total review:278222today:39
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
18/46(合計:459件)
綾瀬あやせ
ネタバレ
これは手に入れて良かった! 「美女の憂慮」(法医学者と刑事の相性 番外編)愁堂れな こちらはちょっとした推理モノのお話から、冬城がちょっと嫉妬的なラブ的濡れ場有り。 「エゴマのゴマはゴマじゃない」(毎日晴天! 番外編)菅野彰 あーかわいい。世の主婦の方は感じるであろう金銭感覚の相違のお話。 秀が怒って、明信は秀の気持ちが心底わかる。 でも大河と龍はまったくわからない。 龍はしかし…
高遠琉加 小椋ムク
muccu
全寮制男子校に通う、人気者でチャラ男の香司と優等生の昴という正反対の二人。 香司が合コンで知り合った女の子を寮の屋根裏部屋に誘ったところを昴に目撃され、それを黙っている代わりにと交換条件を出されたことで二人だけの秘密が始まります。 真面目な昴は負担は全く心を開かないのに、大好きな星の話をしている時だけは生き生きと饒舌になります。 そんな自分にしか見せない顔に香司はどんどん惹かれていきます…
M+M
現在では入手困難でしょうが、本編のファンには必見の内容だと思います!A6サイズ66ページ(表紙・裏表紙込み)です。 「夢の庭 Le jardin du reve」 59ページの小説。理人の目線で進んでいきます。 一緒のものを食べ続けていたら、細胞が入れ替わる七年も経てば、他人でなくなるだろうか、という様な言葉で物語は始まります。 仕事中、理人が朝食を食べ損ねて空腹を感じ、厨房に出…
高遠琉加 葛西リカコ
碧暗い水
攻め視点、受け視点とところどころ変わります。 受けは、攻めの叔父に片思いしていました。その叔父が亡くなっていてというお話です。 受けは、幸せになりたくないとか、笑いたくないとか、食べ物の好き嫌いが多く歳上なのに未熟な行動を遠慮なくしています。無意識に、攻めがいる安心感があるからそういう行動をしていたのかな、と。 私は、SFのようなファンタジーという印象が強いです。 時間感覚の曖昧さにぼんや…
高遠琉加 六芦かえで
ニノニャン
片思いものを読みたいなあと思いながら高遠先生のこの小説に辿りづきました。 タイトルからいかにも片思いものな感じです。 クラスメイトである堂島(攻め)の弓道をやっている姿に惹かれ、いつの間にか彼に目を追うようになった三浦(受け)。 一人暮らしの堂島が病気になったところを熱心に看病してあげたのをきっかけに、二人の距離が自然に縮まってきたと同時に、堂島への思いは重ねてくる。 卒業を目の前にして、…
高遠琉加 高階佑
霧笛丸
気のせいかもしれないし、それならいいのだけどこのシリーズ、あまり知られていない・・・のかな? 高遠先生もこの三部作も、もっと評価されるといいなと思ってます。 bl版白夜行、の印象はありますが卓越した文章といつ果てるとも知れぬ罪をさまよう二人の切なさ、といった雰囲気は凌ぐものがある、と。 司を巡る慧介と佐季の関係にもときめきましたが、佐季に対しての流の思いにはグッときましたね。 「ずっと、お…
シリーズ二冊目、「楽園の蛇」。この巻はほぼ過去編です、明るい庭先で出会った二人の少年、幸せな子供だった司と膝から血を流していた佐季。 二度と会うこともなかったかもしれない二人は、教会で再び出会います。酷い生活を強いられていた佐季よりはるかにマシではあっても司も追いつめられていて、不幸な少年二人は罪を共有するのです。 財産目当てで司の家に乗り込んで来た、中根寧子の死。司の手がぶつかって階段から転…
全三冊のシリーズ、第一冊目です。レビューの題をどうしようと考えて最初、「bl版の白夜行」にしようかとも思いました。ストーリー構想が似ているということではなく、一つの罪を境に二度と日の光が差す場所では会えなくなった二人を描いていること、作中に漂う仄暗い遣る瀬無さが根底では通じていると感じたからです。 横浜を舞台に花屋(庭師的な花屋)をひっそりと営んでいる司と、新人刑事の慧介、元モデルでいてモデ…
高遠琉加 三池ろむこ
よんよん
元生徒と元教師 過去と7年後の話。 高遠先生の文章は、テンポがいいというか語感がいいという印象です。 難しい言葉ではないのに、とにかくキラッと光る言葉が嫌味なく使われていて、読んでいて心地いい。 7年後、再開後の元生徒、八尋が傷ついた先生を支える姿が微笑ましい。 トラウマ持ちの人物が出てくるが、そこまで重くありません。 案外、当て馬の柳本がいい味を出していてよかったです。 …
高遠琉加 金ひかる
ふばば
きらきら光る、けれどひび割れてしまったガラス玉を大切にしていた男が、光るより強い耀きの、絶対に傷付かないダイヤモンドを手に入れる。 かつて自ら傷付き、傷付けてしまったひとへの懺悔のように心を諦めてきた沖屋。 対してはじめは好奇心だったはずなのに、今は「何が欲しいの。どうして欲しいの。いつもそればかり考えている。自分だけがあげられる人間になりたくて。」と愛に足掻く隆之。 もう傷付きたくなくて、…