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3/10(合計:92件)
八十庭たづ 佐々木久美子
碧雲
ネタバレ
親が居ない、とだけの記載だった赤毛のディリアの両親の話 とても優れた資質を持った美男美女の父と母に、深く愛されていた。 記憶を失ったディリヤが辿る記憶を取り戻す旅。 --- 相愛の両親。 エリハ:あだ名は疫病神。 変わり者の美男。薬草調合の天才。 マルスィヤが、戦いの旅先でディリヤを生んだ事を知らなかった 襲撃の後、ディリヤに藥を飲ませて記憶を閉じて去る。 マルスィヤ:…
「はなれがたいけもの」のシリーズが、こんなに長く続くと 1巻目を読んだときに思わなかった。 ・・そして、続編が出ると必ず購入して読みたくなる訳を考えたのだけど、 ★まるで人間兵器だった、四角く無感情なディリアが、子を生み、どんどん人らしいゆとりと情緒が育っていく ★夫の親族ぐるみで子を愛して守りながら、人として理想の姿に整っていく ★登場人物、全ての言葉使いが丁寧で優しい。乱暴な言葉…
kurinn
本編後暫くしてからのお話のようです。ディリヤはユドハに言っていた通りに身体を作っていたようで、前作より健康的になったディリヤがどんなに色っぽくて魅力的な身体をしてるのかユドハの目を通して語られています。 そして過去の記憶を全て取り戻したディリヤが以前より奔放で、ユドハが夢中になってるのが良く分かるお話でした。まぁ、ずっとユドハはディリヤに夢中なんですけどね。www 以前よりちょっと力の抜け…
前巻がとんでもないところで終わってたので、続巻の発売をとても心待ちにしてました。あの人物がどうしてディリヤの記憶を奪うような事をしたのか、どうしてあのような発言をしたのかとても気になっていたんです。 そして、明かされたディリヤの過去に涙しましたが、あの人物が現在のディリヤにした事だけは理解出来ませんでした。 感動したのは記憶を無くしても本能のままに幼子を守ろうと闘うディリヤの姿でした。…
corocoro
今作で7作目ですね。 個人的には珍しく巻を重ねるごとに好きになっていった作品です。 途中、もういいかな、と思った時もあったのですが、今作を読むとその理由がわかったかも…という気分になりました。 記憶を失ったディリヤに根気強く付き合い愛を伝えるユドハ。ディリヤの過去も知った上で、言葉ではなく態度でその深い愛を示すユドハが素晴らしかった。 失った過去の中で自分をあけ渡すほど愛した者がい…
izumix
本編はシリアスな部分が多かった今作ですが、 こちらはとーーーーっても甘いです!!(*´ω`*) 本編で、ディリヤとユドハが愛を確かめ合った場面が より詳しくこちらに書かれているのですが 幸せで溶けそうになりました…(*´ω`*) 二人の情事の甘々をたっくさんみることが出来た後に アシュ、ララ、ジジとの戯れまで見れて 家族っていいなぁって心から思いました(*´ω`*) そ…
『はなれがたいけもの』シリーズ7冊目です。 今回は、個人的にずーっと気になっていたディリヤの過去が色々と明らかになります。 ディリヤが何故こんな感じなのか(上手く書けなくてすみません)ずっと気になってたんですけど 思ってたよりもっと暗い過去があって、だからなのか…と納得してしまいました。 ほんとに辛かったです。 過去の話を読んでる時ずっと辛くて仕方なかった。 ディリヤは幼いから何も…
てんてん
本品は『はなれがたいけもの 想いは通う』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編後、愛情を確かめ合った夜から朝にかけてのお話です。 ディリヤの中に3度目の精を出したユドハは身震いして つながったままディリヤにくちづけます。 とろけた瞳のディリヤは緩慢な動作で 顎先を持ち上げてユドハの鼻先と己のソレをすり合わせ 愛らしい仕草で小首を傾けます。 ディリヤは気持ちのいい…
本シリーズは金狼族最強の国王代理と 彼の番となった元敵国の兵士のお話です。 同族によって記憶を奪われ受様が家族の元に戻るまでと 受様の留守中の様子を含む後日談を収録。 受様は達悦した身体能力をもち 赤目赤毛が特徴的なアスリフ族出身の人間です。 アスリフ族は金狼族のウルカと戦う人間の帝国に組みし 受様はウルカ王暗殺のために忍び込んだ王の閨で 影武者を務めた攻様に抱かれて子…
阿蘭陀
BL好き、中でも獣人モノばっかり愛好して読んでる私にとって『はなれがたいけもの』シリーズは最高峰と言える名作だと思うのですが、今作はディリヤの過去についてしっかりと書き込まれていて本当に胸熱でした。 過去に何かあったのだろうな…ということは初めからわかっていましたし、彼の生き様や心の仄暗いところは、ところどころで見えていましたが、まさかそんな過去があったとは…と絶句するような壮絶なものでした。 …