富田童子さんのレビュー一覧

BOYS OF THE DEAD コミック

富田童子 

「ゾンBL」で済ますには深すぎる!

一度見たら忘れない表紙。作者さん自ら手掛けたそうで、作品への想いの深さが感じられます。
ゾンビ設定はどちらかと言えばあまり…っていう感じなのですが、気になって試し読みしてみたところ興味をそそられ購入しました。

主に3組のカップルの、同世界観で語られるお話です。
登場人物がリンクしているので「あ、このゾンビは〇〇だな」という発見が2周目以降にはありました。
ゾンビの装飾品や服装、ホクロな…

5

BOYS OF THE DEAD コミック

富田童子 

これはすごい!

三つのお話が載っているけれど、そのどれも正直ゾンビが出てきて救われてるような気がするくらい、世界が普通だったらそれぞれの背景が暗い

アダムの使っていた手錠や拳銃はどのように入手したのか、特殊な状況で深く考えなかったけれど、手錠持ってるの普通じゃないもんね、なるほどってなった
アダムがいいように利用されてきたって、悲しみや怒りを溜めたまま一人遠くで自らを手錠で戒めて死ぬつもりでいたんだろうと…

8

BOYS OF THE DEAD コミック

富田童子 

⋯感染した。

紙コミックスで拝読。「この物語には強い感染力があります ご注意ください」⋯帯に偽り無し。まずはカバーから、そしてページを捲れば捲る程、ズブズブとハマりました。読み終わってももう一度物語に引き返したくなりもう一周、ちょっと時間が経つとまた気になって再読。自分はそんな症状が出ました。ストーリーのどこにも「救い」は無いし、ゾンビ物なので殆どがグロい 絵。でも登場キャラクター達それぞれの物語に心を掴まれて…

2

BOYS OF THE DEAD コミック

富田童子 

絶対紙本がオススメ!!

他にないタイプの作画で
単話で読んで楽しみにしていた作品です。
コミックスの出来がかわいすぎて発売日に買いましたがこれがまあよく出来た作品ですごい!
ゾンBLとかいって独特な雰囲気だし好みはわかれそうだけど間違いなく面白いです。
一冊に複数カップルのお話がリンクするように
入ってるんですが
語りべはレイモンドという作品の中の
1人で
この一冊がレイモンドの本になってるって
仕組み…

9

BOYS OF THE DEAD コミック

富田童子 

性癖どんぴしゃ

表紙の絵柄やゾンビBLという設定を知り、絶対に読みたいと思い購入しました。電子書籍で発売されていなかったので、普段行かないアニメイトへ足を運び。。読み終わったあとは丸々映画を見終えた気分になりました。世界観やキャラクターの表情が好みすぎます!物語の背景素材も紹介されており、ここにあったな!と読み返すのも楽しかったです。続編期待しています!

3

BOYS OF THE DEAD コミック

富田童子 

噛めば噛むほど

単話の1話のみ読んでいて、コミックスになるのを今か今かと楽しみに待っていた作品でした。

同じ世界が舞台の3CPのお話でした。
作者さんのインタビューでもありましたが、「物語全体を通して、あるシーンでは主役扱いのキャラクターも別のシーンでは脇役になるという、視点人物が複数存在する構成にしたつもりです。」との通り、他のお話の主役キャラなどが別のお話のキャラが脇役として登場していました。

7

BOYS OF THE DEAD コミック

富田童子 

ゾンBL

同軸3篇とひとつから成るお話し。
作者さんインタビューに載っているのは2篇目。
誰かがメインの時は誰かがモブである。

漫画背景から小道具、カバーや帯デザインまでお一人で作業されたとのこと、
正に圧巻としか言えません。
体調を崩されながらも病室でご執筆されたようです。ご無事で何より。

退廃とした世界観。
死して尚あなたと共に。
時にその呪いは誰かの心を救う。

ただただ圧…

4

BOYS OF THE DEAD コミック

富田童子 

生きること、愛すること。

本屋さんでお見掛けして、なんとなく手に取った今作品。

アメコミっぽい絵柄、そして「ゾンBL」と書かれた帯。
もしかしたらすんごくマニアックな作品かな?と思いつつ読み始めました。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。

全部で3CPのお話が収録されていますが、同じ世界が舞台。
ゾンビが出現し、そのゾンビは人を喰らう。
噛まれた人間は感染し、ゾンビになってしまう―。

9

BOYS OF THE DEAD コミック

富田童子 

究極の愛の果てを見届けろ!!

富田童子先生のデビューコミックスになります。

こちらの作品は、Scene1~Scene6で構成されています。

Scene1:ウィリアムとアダム
――変異体に侵食され、世界は人類滅亡へと向かっています。
それは、まさしくゾンビによる世界の終末…ゾンビ アポカリプスでした。
ある夜、ダイナーを訪れた2人組の男性。
「バッテリーを直している間 弟を頼む」と店員に言って外に出る兄 アダ…

6

BOYS OF THE DEAD コミック

富田童子 

物語り続ける限り

本屋で表紙に一目惚れして購入しました。


一言で言うと最高でした。本当に大好きです!

ゾンビの描写は結構おどろおどろしく描かれています。
それがまた良いのですが、私が1番に感じたのは切なさでした。
登場人物それぞれが抱えるトラウマがあり、それぞれに愛しい存在があります。
側から見れば誰も救われない悲劇。
しかし渦中の彼らには世界がどう見えているのか。
彼らは不幸だったのか。…

8
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