いとう由貴さんのレビュー一覧

官能心中 小説

いとう由貴  小路龍流 

才能、才能、才能…って

う~ん、納得いかないけど最終的に一番得したのは、ひどい男の柏崎か?!  だって最初から最後まで自分の一番愛してる才能を持った男2人を手にすることができたんだから。 受が2人を手に入れたようにも思うけど、才能が出るまでの柏崎の仕打ちを思うとねぇ。 才能というものだけを愛していて、そのためにはどんな犠牲も構わないと思う男。 その為には自分の相手もただの物。 だけど物にだって感情はあるんだぞ!!って、普…

3

たとえ背徳の罠に堕ちても 小説

いとう由貴  門地かおり 

設定がハードル高すぎた?

今度はもう一人の兄、エドワードのお話。
アルフレッドへの思い入れが半端なくて、もしや密かに思ってるのでは?と疑ってしまうほどのブラコンでしたが、意外にもあっさり瑞樹との関係を見守って応援してくれているあたり、単に身内には人一倍やさしいタイプだったエドワード。同性愛を嫌悪する度合いもとても強かったので、そのエドワードが落されるなんて、いったいどんなあれこれが?とわくわくして読みました。

アル…

1

たとえ偽りの運命であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

極甘の極上ヤンデレ

腹黒・執着・ヤンデレ、そしてあふれるほどの蜜で溺れさせていくようなやり方。どこをとっても好みでした~♪
門地かおりさんの病んでる系が好きならぜひお勧めしたい逸品。

レビューを読んで、好みっぽい予感にシリーズ2・3作目をすっ飛ばして読んでしまいました。大まかな流れはレビューで入っていたし、友人たちも登場はするのですが、ほとんどはレナードとの甘々で埋められているので、まったくシリーズを知らなく…

2

官能心中 小説

いとう由貴  小路龍流 

爛れきった世界観に浸る!

いとう由貴さんの昼ドラ並にドロドロした作風が存分に生かされた3Pモノ。
登場人物がエゴの赴くまま堕ちていく様にはなかなか凄みがあります。

受けの千之は、大学生。
人の輪から外れることを恐れ、大学ではお調子者のムードメーカーを演じているが、プライベートでは誰にも見せない小説を書いて自分の世界に浸っている繊細な感性の持ち主です。

優しく紳士的な恋人・柏崎(攻め1)に愛され、そんな自分を…

8

ふしだらな束縛 小説

いとう由貴  亜樹良のりかず 

正しい陵辱モノ

やっぱり、プロは流石!と、唸らせられる作品。

どっか変化球を投げ続ける作家さまだと思ってたのに、まさか、こんなド直球、ホームランコースな作品を読ませて頂けると思いませんでした!ww
普通にこういうものを書かせたら、ハズさないってとこ見せて貰いましたね。
陵辱物のお手本のような作品です。
読んで損なし。

大概、陵辱モノの展開ってのは攻めが狂い過ぎちゃって収拾つかないか、極甘になるか…

8

愛の言葉を囁いて 小説

いとう由貴  東野海 

思ったよりも良かった

あらすじから予想していたよりも、読後が良かったです。
私は「あの本と同じレベルの本じゃないと同じ評価にしない」というより、その本単独で判断するので評価が甘いかもしれません。今回は「予想よりも良かった」ので、萌2です。(ちなみに、「予想どおりの良さ」は萌です。)

お金持ちの攻めに見初められた受けがカラダから入ってメロメロになって…といういわゆる王道ストーリーなのですが、受けの思考がそれほどネ…

5

淫らな秘め事 小説

いとう由貴  北沢きょう 

男性向けのようなシチュエーション?

いとうさんの作品を読むのは二冊目です。
一冊目はアラブでございましたが、今作は現代物。
なんでこの作品を購入したのかは覚えていないのですが、多分わたしのことですから検索年の差でヒットしたのだと思います。

**********************
受けは営業マンで、自分には勿体なすぎる恋人ができ幸せの絶頂の佳広。
そして、パートナーのDVから救ってくれた眞司とつき合っている直紀。

1

秘蜜 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

調教ものではあるけれど

私はSMも調教ものも3Pも、苦手な部類に入るのですが…
この作品は良かったです!

SMといっても羞恥だけで痛いものはない。
3Pといっても、攻め2人が自然なんですよね。
どうしても3人でいつもプレイをしなければとこだわっているわけでもないし、受けをめぐってのライバル関係ということもなく仲が良い。
読んでいて辛くありません。

そして最後がなんとも良いです!
途中で「身体だけの関…

8

淫月 ~運命の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

お金を払って読む本

正に、お金を払って読むエロい小説ですv
『淫花』をご賞味頂けていれば、この作品にどんなエロが待ち受けているかは、期待通りでしょう。
『淫花』を買ってムフムフした私は、ついに自分はここまで来たんだな・・というレベルに達した感がありました(笑)

アレの描写が濃いのにスラスラ読める不思議。
きっと、ネタは濃いのに文章がすっきりしているんでしょうね。
読み易い。

とにかく濃くて淫らで陵…

4

凍える月影 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

美坊主の儚い復讐譚

朝南かつみさん画の坊主が美しい、
戦国時代を舞台とした義兄弟モノ。

いとう由貴さんの作品と言えば
昼ドラのようにドロドロしたイメージが強く、
ラブより当て馬とのバトルの方が
印象に残ってしまうことが多いのですが
本書はそのドロドロがプラスに作用していたように思います。


時の領主が、美しい侍女を戯れに
強姦したことで生まれた月永(受け)。
侍女は、正室に手酷く折檻された…

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