高階佑さんのレビュー一覧

御曹司の口説き方 小説

鳩村衣杏  高階佑 

御曹司×御曹司

共通の幼なじみである勇美(庶民)を巡って恋のライバル関係にある二人の御曹司が、いつの間にかお互いを意識し始め、やがて恋を自覚するーーという展開ですが…振り返ってみると虎之介はかなり早い段階でデレているので、千里が一方的に翻弄されるお話かも。

千里も虎之介もセレブ然としているところが何とも愉快でした。お金持ちってなんだか楽しそう笑 二人ともちゃんと大人の男性で、仕事のことも家のことも、もちろん…

0

AWAY DEADLOCK番外編 2 小説

英田サキ  高階佑 

その愛で生き直す…愛を乞うひと デイックという男

「STAY」に続く「DEADLOCK」の番外編第2弾。
小冊子、書き下ろし、漫画、作者様コメント等の15編が収録されています。
こちらには「外伝」の「HARD TIME」のCP、ダグとルイスのエピソードも盛り込まれています。これがまた甘い!
さて、ディック。
描写される彼の姿は、正にグッドルッキングガイ。素晴らしくハンサムで、深くユウトを愛している…でも心は?
強く信頼で結ばれていた仲間…

4

STAY DEADLOCK番外編 1 小説

英田サキ  高階佑 

その愛で包みこむ…ユウトという男

ドライで暴力の渦巻くアメリカの刑務所の中から始まる「DEADLOCK」の世界。その本編の番外編として、小冊子やCDのブックレットのSS、漫画、作者様からのコメント等、16編が収録されています。
テロと陰謀、死と復讐がメインの本編よりも、はっきり言ってこちらの方が甘くて好きかも…
あ、決して本編をdisっているわけではありません。あの本編があるからこそのこの甘さ、なのだと思います。
さて、ユウ…

3

ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

孤島ミステリーちっく

「眠る劣情」のスピンオフ作品ですが、この作品だけ読んでも破綻はありません。前作とはかなり雰囲気が異なっていて、こちらは恋愛やセクシャルな描写は控えめでミステリー色が強くなっています。登場人物が多くて人間関係も様々なので、火サスあたりで映像化したら面白いかも。

串田先生、最初は厄介な不思議ちゃんかと思いましたが、最後まで読むと飄々としながらもカッコ良い男性でした。前作ではほぼ掴みどころがなかっ…

2

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

サイコホラーちっく

うーん…サスペンスというより、印象としてはサイコホラーでした。

謎解きや推理の部分についてはタイトルと表紙絵から想像がつくので意外性は感じませんでしたが、どう着地するのかなーと気になって読み進めたので、章文の本性が少しずつ明らかになっていくのがちょっと爽快ではありました。

この先、晶は幸せになれるのだろうか…とちょっと心配な気もしますが、章文に魅入られる前の状態も決して幸せではなかった…

0

法医学者と刑事の相性 小説

愁堂れな  高階佑 

まさか、泣いてしまうとは……

電子書籍を購入。
まるまる、1つの話です。

サスペンスものです。
よくある感じの内容。
2時間ドラマでお約束的な。

なのに、なのに、
泣いてしまいましたよ。
まさか、泣いてしまうとは予想外。

プロローグとエピローグで泣いてしまいました。

主人公二人は、もう、どうでもいいかな(笑)

事件の裏で繰り広げられたであろうドラマを、想像(妄想?)して、胸を熱くしちゃい…

5

HARD TIME ~ DEADLOCK外伝 小説

英田サキ  高階佑 

常識人な刑事さんと超ツンデレな高級猫

他の方のレビューにもありましたように、15周年記念の本ということで大きな本で出す意味がよくわからいものでした。
確かにDEADLOCKファンならどんなものでも買うと思うし、新キャラ登場でもディック&ユウトも脇で出てくるなら彼らの姿やその後の様子も知りたい。
って所を突かれてしまったようなのはちょっと悔しいし、書棚の中で美しくないのがちょっと嫌でした。コミック版のDEADLOCKと一緒に置いてお…

1

DEADLOCK外伝 SIMPLEX 小説

英田サキ  高階佑 

ロブ運命の人に出会う

こんないい男振るなんて惜しいよユウト、とディックと結ばれて欲しいと熱望していた私でさえ考えてしまったロブにも幸せを…と思っていたのでそこのところもこの作品を書いてくださった先生に感謝です。

ロブは皮肉屋で軽い遊び人風な面もあるけれど情に厚く、友人であっても必要なら痛い言葉もきっちり言う信用のできるところが好きだなーと思いました。
さてそのお相手はというと、生い立ちのせいで極端に人付き合いが…

2

DEADLOCK 3 DEADSHOT 小説

英田サキ  高階佑 

事件と恋の大団円 萌えつきました

シリーズ第3弾。

萌えつきました。
もう何度めかになりますが夢中で3冊一気読みです。

この作品が夢中にさせる理由の一つに背景や社会問題などが実際のアメリカや南米に起こっていることでニュースで見聞きする断片からリアルに想像できることだと思います。
最後のページに参考文献が掲載されていますが、犯罪や刑務所での問題を物語の中に盛り込んで、巻き込まれる形でそんな中に入っていくことになったユ…

4

DEADLOCK 2 DEADHEAT 小説

英田サキ  高階佑 

対峙する立場でそれでも愛さずにいられない二人

DEADLOCKシリーズ第2弾

今回もときめきました。
作者の言う”刑務所萌え”はありえないと思っていたのに1作めでまんまと嵌り、事件の真相も二人の恋愛の成り行きにも目が離せない状態でした。

前作の終りで刑務所から出た二人ですが、なかなか再会はかないません。
そしてようやく会えた時にはコルブスを暗殺する任務を持ったCIAエージェントと、逮捕する任務を負っているFBI捜査官として対峙…

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