高岡ミズミさんのレビュー一覧

不器用な唇 Sweet days 小説

高岡ミズミ  金ひかる 

まさに「王道」の展開ではありますが

『不器用な唇 First love』の続編。
前作が今一つツボに入りきらなかったのですが、その後の彼らが気になりすぎてお買い上げ。続編なので前作を読んでからこちらを手に取られた方が良いかな?と思いますが、序盤に前巻のさっくりとした説明が書かれているので前作未読でも理解できないことはないかと思います。





前巻できちんと愛情を伝えあい恋人同士になった小田切×裕紀の2人。
二人の…

3

電子書籍オリジナルVIP タイセツナヒト 小説

高岡ミズミ 

VIP 熱情の補足版

描ききれなかった、夫々のキャラの動きについてだから、読んだほうが理解しやすいと思います。

宮原 宮原が恋人の電話と思って出たら、津森が和孝の危険を告げる電話だった。
村方 宮原と電話を終えた津森は村方と相談をする。三人だけの疎開教室。

和孝は、みんなに大事にされている女神、という内容でした。


0

VIP 熱情 小説

高岡ミズミ  沖麻実也 

決着つかない展開

前番外編「ステイウイズミー」の歌詞が気になった前作。

久藤と三島の跡目争いの抗争は、続いている。
久藤の記憶も完全に戻っていない。

和孝と和孝の店に、見知らぬ者からの嫌がらせ行為が始まる。
そして過去に登場した色々なキャラ達が、思い出すように再登場、死んだ南川も登場します。
嫌がらせは、久藤の弱点=和孝を標的に据えて、三島が裏で画策しているらしいけれど、確証を久藤はつかめない。

3

ニライカナイ~永劫の寵姫~ 小説

高岡ミズミ  笠井あゆみ 

なんと!

な、な、なんと人間くさい地獄!

閻羅王はじめ皆さんどいつもこいつも、人間くさいっていうか。
まるで人間界な感じです。

株式会社地獄って感じのちょっとしたお仕事BLと思って読めば面白いかも。

でも、まぁ弟だ、息子だ、孫だという観念というか記憶を那笏は手離せないのは仕方ないとして、まぁ向いてない仕事というか?仕事には向いているけど、割り切れないのが問題なんでしょうねー。

閉じ…

0

不器用な唇 First love 小説

高岡ミズミ  金ひかる 

2002年の作品の新装版

作家買い。
高岡さん作品は時々すごく痛いお話があって、今作品もあらすじを拝見して痛い系のお話かなーと思いつつ手に取りました。

高岡先生の書かれたあとがきを拝見して、今作品が2002年に刊行された作品の新装版だと知りました。旧版は未読なのでそちらとの比較はできません。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公は吉岡。
彼は偏差値の高い高校に通っていましたが、と…

6

恋のためらい愛の罪 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

VIPに似ていた

①恋のためらい愛の罪
②恋のしずくと愛の蜜

神谷と麻祐
Amazonの紹介文。
淋しさに耐えられない夜は、いつものように人肌を求め街へ出る麻祐。
だが、一夜限りの関係の神谷が忘れられず、夜の街をうろついていると、警察に保護されてしまう。
そこにはなぜか神谷が居合わせて!?混乱したまま連れ込まれ、発情する躰に雄を銜え込まされ、乳首を抓まれ乱される。したたる熱い蜜に悦び震える躰…。

0

甘い罠で蕩かせて 小説

高岡ミズミ  立石涼 

変態・知能犯 向坂

「甘い罠で喘がせて」
「甘い罠で蕩かせて」
二作とも、変態・向坂が登場。
こんな作品もかけるんだなー、と、意外性に感心。
3Pから4Pに発展していく。

知哉は、真面目で根暗で目立たない少年で、虐めの対象。
虐められ、「電車で痴漢に遭ってこい」と課題を受けて困っていた知哉を
助けてくれたのは、黒木。
化学教師の黒木に淫蕩な快楽を覚えさせられた知哉。と、紹介文にあるけれど、
差し…

0

VIP 流星 小説

高岡ミズミ  沖麻実也 

久し振りにVIPらしい(?)展開

長く続くこのシリーズ、
そういう物にはどうしても中だるみというか、
このエピソード要る?的なお話が多いのですが、
今回は久々に「VIP」らしい展開に。

まあ、毎回こんな展開だと
それはそれでまたか……と思ってしまうのですが、
そこは流石に高岡さんです、
和孝と久遠さんの性格がよく出ていますv
それと榊弁護士。
彼は実にいいスパイスになっています。
面白いv

ちょっと原…

1

太陽の雫 小説

高岡ミズミ  水名瀬雅良 

月花の今を書いて欲しい

本編は、とても面白かった。

お互いに後継者を作らなければならない、王位に就く者同士の恋愛なので、
仕方ない割り切りを双方がしていることの確認をお互いがする。
そして、天帝としての立場、立ち位置を莉央自身が認識を深める。

月花は、噂だけで、登場しなかった。

2007年の作品に2021年の今、感想を書いても仕方ないけれど、
残念なのは、著者が何を書いていいのか分からない完成後の…

2

太陽と月の背徳〈下〉 小説

高岡ミズミ  水名瀬雅良 

円満な完結、でもちょっと物足りない

萌きらない終わり方は、何時か続きを制作するつもりだったからかな?

天帝の座を狙う先帝の弟は、無事粛清。
先帝の弟を担ぎ上げていた隣国の王は、月花に首を絞められたあと蘇生したのか、遺体が無かった。

裏切者は、主を庇って斬られたけれど、助かり、旅に出る。
月花は、リオウの神官就任を固辞。片足は生涯引きずるというのに、旅に出る。無謀だよ。
悠仁は一人取り残されてしまった。

なんか…

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