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75/85(合計:844件)
沙野風結子 高階佑
ともふみ
萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 島を出ていた幼馴染み・蒼治×囚われの島の巫女・笙の、淫微な因習を巡る幼馴染み・再会もの。 触手シーンを書きたいがために生みだされただろう(違わないよね?笑)この巫女シリーズですが、1冊ずつ完全に独立しています。 前作ではあんましえろくなかったですぞーとか言ってしましたが、今回はえろプロフェッサーの実力発揮!特濃でした。 これだけエロ満載なのに、話の骨組み…
愁堂れな 高階佑
ObannA
ネタバレ
はじめての愁堂れな作品でしたが一言でいうと、あっという間だった、です。 美しい外見とは裏腹に口の悪い冬城(さそい受)と見た目さえないけどいい奴の江夏(流され攻)の二人のやり取りはおもしろいです。元々ゲイの冬城が酔った勢いのさそい受けで展開は早い気もしますが、二人のキャラが魅力的で高階佑さんの絵もぴったり。終わり方も微妙な関係なのでぜひ続編がほしいです。 事件の解決ははっきり言って早いで…
和泉桂 高階佑
かにゃこ
双子を再びめぐり合わせた男 マクシム 双子に愛された男 マクシム 双子を引き裂き憎しみ合わせてしまった男 マクシム マクシムーっ!!! あれ・・・マクシムってそんなにいい男だった?(´д` ) マクシムへの気持ちを双子が“愛”と呼ぶけれど 私には“恋”だったような気がしました。 ミハイルをまっすぐな愛で支え続けた幼なじみのアンドレイ。 ユーリを歪んだ愛で支え続けたヴィ…
1917年のロシア革命を控えた1912年 ロシア帝国側と革命側にわかれ対峙しあう双子のお話。 ミハイルとユーリ 天使のように美しい双子が、生き別れる。 兄は、記憶喪失に 弟は、兄が死んだものと思っている 双子を引き合わせたのは、侯爵家の三男坊のマクシム。 奇しくも、双子はマクシムを愛してしまう ミハイルには、アンドレイ。 ユーリには、ヴィクトール。 ともに忠実な僕のよう…
夜光花 高階佑
satoki
あらすじやら色々からてっきり吸血鬼モノかと思っていたけどそういうワケではありませんでした。 主人公の真人はストレスによる好血症。抑圧された色々が血への欲求であらわれる、というもの。 いっそ本当に吸血鬼の方が萌えたかもしれないと思う私は人外スキーです。 タイトルに背徳とあるわりには背徳感が足りない気がしないでもないかなあ。 中盤以降ことあるごとに真人に手を出してくる奈義に流されまくる真人…
サガン。
というのが、和泉さんが店頭用POPに書かれている言葉なのですが。 ぴんとくるものがあればどころか、むしろ全て当てはまるぞ!!な勢いです。 下巻にあたるこの巻ですが非常に面白かったです! 冒頭でミハイルの記憶が戻って全てを思い出して。 昔のユーリとの温かな記憶も愛情も思い出して。 それまでのミハイルとは違ってきて。 そうして過ごしていくと献身的に世話をしてくれているアンドレイに改…
数奇な運命のめぐりあわせな双子のお話。 ユーリとミハイル。 妾腹として生まれた彼らが辿った人生はなんとも対照的で。 それも元々は本来なら逆になっていてもおかしくない人生で。 それが何の因果かユーリは大尉となり、ミハイルは貧民屈へ。 ミハイルの人生はそれでも決して不幸だったわけではなく。 記憶をなくした彼を育ててきた養父母は優しかったし、周囲の人々も温かくて。 それが、また運命のい…
茶鬼
途中、何度も前の巻に戻って読み返したり、愛なのか憎しみなのか、そのどちらもが存在して複雑さを呈している為に2巻通して読み終わって、かなりの満足感があります。 ただラストが・・・多分幸せになったのだと・・・信じたい。 記憶を失っている為、弾圧側にいるユーリに素直に元のような愛情を感じられず、ユーリが好きなマクシムを寝取るマネをしたミハイル。 再会の喜びに愛情からロシアから逃がしたのに、マク…
たぬき
とにかく無茶苦茶なお話で、にんともかんとも。 あ~でも、おいらの理解や想像を越える人はフツーにいるわけで、現実にありえないとは言い切れないのかもな~・・・って印象でした。 初めて読む作家さんなんですが、「先生、女 お嫌いなんですか?」って聞きたくなっちゃった。 初音(受の実妹)は、さんざん周りを引っかきまわした挙句、受に夜這いかけるし。 受の母は馬鹿で使えないし。 愛(攻の婚約者)は…
この本の背景になるロシア革命は帝政ロシアがなくなった年を指しますが、1905年の「血の日曜日」に始まり、同年日露戦争終結、その後社会主義が広がり、上巻の1912年はレーニンのボリシェビキ、プレハーノフのメンシェビキの活動が始まる頃に該当し、下巻の1917年はロマノフ王朝が崩壊する年になります。 歴史的背景がベースになっているので波乱にとんだ展開を生み、最後まで飽きさせず、思わず夢中になって読んで…