香坂あきほさんのレビュー一覧

蝶々の爪痕 小説

西野花  香坂あきほ 

攻め視点のエロ特化とはいっても

エロで有名な作家さんの攻め視点エロに興味を持ち読んでみた。エロさは確かに突出していると思う。でも攻め視点とはいっても描写は受け視点のときと同じような内容で、基本的には受け側の反応が多く書かれていた。受け視点エロの主語を入れ替えて、~された→~してやったと書き替えただけのものと変わりない。
攻め視点でしか読めない攻め自身の内側の反応をもっと読めたら良かった。やっぱり女性向けだからこうなるのか。

0

束縛の呪文 小説

夜光花  香坂あきほ 

なんて屈折した一途愛

2010年刊。
一冊で『束縛の呪文』『解放の呪文』の二部構成となっている。

最初読んでいて、喬一(受け)は元同級生の義隆(攻め)を持て余しているような印象なのに、それでいて日本とフランス間の遠距離恋愛となっても付き合いが途切れないのが不思議だった。
蜜月とは程遠い、愛を探り合っているカップルだなーという感じ。
喬一は何故義隆の姉に手を出した(という事になっている)のか?という疑問も含め…

0

「犬、拾うオレ、噛まれる」電子書籍購入特典SS 犬、照れるオレ、蹴られる グッズ

日常

テツロー目線のお話。


歯磨き粉がブドウ味からイチゴ味に変わった紺。
「そろそろ幼児用からジュニア向けのやつ買ってみるか?ほらこれソフトミントとか」と言いながら歯磨き粉を差し出すテツロー。
テツローから受け取った歯磨き粉の説明書きを難しい顔をしながら読む紺。

本編でも歯磨き粉のお話が可愛いなぁと思っていたのですが
こちらのお話もすごく可愛いです(*´▽`*)
歯磨き粉はメイン…

0

犬、拾うオレ、噛まれる 小説

野原滋  香坂あきほ 

是非ネタバレ無しで読んでもらいたい

野原先生の作品は『そらの旦那さま』シリーズを初めて読んでググっとハマってこちらを読みました。

旦那さまシリーズとは全然違うテイストのお話になっていて
普段溺愛攻めばかり読んでいるので新鮮な気持ちで読みました。

こちらの作品はネタバレ無しで読んだ方が面白いと思います。
私もネタバレ無しで読んだのですが
すーっとお話に入り込むことが出来てすっごく良かったです!!

元カレをストー…

0

後宮を飛び出したとある側室の話3 小説

はなのみやこ  香坂あきほ 

早く続きが読みたい!

今までの2作って基本的に良い人しか登場しませんでした。
基本的に悪い人はおらず、誰もが話し合いで納得して最後にはリードの味方になって協力してくれる様になるんです。

でも今作から登場したコンラートは、今までのような事が一切通用せずリードが唯一恐ろしさを感じる人物になります。

これまでにも触れられていたけど、アッサリだったリードの前世の記憶も今回のお話の展開に活かされていました。

3

「後宮を飛び出したとある側室の話」電子特別版特典書き下ろしショートストーリー グッズ

抜け出した本当の理由

ラウルとリードの結婚祝賀パーティーを、主役の2人が抜け出したお話でした。

ラウルがリードを背負ってオルテンシアのシントラ城が見える高台に登って、2人で夕闇の中光あふれるシントラ城や城下の家々や海に浮かぶ船から広がる、素晴らしい光の海に暫し言葉を失う様子が書かれていました。

リードは景色の素晴らしさに、連れてきてくれたラウルに素直に感謝の気持ちを伝えます。
それに対してラウルは「まあそ…

0

その後の後宮を飛び出したとある側室の話 小説

はなのみやこ  香坂あきほ 

読み応えありました

ようやく前作で婚姻まで持ち込んで幸せになったのかと思ったのに、また波瀾万丈なストーリーに引き込まれてしまいました。

相変わらずリケルメがリードを溺愛していて、贈り物とかを送ってくる為にラウルが嫉妬して2人はすれ違ってしまいます。
でも、2人は歩み寄って美しい島で熱い夜を過ごすんです。

でも、この島に来た事がキッカケでリードに横恋慕する人物が現れてしまいます。
更にラウルの娼館通いと…

4

後宮を飛び出したとある側室の話 小説

はなのみやこ  香坂あきほ 

凄く面白かったです!

はなのみやこ先生の作品は「虎族皇帝の果てしなき慈愛」に次いで読むのは2作目なんですが、あちらも素敵でしたがこちらも凄く面白かったです。

リケルメ派の方が多いと思いますが、私は断然ラウル派でした。年齢を重ねた狡猾さより青臭い若造の真っ直ぐさが凄く眩しかったんです。

確かにリケルメが唯一欲したリードを手放さなければならなかったのは、とても気の毒だと思いました。
でもこれってどうにもならな…

6

猫かわいがりは禁止です コミック

香坂あきほ 

絵柄は綺麗でした

初買いの作者様です。
表紙の綺麗さと猫に惹かれて衝動買い。
絵柄は最近の絵柄でお上手だと思います。
大変眼福でした。


外見はチャラいが仕事が出来人気の先輩攻×周囲に壁を作っている社長の甥であり後輩受というカプです。

お話は整った顔立ちで社長の甥っ子である正臣(受)は周囲に壁を作って馴染もうとしない。
そんな正臣の隣の席になったのは仕事は出来るが見た目がチャラい柊二(攻)だっ…

1

初恋は終わらない 小説

妃川螢  香坂あきほ 

ん~~~

妃川先生大好きなんですよ!
なので期待大大で。
少し前の作品だからなかなか見付からず、Webで見付けた時は小躍りしまた!
が、が、
ん~~~、なんだろう、どう言えば良いのか……
ショタから始まるのはしようがないとしても、必要以上にイラストもショタで……。
そして内容も『受け』の脳内の「エッチしたい」しかないのか???な。
ホンの僅か危ない橋を渡る『事件』は有りますが、終始穏やかで『受…

0
PAGE TOP