後宮を飛び出したとある側室の話3

koukyuu wo tobidashita toaru sokushitsu no hanashi

後宮を飛び出したとある側室の話3
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
55
評価数
12
平均
4.7 / 5
神率
83.3%
著者
はなのみやこ 

作家さんの新作発表
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イラスト
香坂あきほ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
ルビー文庫:D
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

大国の王の元側室だったリードは名実ともに王太子・ラウルの唯一の妃となるが、アローロ王・リケルメから隣国で革命が起こり、王権が打倒されたとの報せがもたらされる。黒幕は海を挟んだアトラス大陸の連合公国元首・コンラートだというが、リードは前世の記憶からコンラートの手腕に既視感を覚える。衝撃を受けるリードだったが、たとえ自国で革命が起きても、「国家は王のためにあるわけではない」と民のことを第一に考えるラウルに誇らしい気持ちになる。だが革命の余波により、アトラス大陸から亡命者を受け入れることになり…?

表題作後宮を飛び出したとある側室の話3

ラウル、オルテンシアの王太子
リード、元アローロ王の側室でオルテンシアの王太子妃、前世の水原直人の記憶を持つ

レビュー投稿数3

このシリーズ最高!

初っ端からドキドキでした〜心臓に悪い。あのラウルが⁉と思うけど、リアル過ぎてリードの気持ちを思うと胸が痛かったです。はなの先生は心情を丁寧に書かれているので、その分伝わりました。今回は緊張感漂う展開でハラハラしながら読みました。そんな中でもリードの聡明さが際立っていてかっこよかったです。そしてラウルのリードへの愛が深かった。こんな風に愛されるリードは幸せですね。ページ数は少ないけど大満足です。是非是非続編が読みたい!

3

早く続きが読みたい!

今までの2作って基本的に良い人しか登場しませんでした。
基本的に悪い人はおらず、誰もが話し合いで納得して最後にはリードの味方になって協力してくれる様になるんです。

でも今作から登場したコンラートは、今までのような事が一切通用せずリードが唯一恐ろしさを感じる人物になります。

これまでにも触れられていたけど、アッサリだったリードの前世の記憶も今回のお話の展開に活かされていました。

そして今回特筆すべきはラウルの頼もしさだったと思います。前作でも「100人を助ける為に1人を犠牲にするより、たった1人の犠牲も出さずに100人を助けことを諦めない」と言っていましたが、それを今回は有言実行する為に奔走するんです。

前の2作に比べると短いのですが読み応えがありました。

このままコンラートが黙ってるのか、これからがとても気になりました。

3

リードを陥れる悪玉登場

書き出しは、リードが、宴席で、他の女性を伴った王太子から婚約解除を申し渡される場面

次は、水原直人なる大学生が読んで居るのは単行本のラノベ。
「リディは、他の令嬢に恋をした王太子に婚約破棄と国外追放を言い渡される」
「悪役令嬢の物語」の本を読んだ直人と妹が感想を話し合う。

そして、場面は物語に戻り、リードが目を覚まして、「また前世を夢で思い出していた」と呟く場面に続きます。

・・・1-2巻のパラレルワールド設定を忘れていたので、ととまどいました。
(過去編を読み直しました)
直人は、リードの前世。
・・・この物語は、日本の今世(未来)から異世界の過去にリードは再生する、パラレルワールド設定。

ラウルより年上のリードは、容色の衰えが気になりだしています。
リードのように前世の記憶を持つ悪役や、ハニトラ役の若い娘が登場するので、話が面白い展開になっていきます。
色々あっても、この巻もハッピーエンドですが、なんだか端折ったような後半の結末まとめ部分にやや不満。

KADOKAWAなら、原稿を校正校了する部署があるはずなんだけど、
誤植が数か所あって、ムード下がりました。
文の誤りがあると、イマイチ盛り上がり切れない。

電子版は、挿絵無しでした。

3

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