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展開が早すぎる

高校3年の杉原宰は代打で出席した球技大会のテニスで、生意気な新入生の青木和貴を打ち負かします。それ以来宰に付きまとうようになった青木は、宰の読みたい貴重な蔵書と交換に「ひと夏の付合い」を持ちかけます。奔放で傲慢な青木に好奇心のまま流されるように抱かれてしまい、宰は青木との行為に溺れるのですが・・・。
相手が複数いるのが当たり前の自由奔放な遊び人×クールな受けということで面白くなりそうではあったのですが・・・いかんせん展開が早すぎる。十数ページで年単位の時間が過ぎるため途中から別の本のあらすじを読んでいるような気にさせられました。これはちょっといただけないです。受けの辛辣な物言いに攻めがグッサリきている様はざまあみろといった感じで大変良かったのですが。

攻めの描写がもうひとつ

ある日雑踏の写真撮影を行っていた省吾は、カメラに偶然映った男に一目惚れ。ひょんなことからその男の名前と勤め先を知った省吾は、身体だけの関係を結ぶ。池上の心が自分にないことは知りつつも省吾はそんな関係をやめられない。そんな折何者かにに襲われて怪我した省吾は治るまでという条件で池上の家に居候することになるが・・・。
うーん、ちょっと始まりが強引すぎて最後まで話に乗り切れなかったです。偶然に偶然を重ねて、さらに誘ってみたら偶然にも男もいける口っていうのもいかがなものか。また、後半の叔父が出てくる件もぼんやりとしか描かれてないため攻めが随分と優柔不断な男に見えました。受けもちょっとアホっぽいし・・・。面白いんですけどもうひとつ何かが足りない作品でした。

熟年夫婦化

前作ですっかり会社の支配者となった柏木は相変わらず梶とラブラブ同棲中。そんな折、靫プロダクションに人気バンドLambdaのPV撮影の話が舞い込みます。Lambdaのボーカルのユーリは梶に夢中だし、ベースのシュウは柏木に近づいてきて話はややこしい展開に?
3巻目にして浮気ネタ。とはいえ二人がすっかり熟年夫婦化してしまっているのでよくある展開にはなりません。信頼しきってるというか落ち着きすぎというか(笑)。ほのぼの安心の一冊ということで。
この辺から他シリーズの話もかかわってくるのでそっちを読んでからの方が楽しめると思います。読んでなくても全然面白いですけどね。

攻めの脆さがいい

ある朝、七瀬が目覚めるとなんと見知らぬ素っ裸の男と一緒に寝ていた。彼は高槻匡一といい、自分と同棲中の恋人らしいのだが、七瀬は何ひとつ思い出せない。記憶障害になったのはなぜ?という結構王道な始まりの話です。この1話目はコメディタッチの短編なのですが、2話目として二人の出会い編が収録されていてこっちのお話が凄くいいんですよ。トラウマ抱えて誰も愛せないでいる匡一の家に、ひょんなことからしばらく居候することになってしまった七瀬。悲しい過去にふれながら少しずつ匡一の心をとかしていく様が素敵です。匡一もよくある表面上は完璧ながらトラウマ抱えてて・・・というような人物ではなく、虚勢を張らずになにかにつけ脆さを垣間見せる姿が悲しいのです。
当時は違和感なかったんですが、今読むと若干古い部分もあったりします。でもやっぱり面白かった。大好きです。

怖い嫁もらったな

前作で梶との同棲を開始した柏木は梶の給料袋と家計簿を掌握し、靫プロダクションの影の番長にまで上り詰めます。家事も仕事も完璧の柏木は梶と充実したラブラブ同棲生活をこちらの歯が痛くなるほど見せ付けてくれますが、そんな折、取引先のテレビ局から研修として大道具の大迫がやってきます。大迫は柏木を粘っこい目で見つめてきて・・・貞操の危機!?
相変わらずの守銭奴で演技で梶を騙しては大喜びの柏木ですが、今回はうっかり襲われちゃったりヒステリックに梶の浮気を問い詰めたり段々と化けの皮が剥がれてきたように思います。梶の給料袋を押さえ小遣い制にし貯蓄や保険加入も考え中元歳暮も忘れない、料理洗濯も完璧で浮気を疑ってぶち切れて、会社では業界に知れ渡るほど超有能。その代わりにこっそり梶に車も買ってあげたりしてこんな最強な嫁はいませんですね。クールに振舞いながら心の中で舌を出してる柏木が怖すぎておかしいです。とはいえ基本的にはラブラブですのでほのぼのしたいときにぜひどうぞ。

