屋 

まるで映画のよう

完成度が高く、読んでいる最中も楽しく、そして読み終わった後も楽しい作品でした。
BLでこれだけ完成度の高い作品に出合えたことに、感謝すら覚えたほどです。
本当に素晴らしい。

読んでいると、指輪物語のような一つの映画を見ているような世界観に
どっぷりと浸ることができる素晴らしい作品でした。
よく考えられている設定や、背景はきちんと最後に向かってより上げられ
完結へと導かれていきます。…

2

腥血と遠吠え 小説

あかつき雨垂  猫巳屋 

神としか…

映画三本分観たくらいの読後感でした。今まで感じたことのない満足感に浸っています。ベタですがアーサー王や指輪物語の世界観をイメージしながら読んでいました。引き出しが少なくてすみません。

一方的に信頼をおいているレビュアーさん(念のため交流はないです)が本作をちるちるに登録してくださり、とても情熱溢れるレビューまで寄せてくださったので、ぜひ読んでみたくなりました。

ファンタジーももちろん好…

5

腥血と遠吠え 小説

あかつき雨垂  猫巳屋 

重厚なファンタジーと人間ドラマを楽しみたい方に

なんだか時間を忘れて読みふけってしまいました。
非常に面白く、骨太で読み応えのあるファンタジー作品です。
長期に渡って構想を練られていなければ、ここまで読み手を夢中にさせるお話は書けないのではと思います。
それくらい作家さまの熱意やこだわりが随所に感じられる作品でした。

まずは文章について。
他レビュアーさま方も仰っているように、やや硬質さのある文体で綴られています。
個人的には、…

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腥血と遠吠え 小説

あかつき雨垂  猫巳屋 

物語として、文句なしに面白いです

中世ヨーロッパ風ファンタジーで、神話の世界であり、吸血鬼や人狼と言った人ならざる者達のドラマであり、父と子の物語でもあります。

こちら、物語として文句無しに面白いんですよね。
筋金入りのファンタジー好きでして、BLに目覚める前から山ほど読んできてるのです。
それこそ、ファンタジーで名を馳せてる有名作家さん方にひけをとらない、よく練られた壮大で素晴らしい作品だと思う。
ただ、これは本当に…

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腥血と遠吠え 小説

あかつき雨垂  猫巳屋 

最&高 久しぶりに夢中になれる作品に出会えました

王道ではない。けれど、刺さる人には凄まじく刺さるファンタジー

この作品、答えて姐さんの「小説憩い場」の方で絶賛されておりまして……
「おうおう、そんなに言うなら吟味してやろうじゃないの」という、半ば挑戦的な気持ちで読みはじめたのですが、、、ガツンとやられました。
陳腐な感想しかいえなくて歯痒いのですが、「すごく良かった…」これに尽きます。
ただ、多分攻めと受けの人物像からなんとなーく一…

9

腥血と遠吠え 小説

あかつき雨垂  猫巳屋 

素晴らしい世界観。是非皆さんに読んで欲しい。

この小説を読んだら、そろそろ unlimited退会しようかなと思っていた気持ちが吹き飛びました。 
電子限定なので仕方がないにしても、このままちるちるの中で他の作品に埋もれてしまうのは本当に本当に勿体ない。

読み始めてものの数ページ……いや、数十ページ?読む頃には、身も心もこの世界観のなかに飛び込んでいました。
とにかくその描写力に度肝を抜かれたので、実は一般小説書かれているプロの方が…

7

腥血と遠吠え 小説

あかつき雨垂  猫巳屋 

完成されたハイファンタジーBL小説 

この小説を読み終えた時の感動を、自分の語彙力でうまく表現できるとは思えない…そのことが悔しくてたまりません。
さて、この作品の記念すべき一人目のレビュアーになれることを嬉しく思います。
文句のつけようがないハイファンタジーBL作品でした。
元々ファンタジー小説が好きで、一般・BL問わず読んできましたが、読みながらこちら側の世界の事を忘れ「物語の世界」にどっぷり入り込むことのできる作品というの…

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