高階佑さんのレビュー一覧

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

眠っていた本当の劣情とは何か?

誘拐された晶の妹。
犯人の要求は、親友の章文の婚約を破談させること。
晶は、章文の自分への恋情を知りながら
偽りの告白で章文に抱かれる・・・

というお話。

誘拐犯人は誰なのか?
そのあたりのからくりは、最初から予測がつく範囲でしたw
サスペンスの内容はさほど期待しないほうがいいかもしれません。

が!

私が「神」の評価をしたのは、種明かしがわかってからの
晶と章文…

3

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

ふ~むぅ(-"-)

まず~晶の妹が 兄溺愛でほんとっウザかったです<(`^´)>
自分の感情だけで人にぶつかってくる人ってイライラする~
子供なら許されるけれど 二十歳を超えてもこんなのって
耐えれない・・・・・。

執着攻め ×淫乱M受け という設定は
かなり好きなのですが 
サスペンスっぽい感じだったのに
誘拐犯が最初から想像つくってどうでしょうかね~?
小説家の久緒が登場して
ち…

3

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

Mのお話として読むか、推理小説として・・・

評価が低くてごめんなさい。つまらなくは無かったんですが、いろんな方面で煮え切らなかったので中立で。

幼い頃からの美貌ゆえに、自分を押し殺しコンプレックスを抱えて生きてきた晶。
自分が原因で怪我をさせた妹は、ブラザーコンプレックスも極まれりな存在で・・・。
高校時代に告白されて、受け入れられずに振ったけれど、親友としての付き合いが続いている章文は結婚することになって・・・。
自分の仕事先…

2

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

淫乱M受け

今回もサスペンスな感じでした。
妹が拉致され、犯人の要求はなぜか自分の親友の婚約破棄。
ぶっちゃけこの事件の犯人についてはなんとなく予想ができました。
なのでちょっと物足りないかなあなんて思ってたんですが、晶の淫乱M受けには萌えました(*´д`*)
章文に抱かれて目覚めるのですが、晶はMですw
自分で「縛ってほしい」とか言っちゃうし、物みたいに扱われたいとか冷たくされると興奮するとか…w…

3

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

あらすじも斜め読み

夜光さん作品では特に、ネタバレを全力で回避した方が良いかな~という気がして、あらすじは余り読み込まず、口絵も後から見る事が多いです。そしてそれは正解だったようで。(少なくとも私にとっては。)
主人公の性癖は、最初の語りの温度からして意外でした(自分から「それ」を求めた時は読んでて思わず笑ってしまいました)し、事件の真相も大筋はそうなんだろうな、と思いつつ意外な部分もかなり多く。晶と章文の関係も含…

3

夜明けには優しいキスを 小説

凪良ゆう  高階佑 

痛いのと甘いのと

 表紙の青が綺麗で買ってしまう初読み作家の作品第3弾!(第1弾「雨上がりの10年目」 第2弾「夜中に台所で」)
 あらすじが好みの設定だったので、表紙の青もさることながら衝動買いしました。

 過去のトラウマがあって、そのトラウマを払拭してくれそうな人と出会って、人間的に成長してラブになる。
 これが大好きな設定なのですが、満足するものに出会えるのが難しい設定でもあります。
 この作品は…

6

堕ちゆく者の記録 小説

秀香穂里  高階佑 

萌えそうで萌えない。なぜ?

痛いのは苦手だけど、拉致監禁というのには甘い何かを感じる・・・という私が、この本を手に取るのは至極当然だったのです・・・
いきなり檻に入れられ、調教されていくお話なんてv

しかし。
”嫌よ嫌よも好きのうち”という都合のいい読者(私)の希望どおり、嫌がっていた受君が身体から徐々に攻を受け入れて行き、その先の甘いHは予定調和(萌)・・・とか思っていたら、ちょっと趣が違うのがこちらの作品でした…

1

輝血様と巫女 小説

沙野風結子  高階佑 

巫女もの

姉の許嫁・戒滋への秘めた思いを振り切るように島を出た水哉。
忙しいながらも平穏に暮らす水哉の元にある日突然戒滋がやってくる。
とまどう水哉をよそに穏やかに接する戒滋だが……
その夜水哉の体に鬼灯型の痣が現れた。
それは海神の依代となった戒滋と対になり"神事”を行う巫女の証で……

神事=神と人が交わる。
まあ、そういうことです。

痣が現れたことによって男なのに巫女とな…

5

堕ちゆく者の記録 小説

秀香穂里  高階佑 

物語構成上の試みが生かし切れていない

監禁・陵辱系の物語はあまり好んで読まないのだが、物語の構成が面白いらしいとのことで今回この作家の本を初読みしてみた。

監禁する側「K」の思惑は決して理解しやすいものではないのだが、監禁される側「A」単独の視点ではなく「K」の視点からも物語が展開するため、残酷な内容の割には非常に読みやすい。
しかし、この「読みやすさ」「わかりやすさ」が裏付けるように、作者がこの作品で挑戦したという構成上の試…

1

冥愛の鎖 小説

華藤えれな  高階佑 

1冊で終わる本は、ちゃんと前向きな結末で終わる。

この本を一言で要約すると、
色々性格に問題ありな攻め様が、
純真な受けを貶めようと抱いたつもりが、
その純粋な心に触れるうち、真実の愛に目覚める
という、実にポジティブなラブラブ話。

CD化するなら
近衛@三木眞×三神@前野orゆうきゃんで、

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