いとう由貴さんのレビュー一覧

愛の言葉を囁いて 小説

いとう由貴  東野海 

思ったよりも良かった

あらすじから予想していたよりも、読後が良かったです。
私は「あの本と同じレベルの本じゃないと同じ評価にしない」というより、その本単独で判断するので評価が甘いかもしれません。今回は「予想よりも良かった」ので、萌2です。(ちなみに、「予想どおりの良さ」は萌です。)

お金持ちの攻めに見初められた受けがカラダから入ってメロメロになって…といういわゆる王道ストーリーなのですが、受けの思考がそれほどネ…

5

淫らな秘め事 小説

いとう由貴  北沢きょう 

男性向けのようなシチュエーション?

いとうさんの作品を読むのは二冊目です。
一冊目はアラブでございましたが、今作は現代物。
なんでこの作品を購入したのかは覚えていないのですが、多分わたしのことですから検索年の差でヒットしたのだと思います。

**********************
受けは営業マンで、自分には勿体なすぎる恋人ができ幸せの絶頂の佳広。
そして、パートナーのDVから救ってくれた眞司とつき合っている直紀。

1

秘蜜 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

調教ものではあるけれど

私はSMも調教ものも3Pも、苦手な部類に入るのですが…
この作品は良かったです!

SMといっても羞恥だけで痛いものはない。
3Pといっても、攻め2人が自然なんですよね。
どうしても3人でいつもプレイをしなければとこだわっているわけでもないし、受けをめぐってのライバル関係ということもなく仲が良い。
読んでいて辛くありません。

そして最後がなんとも良いです!
途中で「身体だけの関…

8

淫月 ~運命の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

お金を払って読む本

正に、お金を払って読むエロい小説ですv
『淫花』をご賞味頂けていれば、この作品にどんなエロが待ち受けているかは、期待通りでしょう。
『淫花』を買ってムフムフした私は、ついに自分はここまで来たんだな・・というレベルに達した感がありました(笑)

アレの描写が濃いのにスラスラ読める不思議。
きっと、ネタは濃いのに文章がすっきりしているんでしょうね。
読み易い。

とにかく濃くて淫らで陵…

4

凍える月影 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

美坊主の儚い復讐譚

朝南かつみさん画の坊主が美しい、
戦国時代を舞台とした義兄弟モノ。

いとう由貴さんの作品と言えば
昼ドラのようにドロドロしたイメージが強く、
ラブより当て馬とのバトルの方が
印象に残ってしまうことが多いのですが
本書はそのドロドロがプラスに作用していたように思います。


時の領主が、美しい侍女を戯れに
強姦したことで生まれた月永(受け)。
侍女は、正室に手酷く折檻された…

5

ただ一度の恋のために 小説

いとう由貴  高座朗 

純愛です。

可愛らしい受けと寡黙な攻め。
これは、と思って読んだ割にはハマりきれなかった…という作品です。
何が良くなかったって、ここでででくる方言が自分の出身地のもので、なんかやけにそれが気になっちゃってですねw
自分の地域の方言が使われた作品って初めて読んだので、それは新鮮でした。
うすうす気づいてたことなんですけど、この方言、すごいださいんですよね…地元民でなければ素朴で可愛いと思えたかもしれま…

1

囚われの熱い砂 小説

いとう由貴  みずかねりょう 

日本人なのに実は王族の子息だった!が新鮮なアラブ物

いとう由貴さんお得意のジャンルでアラブものらしいお話でした。

みずかねりょうさんのイラストがとても綺麗でした。
目を引く美形の受け、でも攻めは傲慢で冷血な王様にしてはちょっとかわいい感じですけど。

父親のことを知らずに育った母子家庭の大学生の直がある日拉致され、アジュラク王国王族の父親の反逆罪に連座して死罪を申し渡された。
お決まりの陵辱に監禁、そして母親の身の安全を盾に弄ぶ王様で…

1

天使と野獣 小説

いとう由貴  六芦かえで 

いとうさんにしては…甘い

何ということでしょう…驚きの甘さでした。
いやだってねぇー…いとうさん作品に対して持つ私のイメージって…攻めが酷かったり、受けが可哀想だったりーって感じだったんですよね。
だからちょっと意外に思いました。

この2人は穏やかな暮らしをしそう(*´∀`)
本編からしてバカップルめが!な状態でしたもんw

お家騒動は…ご都合主義かなー…(´・ω・`)
拍子抜け。

ラファイールのヒ…

0

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

インドで繰り広げられる4人プレイ

壮絶でした!3Pは王道でよくありますが四人ともなるとあまり見かけないBL界。4Pへの挑戦ありがとうございます。
誰か一人を選ぶのか、もしくは四人で丸く収まるのか、わりと最後までどっちになるか分からずどきどきしながら読ませていただいたのです、が、まさかの…!
受けのビッチ化…!!
神の力で淫乱ビッチになってしまった受け様。平凡な日本人大学生とインドの富豪三人、「傲慢さ」と「慇懃さ」と「優しさ」…

3

嘆きの天使 小説

いとう由貴  高座朗 

貴族の結婚は、愛がない。

貴族の結婚は、愛がない。
ランバードにとって、唯一味方だった、兄。
その兄を騙し死に追いやった男に復讐を誓った。
荒廃した家を建て直し、復讐相手の醜聞をひろめ。
最後に、修道院で育てられた、彼の息子を手に入れた。

ただ、彼の息子ノエルは天使だった。
その容姿だでなく、修道院の奥深くで純粋無垢のまま育った天使。
カトリックのノエルが、自分を慕っているのを知り
愛したふりで、彼を抱…

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