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2/7(合計:62件)
暮
まぎぃ
ネタバレ
タイトルがよく中身を表しています。 オメガバースですが、それが自然に物語りに取り入れられています。 兄の恋人にほのかな恋心を頂いていた弟。 その兄がなくなり、ひとりになった彼氏を支えようと、家に住み込みで面倒を見るようになる。 最初は邪険にしていた彼も、自分の恋心を隠して一生懸命自分のために尽くそうとする好青年を受け入れるように。。 恋人がベータで、アルファに番にされないようにと…
Sakura0904
亡くなった兄の晴樹と恋人だった幸人を好きな一樹。これだけでも複雑な導入ですが、この作品はさらにオメガバースの設定も含んでいます。βだった晴樹とΩの幸人の間に、運命の番の登場に怯える気持ちがずっとあったのがしんどいですよね。個人的にはそうして運命に抗うβとΩやαとβの作品がもっと増えて欲しいのですが。しかし、晴樹は病で亡くなってしまい、残された一樹と幸人が一緒に暮らし始める。昔から幸人を好きだった…
藻とカレー
よつもじとはまた全く雰囲気の異なる作品。 それでいて、流れるようにぐんぐん読めてしまうのは変わらず。 本作は特にストーリーものだったので、ぐいぐい引き込まれました(この流れるように読めて引き込まれる感覚がたまらない。これが味わえる作家さん好きです)。上手い。 オメガバ要素が薄いのもいい。 だけれども、バース性はしっかり活かされている。上手い。 晴樹の日記の内容がわかって、晴樹がし…
なんでもない日常をおもしろく描くのって難しいと思うんですよね。 しかも、キャラも地味めでおじさん2人。 それをしっかり人間味を出して、魅力的に描かれている手腕がすごいなと思います。 作家キャラって偏屈で変わり者が多いイメージだったんですが、岡本先生はむしろほがらかで穏やかで。 逆に担当編集者の中井くんが無愛想でとっつきにくいという。 おもしろいカップリングだなと改めて。 …
暮先生初読みです。 既に恋人同士のお話、あまり当たらないのでうれしいです。 しかも、淡々とした日常を楽しく描いて下さる作風好きです。 文字量も少なめだし、展開的にもすんなり入ってくるし、流れるように読めて気持ちがいい(好き)。 岡村先生がスキンシップ好きで、中井くんにいちゃいちゃするのいいですね。 基本無表情な中井くんのツレなさもじわるw そんな中井くんが、眠っ…
御影
ベータの晴樹とオメガの幸人は恋人でしたが、晴樹は若くして亡くなってしまいます。 晴樹の弟一樹は、晴樹が亡くなってから二人が一緒に暮らしていた家で、幸人と同居します。一樹は亡き兄の身代わりとも思えますが、一樹も幸人のことが好きで放っておけないのです。 幸人はアルファとつがわないように抑制剤を飲んでヒートを抑えていますが、薬の多用でいつも具合が悪いのです。 幸人が好きなのはなくなった晴樹…
ポテトフライ
日常を描いた作品です。ほのぼのとした2人の関係を見られます。 また、冬や夜明け特有の空気感を感じられるお話があり、情景が目に焼き付きました。 受である中井くんの時々思い切りのいい所が物語のスパイスとなっている気がします。 なれそめエピソードでは、路地に入り、攻の岡村先生が中井くんに改めて告白するシーンが印象的でした。普段表情が淡々としている中井くんがたじたじになって赤面しているところはとても…
ate
オメガバ―スなのにエロがない! だけど、しっかりオメガバ―スでした。 こういう描き方も良いなぁとじんわり。 晴樹(β)の不安を除くためにも 抑制剤を過剰に飲んで身を守ろうとする幸人の姿から Ωとしての辛さや春樹への想いが伺えて切ない切ない。 晴樹を失って気力がないのも… 昔からの憧れの人であることや、兄(晴樹)の想いを知って 幸人の元を訪れた一樹は2人のことが本当に大事だったん…
銀次郎
表題作と同時収録。 2作品が収録されていると、どうしても1作品の容量が少ないので、物足りなさを感じてしまいました。 物足りなさはありますが、しっかりと1作品ごとにきれいにまとめられていて、楽しむことができました。 個人的には、表題作が一番好きです。 再会からの絆され。 この攻めの絆され具合が、気まぐれな猫に振り回される人間のそれで、そのはまり具合に萌えました。 気まぐれな猫は、…
アキタ
世話焼き気質の潮田はある日、腹を空かしてふらふらしていた元バイト仲間の鈴屋と再会し、食事をごちそうします。 それからというもの頻繁に家に来てご飯を食べて行くようになり、ごちそうのお返しにと迫ってくるのに、構おうとするとふらりと離れてしまうほんとにのら猫みたいな鈴屋。 そんな鈴屋に潮田は調子を崩され絆されていくのですが…。 なにかしらあったのであろう鈴屋の背景は掘り下げられることはなく少し気に…