高階佑さんのレビュー一覧

御曹司の口説き方 小説

鳩村衣杏  高階佑 

歩み寄りって大切です

今回は世界的大企業の御曹司で次代のトップ候補と
由緒ある家の御曹司ながらただの会社員のお話です。

二人の片恋相手の結婚をめぐる騒動を経て
二人がまとまるまで。

受様の祖先は
某藩の家臣として重職を歴任、
維新前後の勲功が認められた高祖父が子爵位を拝命、
公家の血筋の高祖母と結婚しますが、

威光がお金になったのは祖父の代まで
四年前に亡くなった受様の父は商社勤め、

4

蝶落~雲居の巫女~ 小説

沙野風結子  高階佑 

マニアック~

マニアックな感じがして面白かったです!!
最初からだいたい最後まで暗~い話だし、生々しい感じ、グロい感じがするので夜に読むのはどうかなーと思いながらも結局夜に読みました(笑)

内容はエロが多いんだろうけど、なぜかエロがたくさんで疲れる~ということは全くなかったんですよね。
たぶん話の内容がエロだけに任せていないでしっかりしているところがエロの多さを感じさせていないと思うんです。
正直H…

3

タナトスの双子 1917 小説

和泉桂  高階佑 

ぎっしり読み応え充分!

双子の愛憎。
その双子それぞれに、違った形で寄り添うアンドレイとヴィクトール。
双子の運命に、半ば自分から飛び込むようにして巻き込まれ、翻弄されて、それでも決して手を離さなかったこの2人がとても好きでした。

アンドレイ~!ミハイル連れてそのまま逃げちゃえ!って、何度思ったかしれません。
私は「国を変えたい」と思うほどの情熱もないし、革命が起こるような不安定な国で暮らしたこともないので、…

4

愚か者の最後の恋人 小説

樋口美沙緒  高階佑 

私 好 み

この攻めの稚拙な愛情表現っぷり、自分の心に気づけないアホさ加減、ぜんぶぜんぶ私好みです。
すごく単純なんだよね。「好きな子に意地悪したい、泣かせたい」って、園児のような動機なのだ。でも、いざ泣かれたらオロオロ狼狽える、という…。うああ可愛い。可愛いよ。しかも、それでもまだ気づかないというアホっぷり。
こういう攻めを上手くコントロールできるのは、あやし上手スネ上手のオトナなんだけど、そんな受けだと話…

3

タナトスの双子 1912 小説

和泉桂  高階佑 

高階佑さんの絵だけで既に神でも良いかも…。

高階さんの描かれる外人さんは、本当に美しいっ。
それに加えて軍服とか、それはいっそ罪でしょうってくらい、素敵挿絵。
なので、お話自体には少し点が甘くなってしまうかもしれません。

とはいえ、お話自体もとても好きです。
無理に恋愛にしなくても…と思える感じにストーリーもテーマも深くて重いです。
普通にロシア革命にまつわる小説だと思いながら読んでも、充分楽しめました。

それにしても……

1

御曹司の口説き方 小説

鳩村衣杏  高階佑 

いやよいやよも好きのうち?

とってもコミカルで、楽しめる一冊。
一人の幼馴染を巡って「エッチ抜け駆けNG協定」なるものを結んで早十数年。
後進の超金持ち御曹司と、金はないけど家柄だけは立派な名家の御曹司の、ライバルを好きになっちゃった!みたいな軽いノリの恋愛模様。
その御曹司設定も、それぞれに上手く使われていて、嫌味はないです。

元華族で地元の名士の家柄の千里は、その家柄にふさわしく(?)真面目でまめな会社員。

4

冥愛の鎖 小説

華藤えれな  高階佑 

うっかりツボった

ボディガードものは好きなんです。
心が壊れてる人も好きです。
そのあたりのツボにうまくはまったのか、久しぶりに華藤さんでおもしろかった一冊。

冒頭の出会いのシーンで、あまりにも簡単に受けが攻めを信用してしまうのがあり得ないと思いましたが、その理由が中盤以降、明らかに。
でも、どの設定も後出しにつぐ後出しで、そのへんが甘いといえば甘いかも。
結末も、わりとあっさり。

それでも、イ…

1

タナトスの双子 1912 小説

和泉桂  高階佑 

期待はずれ

高階さんのファンなので、中でもドラマCD化される【タナトスの双子】ならハズレはないだろうと期待して上下巻を購入しました。結論から言うと、上巻の半分を読み終わったところで読むのをやめ、飛ばし飛ばし挿絵の部分だけ見て終わらせました。

好みとは少し違ったためかもしれませんが、私としてはマクシムに対しての感情は親愛でいいのではないかと思ってしまいました。
挿絵や設定が魅力的なだけに、残念です。

2

輝血様と巫女 小説

沙野風結子  高階佑 

プレイ、プレイ、プレイwww

おもしろかったです~何がって!?
いろんなプレイを堪能出来ましたww
巫女ってだけで女々しい受を想像して敬遠してたんですが、
いざ読んでみると、案外少年らしい言葉遣いに安心しました。
どっちかって言うと、もうちょっと丁寧語使った方がかわいいん
でないの?って思うぐらいの元気良さ。
戒滋は表紙から判断するに、外国人にしか見えないんですが
バリバリ日本人でございます。
黒髪の和少年受は…

2

うたかたの愛は、海の彼方へ 小説

華藤えれな  高階佑 

こうでなくっちゃ

綾なす愛憎。
謀略と、恩讐。
中世のベネツィアを舞台に繰り広げられる、愛と復讐の物語。

華藤さんの受けって、志高く、高潔。
もちろん超絶美形。
その受けが、自分のしっかりした意志で、攻めの陵辱や調教を受け入れ、あまつさえ、攻めが自分に対して、そうせざるを得なくなった心情にまでおもんぱかる。

これですよ!

戦う姫は、何をされても汚れることはない!

ただの自己犠牲の自己…

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