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4/4(合計:37件)
柄十はるか 白松
みざき
ネタバレ
人と獣人(けものびと)が共存する世界。 国を守る3つの騎士団があり、今作はその中の1つ「六花」と呼ばれる騎士団の面々を中心に描いたファンタジー作品です。 ファンタジーですが、カタカナ名前ではなく漢字名なので、ファンタジー慣れしていない方でも読みやすいかと思います。 まず、人間・獣人の設定の違いが面白いなと。 この世界では、人類の歴史や進化の過程で、2人以上の子供を授かるのが非常に難しく…
ポッチ
ちるちるさんの作家インタビューを拝見して購入しました。 表紙、あらすじ、そして作家インタビュー。 そのどれもがとても素敵で期待度MAXで読み始めました。ネタバレ含んでいます。ご注意ください。 人と獣人がともに住む世界が舞台。 お互いイーブンな立場…、というのは建前で獣人を見下す人もいる。 主人公は、雪豹の獣人・白野と、白野の兄である在臣。作中、視点が交互で…
ぷれぱーる
初の文庫本出版、おめでとうございます。 人間と獣人が共存する世界を舞台にしたファンタジー作品です。 人間の五十嵐夫婦に引き取られた雪豹の獣人・白野と、五十嵐家のひとり息子・在臣。 兄弟として育った2人は、それぞれ秘めた想いを抱いていて……という、焦ったいラブストーリー。 白野の過去は暗く悲しいものなのですが、お話は比較的明るいトーンで進んでいきます。 といいますのも、登場人物たち…
柄十はるか 木下けい子
窓月
ものすごく好みの作家さんに出会ってしまった…。 綺麗な字を書く人に興味を持つのって、ありがちな設定のようでいて、意外とキャラ造形のオプションに収まりがち。メインテーマとして扱った作品を読んだのは初めてのような気がします。 社会人一年目の丸清次郎は、典型的なエリートコースを歩んできたイケメン。ガタイもよく、スポーツ万能で子供の頃から目立つ存在だったけれど、字が汚いという唯一のコンプレ…
柄十はるか カキネ
三日月ロック
いつも小説を購入する際は大まかにレビューを確認してから買うか否か決めるのですが、今回初めてそれをしませんでした。だってこの神率でしたから。あと挿し絵を重視する派なので(イラストなしの本作で)人物の造形、触れ合う肌の質感や体温など自分の妄想だけで果たして補えるか、いささか不安を抱えつつ… ああ良いなぁ。攻め(ひと回り年下!)の敬語が砕けた感じになる瞬間。 お話の随所に現れる、店長という武装を…
切なくて胸がキュッとなるけど、温かくて素敵な作品です。 主人公が悩みながら自分の気持ちを整理し、 ゆっくり前に進んでいく過程が丁寧に描かれています。 喫茶『デュオ』の店長・夕は、亡くなった両親に代わって弟の面倒をみてきた〝良き兄〟です。 弟の愁が生涯のパートナーを見つける中、 自分の幸せが何かも分からない夕ーー そんな時、4年前からデュオを訪れるようになった美しい青年・香ノ介と…
ぴれーね
電子専門書籍で、作者さんのデビュー作との事です。 で、こちら、地に足のついたしっかりした恋愛描写と主人公の成長が見処の、王道年下攻めロマンスになります。 こう、デビュー作とは思えないほど、しっかりと書かれた心情描写に唸らされました。 多分、安西リカ先生のあの雰囲気がお好きな方はハマるものと思われます。 あと、こちらですね、実は購入を迷ってたんですけど、試し読みをしたら「これは!」と…