追いかけっこの連続

フェロモン垂れ流しの受けが4人の攻めを巻き込んでの受難の数々・・・とこう書くと元々ギャグテイストの話なんだなということが分かるのですが、序盤から中盤まで割りとシリアスな感じで書かれているため終盤で突然ギャグになっちゃってアレっと思いました。しかも続く2巻が全体に渡ってシリアステイストなので余計にこの終盤部分だけ浮いて見えます。一貫してくれてたらもっと良かったなとは思うんですが、でもこれ面白いんですよ。攻めが4人もいるので当然エロエロですし、監禁陵辱押さえつけての刺青などやりたい放題です。嫌だ嫌だと言いながらとんでもなく魔性の受けが4人から逃げ倒すので、追われ追いかけが好きな人は読んでてずっと楽しいと思います。

プリティ守銭奴

公園で偶然映画撮影のロケに出くわしたゲイの柏木慎は、その中で助監督として働いていた梶隆弘に一目惚れ。商学部出身の柏木は梶の傍らに居たい一心で一流企業の内定も蹴り、倒産寸前の映画制作会社・靫プロダクションに経理担当として乗り込みます。社長の人望から一流の撮影スタッフがそろっているにも係わらず金銭的に崩壊状態の会社を立て直すため、スタッフ達の反発を受けながらも経費節減に励む柏木の頑張りに梶はいつの間にか惚れてしまい、気付けば無理やり体をつなげてしまって・・・
というのが話の始まりなんですが、こっからがこの受けの面白いところ。よーし、そんなら強姦してしまったという梶の罪悪感を逆手にとってがんじがらめにしてやるぞとばかりに被害者を演じまくります。悲しそうな顔をして梶を動揺させては心の中で大喜びで手を叩き、エッチになりそうになれば激しく拒絶しながら心の中でよーしもう一息とほくそ笑み、初エッチでは男に目覚めたのは梶のせいだとさめざめと泣いては心の中でガッツポーズという、計算高すぎて面白い(笑)。しかも梶の方もころっと騙されて自分の魅力でじわじわと柏木を落としていってるつもりだから傍から見ていてたまりません。完全にバカップルです。
本当はこれは本編が別にある外伝的なシリーズなのですが私はこっちの方が好きでした。
直情型でのっそりした優しい熊のような梶とツンデレ美人守銭奴の柏木のコンビはシャレード文庫で最強だと思っております。

双子の見分けは結構つくと思う

双子が攻めの3Pということで読んだのですが・・・。
終盤にさしかかるまで主人公がずっと双子を取り違えたまま話が進んでいくのですが、その勘違いの仕方があまりにも強引で読んでて少し興醒めでした。結構長いこと一緒に暮らしているのに一人ずつ会うと分からないってそんなこと無いと思うのですよね。最後の保険金目当てで~の件も蛇足のように感じられましたし、エロも中途半端でなんだかなぁといった感想です。どちらか一人に絞るのはいいのですが、双子の片割れがあっさり引き下がってしまったのは残念なところで、もっと二人して受けにいろいろ仕掛けて欲しかったなと。

幼馴染の主従もの

普段あまりヤクザものは読まないのですが、これは久々によかった・・・!
主人公二人は幼馴染で両想いにもかかわらず、家のことに縛られてお互い言い出せないまま十何年も表面的には主従関係を貫いているわけです。隆俊への熱い想いを抱えたまま、強姦されても襲撃されても大怪我したって隆俊を守ろうとする一葉の健気過ぎる姿が泣けます。また、淳也が登場してからの二人がくっつくまでのジリジリとしたせめぎあいもよかったです。おまけに梨とりこさんの陰欝さ漂う細マッチョなイラストも話も雰囲気にぴったりでさらに良かった。読み終わって凄い満足感がえられましたので神評価とさせていただきます。

なかなか賢い王子様

イドリース王の暗殺を依頼された由は高級男娼として潜入しますが、後一歩のところで第二王子のナーヒドに目的を阻まれます。由はそのまま男娼のふりをして王の暗殺の機会を窺うためにナーヒド王子の元に留まるのですが・・・。
アラブものの攻めというと金にものを言わせた暴君のイメージもありますが、こちらの王子様はなかなか賢くて、常に殺し屋の由の一歩前を行っているのが良かったです。由もしたたかながらギリギリのラインで王子様に絡め取られていく様が絶妙でした。エロも手錠、媚薬、車内と充実です。
アラブものの中ではかなりオススメかと。