高久尚子さんのレビュー一覧

星のない世界でも 小説

北ミチノ  高久尚子 

辛口すみません;

才能の差・劣等感・ほろ苦い恋心

あらすじのキーワードに惹かれ購入しました。
……うん。……うん。……うん。
あらすじ通りなんですが、心にくるものがなかったです;

なんだろうな。攻めの描いた絵に絡む劣等感の描写が非常に非常に多いので絵の存在感ばかりが際立ち、肝心の攻め本人の印象がイマイチ薄い気がします。恋愛感情が湧くのも唐突感が否めませんでした。これ憧れや友情で良かったんじゃ…?と思…

9

僕はすべてを知っている コミック

高久尚子 

新しい設定のBL

これは、お医者さんと普通に働く健気な社会人の可愛いBLなのですが、お医者様は男性医療の専門医です!甘い2人が、とっても可愛い作品です。

1

花束を抱く男 コミック

高久尚子  雪代鞠絵 

傷心の大人を癒す高校生の物語

構成がしっかりした小説の原案に、描写が上手な漫画家の絵がコラボすると、心情描写が細かく上手な作品に仕上がるので読みやすい、感動します。

原作は、雪代鞠絵さん。この作家の特徴は「ボーイズラブの王道的な世界を堪能させてくれる作家で、女性的で健気なタイプの受けが、不幸な境遇を乗り越えてハッピーエンドに至るというストーリーが多い。」と紹介頁に有りましたが、この作品は、全くその通りのあらすじでした。

0

僕はすべてを知っている(5) コミック

高久尚子 

・・・

感想
EDの治療を男性医が、男性の患者に対応しています。パートナーと一緒じゃなくて、患者独りで診察を受けて居る。
この5巻を読んで、ホルモンは感情が動かしているのだと、よく理解出来ました。
雄って、メンタルで左右される繊細な生き物なんですね
このコメディ・シリーズを読んで、救われたり、励まされたりしている人、多いんじゃないかなと思いながら読みました。
雄は、言葉一つで、萎れたり、元気にな…

0

恋愛映画の作り方 小説

いおかいつき  高久尚子 

小粋なラブストーリー

映画監督とその監督の大ファンの配給会社社員の恋。最初美貌の監督(受け)の性格がものすごく悪くて、こんな奴が好きなんて攻めはドMかと思いました。

受けはゲイバーで偶然攻めに出会い攻めの性癖を知り、次回映画の参考に、と「どんな男が好みだ」とか「抱くのと抱かれるのとどっちだ」とか公共の場で無神経な質問をしまくります。人を感動させるような映画を撮る人がどうしてこんなに性格悪いの?と不思議になりました…

0

恋のはなし 小説

砂原糖子  高久尚子 

攻めざまぁなのか……?

攻めざまぁだと聞いて、電子がないので紙を購入したのですが……。
スッキリしない&これじゃない感が……。

受けの多和田は、孤独なんですね。
ゲイであることに罪悪感を抱き、バレないように息を潜め、ノンケの親友への片思いを密かに葬り、温かい普通の家庭に憧れるけれど自分は持てないと悟っている。

そんな多和田に親友が「ゲイの男」を紹介してくれることになったんだけど、当日現れた男は、別人の新山…

2

僕はすべてを知っている コミック

高久尚子 

楽しい!

前から存在は知りつつ読んでいなかったシリーズ。めっちゃ面白かったです!こんなに笑えるお話だったとは!楽しい!という点と、攻めの変人っぷりがとても面白かったので萌2にしました。

楽しかったのは、とにかく犀川先生!変!
腕がいいのは、分かった。服の上からでも美チンが分かるのもOK。
犀川先生のプロ意識抜群なのはカッコよくって大好き!

なんだけど、さすがお医者様、自分の専門領域は世間の常…

3

Don't touch me 小説

一穂ミチ  高久尚子 

キーワードは〝匂い〟?

潔癖症の園田と特殊清掃員の長谷川。
性格も仕事も正反対の二人が惹かれ合い、トラウマを克服していく姿を描いています。

極度の潔癖で口の悪い薗田が、汚れることも匂いがつくこともかえりみず、長谷川に触れる『Don't touch me』のラストは、とても印象的でした。
自分のアイデンティティに反しても長谷川と一緒にいたいと願う園田が愛おしく感じた。
気難しい園田を否定せずに受け入れ…

1

僕はすべてを知っている(6) コミック

高久尚子 

天秤にかけるのではなく、両方掴んで離さないで欲しい

 ようやくこの2人も安定感が増してきましたね。互いへの信頼度がかなり上がったんじゃないかなという気がします。金沢が自分の気持ちを素直に伝えるようになり、そのおかげで加賀もあらぬ方向へ悩まなくなったという感じかな。2人とも以前より笑顔が増えて、一緒にいる時はとても柔らかい雰囲気だなぁと温かい気持ちになりました。さらに、2人の出会いも読めて嬉しかったです。多少痛みを伴っても、患者のためを思って最善の治…

0

僕はすべてを知っている(5) コミック

高久尚子 

悩んだ直後でも大の字で熟睡できる金沢先生が大好き

 セックスもついに最後までできたのに、思いはすれ違ってしまう。焦れったい展開が続きますね。1巻で歩に粉をかけていた時には、加賀がこんなに繊細な人間だったなんて夢にも思わなかったなぁ。子供っぽく拗ねるような表情を見せることも多く、感情が顔に出やすいところも最初の頃の印象とは本当に真逆なんですよね。だからこそ分かりやすい相手のはずなのだけど、金沢は金沢で鈍感だから気付かない。お互い気持ちは同じはずなの…

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