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15/87(合計:864件)
沙野風結子 高階佑
ねこのしん
Kindle Unlimitedで読了 昭和初期という時代設定ですが、島という閉鎖的な場面がほとんどなので時代設定に関してはそんなに構える必要はありません。 島特有の因習に縛られた人々が出てくるのですが、昔にはこういうことが本当にあったのではないかというおぞましさを感じました。ファンタジーな部分は特に昭和の映画でありそうな雰囲気。ラブの部分は片想いとすれ違いからの拗らせ愛が好きな人に合うと思い…
水原とほる 高階佑
ふばば
ネタバレ
2010年作品。 ヤクザもの。 かなり終盤まで甘さは無くハードな展開。 …で。私こういうの大好物です。 主人公は美貌の組員、浅黄慶仁。 組員といっても、完全に本部内でカネの動きを操作している経済担当。 組長の慶次郎の寝室にまで出入りしているので、周囲からは「男妾」という目で見られている。だが実は… …という慶仁の出生の秘密的な背景があり、そこに組長の急な死、そこからの跡目問題、反…
英田サキ 高階佑
雨r
2020年新参者の私にとっては、この本が現時点での一番最後のDEADLOCKシリーズということになりました。 でもなんだか読んでいるとseason2他の2作品とは異なり、まだまだ続いていきそうな感じを受けました。DEADLOCKseason2 part3の第1巻的な?このシリーズは10冊もあり、新参者にはどれがどの続きか一見わからないくらいなのに更にそれを複雑化するような……倒。 でも良か…
本編でも少ししか描かれなかった、強くかっこいいディックが見られました! しかもユウトと二人で一緒に戦うシーンが見られるなんて最高です。 甘々な二人もヘタレディックも好きですが、DEADLOCK醍醐味の、アクション系の洋画のような手に汗握る戦闘シーン楽しかった! 洋画にもアクション系、恋愛系、ミステリ系、ヒューマンストーリー系など様々な分野のものがありますが、その全てをディック×ユウトで描ける…
こちらの番外編も良かったです! ディックとユウトのラブラブ具合がかなりのレベルに達していて、特にディックは病的だと評されております。 ここからネタバレです。 ちょっと省略しての引用ですが、 「俺がお前を心配する。お前は心配かけまいとして無理をする。すると俺はもっと心配になる。悪循環だな」「そんなことない。心配されなくなったら寂しい。想像すると泣けてくる」「想像するのは無意味だ。俺はお前…
番外編って、おまけみたいなスピンオフみたいなイメージを抱いていましたが、読んでみてびっくりしました! レビューには楽しい楽しい書いてあったので読んでみようかなと半信半疑手にとってみて本当に良かった。皆様のレビューに感謝です。 まず驚いたのは番外編の中で物語が進んでいるということです。 そしてあんなに楽しかった本編よりも繰り返し繰り返し読んでいるのはこの番外編の2冊だということに最近気づいて、私…
3部作の最終巻。ユウトとディックが追いかけていたコルブスの謎もほぼ描かれ、1巻からのサスペンスの結末にも納得! そして普通のサスペンス映画なら最後に登場人物のその後をちょっと描いて終わりのところ、そういえばこの本はBLでしたとここで思い出します。そのくらいサスペンス要素にもハマっていた自分に気づいて改めてこの小説の凄さを感じました。 二人のラストシーン。私はこのシーンが本編の中で一番好きです。夜…
前作で別れてしまったふたりの行方が気になりすぎて2巻も爆速で手に取りました。 ディックを追うユウトの想いの強さに心打たれ、せっかく会えたと思ってもディックはユウトから離れてしまい、本当に切ないです。でも当然ディックにも事情があって、でもでもディックもユウトを想うあまりにその仮面の下を覗かせる……両思いなのに大きな壁を前にして結ばれない二人——。 3部作の2巻。わかっていても切ない! 1巻で描…
アメリカの刑務所が舞台の作品なのですが、その描写も、設定も、背景も全部洋画を見ているようなリアル感! 臨場感があまりに凄すぎて一気にこの小説の世界に引き込まれてしまいます! 刑務所という犯罪者、男だらけの空間、暴力と秩序なき場所。そんな環境の中に放り込まれてしまうユウト。外の世界では女扱いなど受けたこともないであろうユウトが早速、黒人ギャングに狙われてしまい、……ってもう最初からものすごい展開! …
夜光花 高階佑
サンシロウ
正直、1巻では微妙だった串田に対する印象が、格段に良くなりましたw 神凪とのやりとりも一段と面白くなって最初から最後まで楽しく、一気に読みました! うざいだけだった串田が時に大人しかったり(理由がちゃんとある)、推理も比較的無理のない範囲でしたし、それもあって絶妙に先が読めないドキドキ感がありました。 最後の最後で、解決したかのように思えた事件の全容が明らかになるのですが、その時の串田はカッ…