香坂あきほさんのレビュー一覧

恋の花ひらくとき 小説

鳥谷しず  香坂あきほ 

最初のお話だけなら神評価

超ロマンチストな攻め×自分に自信のないクールな美人受けって感じの二人が主役の今作。
最初のお話はすごく個人的にヒットしたのですが、次のお話が個人的にうーんって感じでした。
ページ数の割にストーリーにあまり起伏がなく、日常の描写としてもちと物足りない印象。
受けの元恋人関連や攻めの前の仕事に関することなど、最初の話で気になることが沢山あっただけに、そこに触れてくれないかな〜と期待した2編目に少…

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犬、拾うオレ、噛まれる 小説

野原滋  香坂あきほ 

No Title

推し先生のひとり、野原滋先生。

ストーカーの紺とストーカー撃退に雇われたテツロー。
出会った初日からふたりのおもしろ攻防が見られます。
紺がね、明らかにちょっとズレてる感。
味覚が鈍かったり考えることを放棄していたり
過去に何かあったのかなと。
な~~んてのほほんと読んでいたら……!
やられました…
両親を亡くした火事、背中の火傷の意味、
姉の死因、先生との遺恨。
お隣の笹…

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下僕には極上ミルクを 小説

バーバラ片桐  香坂あきほ 

女王様受けから頂けるご褒美ミルク

バーバラ片桐先生の作品は複数、拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 5
ギャップ 4
乳首 4
仕事 3
な感じだと思います。

坪井さん×祐貴さんのカプです。

化粧品メーカーの社長令息の祐貴さんはある日、営業の坪井さんの汗とコロンが混じり合った匂いに発情してしまい、そのまま身体を重ね、坪井さんを愛人にする。そして坪井さんから摂取…

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Ωの花が開くまで コミック

香坂あきほ 

運命の番と出逢えた幸せ

【お前が俺をおかしくさせてるんだ(和真)】

エロス度★★★

おやおや、フェロモンをαに感知されてこなかった悠紀が運命の相手と出向先で出逢うとは・・・ロマンチックですね。

和真に初めて抱かれたことでΩとして開花し、求め抱かれる魅力に溺れていく悠紀がとても色っぽくて素敵です。
また、Ωのフェロモンを感じられなかった和真にとっても悠紀だけが特別であるのが尊く、悠紀のヒートを治めるため…

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『Ωの花が開くまで』電子書籍特典「モテ男の本音は。」 グッズ

やきもち焼きのパートナー

「Ωの花が開くまで」の電子限定おまけ漫画のこちら。

やきもちを焼いて独占欲を見せる攻め・和真の姿が見られてニヤけます( ̄∀ ̄)

「和真さんってモテそうだよね」と悠紀に言われ、「俺のことよりー」と、悠紀にかわいい要求をする和真。
それに苦笑しつつも、嬉しそうな反応をしている悠紀が可愛い…

和真のモテ伝説の話になるのかと思いきや、和真の近くにはケイがいたため全然モテていなかった、と…

1

Ωの花が開くまで コミック

香坂あきほ 

安心して読める、王道オメガバース

攻めの顔がいい…!!
Ωだからってバカにする!と言う強気態度の受け君もとても好みでした◎

展開としては、オメガバースの王道です。Ωの悠紀はフェロモンが極端に弱く、αに影響を与えない体質ーというオリジナル設定も。

仕事のためアメリカから日本に帰国した日、急にヒートを起こしてしまった悠紀。そこに駆けつけたα・藤嶺に「抱いてやる」と言われ体を重ねた翌日、彼が出向先企業の社員であることが分か…

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猫かわいがりは禁止です コミック

香坂あきほ 

ノンケ同士、プラスぬこー!

5年前の作品なのに、先週ドイツの書店に行ったら独語版がフツーに売ってました。
いちお大都市ですが、品揃え全っっっ然豊富じゃない、ちぃーーーーさいBLコーナーなんですよ?
すごいな香坂センセ・・・。

私が読んだのも発売当時で、可愛い作品だなぁという印象が今でも残っています。
パースが・・・系の絵柄は普段は読まないんですが、猫好きなので例外となりました。
(でも攻めの前髪が社会人としてあ…

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後宮を飛び出したとある側室の話 初恋と王冠 小説

はなのみやこ  香坂あきほ 

様々な形の愛に溢れる1冊

シリーズ物の楽しみの1つが登場人物の成長を見れる事です。今作はそれを存分に味わえました。

パトリシアの結婚はロマンチックでした。愛ゆえに駆け落ちを考えたパトリシアだけど自分やバティの立場を考え、正攻法で愛を勝ち取った姿は清々しかった。バティも責任感のある素敵な青年で2人の幸せと将来が楽しみ。
パトリシアがリードに謝った件、リードが忘れていたのはラウルといて幸せだからだと思う。印象的なエピソ…

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後宮を飛び出したとある側室の話 初恋と王冠 小説

はなのみやこ  香坂あきほ 

攻めの成長を感じた1冊

「海と甘い夜」に続き3巻目です。
「海と甘い夜」の続きということもあり、戦争になってしまうんではないかとハラハラしながら読み進めました。
結果的に血が流れることはなく、受けのリードや攻めのラウル、そして彼らの周りの働きのおかげで平和な国交を結ぶことができました。
このお話はシリーズを通してBLだけでなく、世界情勢や歴史、国の発展と文化などにも重きを置いており、作者の学への努力がよく見える作品…

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後宮を飛び出したとある側室の話 初恋と王冠 小説

はなのみやこ  香坂あきほ 

実はですね…

こちらのシリーズですが実はとても変則的な読み方をしていまして、紙書籍の電子版を読んだあとは電子書籍版で続きを読んでいて、なので書籍化第2弾を飛ばしてこちらの第3弾を読んでるわけです。

こちらの作品はラウル派かリケルメ派でお話の印象が変わってくると思うのですが、私は断然ラウル派です。
実はリケルメのユメリア大陸進出よりも、彼の娘であるパトリシアに対する仕打ちが腹立たしくて、「リードが自分から…

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