MAEさんのレビュー一覧

記憶の怪物 (1) コミック

MAE 

兄のカタチをした擬態生物

〝記憶〟を糧に故人へ擬態するという人工知能擬態生物「ハピネス」で、目のまえで亡くなった兄を再現する千澄。

物語は、SF系。少し切ない近未来もの。上巻は、ほぼ非BLです。
擬態させたいモデルの遺伝子が付着したものを食べさせると、そっくりのモノが出来上がる。
でもそれは、外観が似ているだけで、中身は空っぽ。故人の記憶は何も入っていない。兄であって、兄ではない違和感を感じる千澄。
・・・途中…

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記憶の怪物 (3) コミック

MAE 

兄弟の執着に甘さを求めてはダメ

正直 はじめましての作家さんで完結してるし 巻数いっていればある程度濃い内容ものが読めるかな? なんて軽い気持ちで手を出したんです


ほんッと ごめんなさい

ここまで楽しませてもらえるとは思ってもみませんでした



AIを利用してのクローン技術 愛する家族を失う辛さと崩れる家庭
上手くいっているようで 何もかも上手くいかない現状


個人的に言ってしまえば これはこ…

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記憶の怪物 (2) コミック

MAE 

サイエンス・フィクションととるか ヒューマンドラマととるか

いくら弟を慰めるつもりでも ガムで遊んだアレはダメだったな…
と 1巻のダメポイントがソレくらいしか見当たらないくらい 話にのめり込んだ続き


兄とはまるで違う生き物に兄を重ね 兄が抱えていた苦しみがわかり始める

幾度となく夢に見るあの日の光景 自分の記憶の中の兄の思い


兄弟喧嘩したままで二度と会えなくなれば 引きずる未練は誰よりも大きいし
兄弟としての独占欲とは違うも…

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記憶の怪物 (1) コミック

MAE 

擬態 と聞くとアレを思い出す

擬態って聞いちゃうと【攻殼機動隊】思い出して 出だし少々身構えた
面白いんだけど 難しいんですよ あれ

擬態+電脳+魂  人間てなに?って
で 内容理解する前に 毎度タチコマに泣かされて終わるという ← 何回みても理解できてない人

相変わらずどうでもいいところから入りました すみません


人工知能擬態生物が発表された日 兄がポツリつぶやく
『もう二度と会えない人だったら…

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記憶の怪物 (3) コミック

MAE 

難しい内容だけど切なかった

本編終了しました。
台湾では小説とゲームが予定されているようです。
RE614を通して兄の千晴の弟の千澄に対する執着とか感情が吐露されていました。弟を好きな自分が気持ち悪くて許せなかったみたいです。

そして千澄も千晴が好きだと告白していました。この時ばかりはRE614は千晴だったと思います。
というか一読だけでは理解出来ませんでした。

2巻でちょっとおかしくなっていた母親は、スト…

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記憶の怪物 (2) コミック

MAE 

結末が怖い…でも、見届けたい

Twitterでこの作品を知り、イラストがすごく好きだったので電子書籍で購入。1・2巻とあっという間に読んでしまいました!

少しだけ作品の導入部分にも触れて感想書きます。

主人公は中学生の千澄くん。千澄くんにはお兄さんがいて、高校生の千晴さん。千晴さんは事故で亡くなっています。お兄さんの死という現実があまりにも厳しく、受け入れられない千澄くん。後述しますが、千晴さんは千澄くんを庇って亡…

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記憶の怪物 (2) コミック

MAE 

終わってません

一巻ではBL要素は皆無だったので、二巻も心配していました。でもぐっと面白くなっていました。

千晴の進路希望調査を見てしまった千澄は、サッカー関係でない事に気付いて千晴を責めてしまいます。
千晴は他にやりたい事が出来たからだと説明しますが、千澄は納得しません。

千澄は兄がいなければ意味はないから自分もサッカーを辞めると言い出すと「これ以上俺のために選択を間違えるな」と千晴は叱り、2人は…

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記憶の怪物 (1) コミック

MAE 

判断出来ない

まだ一巻しか読んでいないので何とも言えません。まず始まって直ぐに兄の千晴がホームから落ちて亡くなります。

千澄は兄が亡くなる夢を見ては泣いて、母親は兄が亡くなった現実に耐えられなくなって来ていました。

千澄は街中で首にバーコードのある擬態能力を持つ人工知能生物に出会います。それはハピネといって故人の思い出の品を主食として、食べる事により擬態相手に近付いて行くのです。街中で会ったハピネス…

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