彩東あやねさんのレビュー一覧

愛を召しあがれ 小説

彩東あやね  羽純ハナ 

お似合いのカップル

平凡だけど心優しい青年が漢気溢れた攻めに溺愛されるお話でした。

攻めの将吾はヤクザだけど法に触れる事はしておらず、亡くなった親友の子を我が子として育てていました。
受けの郁生は祖父母に育てられましたが、いつも問題ばかり起こす母親を決して蔑ろにしない優しい気持ちを持っています。

将吾は郁生が新米コックとして働いていた時から気に入っていたようですが、惚れたのは家のコックとして働かせてから…

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愛を召しあがれ ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

幸せを感じる瞬間

本品は『愛を召しあがれ』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、刀瀬視点での日曜日の出来事になります。

とある日曜日、所用で出かけた刀瀬でしたが、昼食を郁生の暮らす離れ
で食べる約束をしていた為、急いで自宅に戻ります。

すると離れの庭から郁生と桜太朗のはしゃぐ声が聞こえてきました。
どうも2人でままごとをしている様で、ピクニックシートの上に仲良く
座り、桜太朗がおもちゃの鍋…

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愛を召しあがれ 小説

彩東あやね  羽純ハナ 

若頭に求められた「仕事」とは!?

今回は建設会社専務で刀瀬組若頭と新米料理人のお話です。

受様が母の借金返済で住み込んだ刀瀬組で攻様と恋仲になるまでと
攻様を狙う恋敵の登場する続編と幕間的短編を収録。

受様は調理師専門学校を卒業後、フレンチレストンで3年目となる見習
いコックですが、去年の夏のランチタイムに初めて来店した男性客に
なぜか気に入られてしまいます。この男性客こそが今回の攻様です♪

攻様は以来月…

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愛を召しあがれ ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

当たり前の日常こそ大切にしたい

ほっこりほのぼのショートストーリー^^
桜太朗とおままごとをする郁生と、それを見守る刀瀬のお話。

桜太朗がおままごとで料理を作っています。
大盛り親子丼を頬張る振りをする郁生は、やっぱり優しい子だなぁと思います。
もしかして、桜太朗は郁生みたいな料理人になったりして?
そして、そんな光景に幸せを感じる刀瀬ーー

家族3人のなんて事はない日常が尊い。
色んなことがあると、当たり前…

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愛を召しあがれ 小説

彩東あやね  羽純ハナ 

王道ながらも面白くて癒される

コミカルなノリがとても面白かったです!
ストーリーとしては王道なのですが、受けの郁生の思考が楽しくてクスクス笑ってしまいました^^


料理人の郁生は、ひょんなことから勤め先の料理店の常連・刀瀬に母親の借金を肩代わりしてもらいます。
その代わりとして、郁生は刀瀬から仕事を任されることになりーー…!

この仕事を、郁生は〝愛人〟だと思い込んでいます^^;
『テクニックないですから』

5

愛を召しあがれ 小説

彩東あやね  羽純ハナ 

「俺のマグナム」とか言う攻め、久しぶりに見たよ

こちら、笑えてキュンキュンな、アットホームヤクザものになります。
デビュー作が好みだった為、二作目も楽しみに待ってましたが、想像以上に良かったですよ。
えーと、包容力があって男前な攻めにシビれるなら、頑張り屋でちょっとズレてる受けのテンパりぶりだったりが可愛い。
そして、二人のやりとりに笑っちゃうって具合で。
や、「俺のマグナム」とか言う攻め、久しぶりに見たよ。

とりあえず、笑えて可…

10

神さま、どうかロマンスを 小説

彩東あやね  みずかねりょう 

有能なイケメン部下×仕事の鬼な上司の二人だけの世界が最高!

すごくすごく面白かった〜。
仁科の有能でイケメンでいい男っぷりが本当に最高!
仕事の鬼である緒方が酔った姿は、普段とのギャップがすごく良かった!
お酒に酔った緒方がありえない言動となるも、引くどころか、むしろ緒方に惹かれてしまう仁科は、寛大な男と言うか…ちょっと変わり者?と心配してしまったり。

受けの緒方が関西弁を話すので、読む前は少し心配していたけど、全然アリでした。

サラリー…

5

神さま、どうかロマンスを 小説

彩東あやね  みずかねりょう 

初めて出会うタイプの受け様でした。

 投稿サイト「エブリスタ」さんでのディアプラス大賞受賞作品とのことで、どんなお話かな、と楽しみにしていましたが、楽しく拝読させてもらいました。


 まず受け様の緒方が想定外で楽しくてかわいかった。
お酒に弱く酒癖が悪いと自覚十分の緒方。
なのに、プランナーとしてワインプロジェクトに携わることになってしまい、どうせなら初めて同じチームとなり、密かにいいな、と思っていた後輩プランナーの仁科…

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神さま、どうかロマンスを 小説

彩東あやね  みずかねりょう 

手練れを感じさせる処女作

私、『エブリスタBL合戦』で出版されたお話は随分好き嫌いが分かれるものが多かったんです。
「やっぱり、賞を狙った作品ってインパクトが大きいという所があるからなのかなぁ」と思ったりもしたのですが。
このお話はあまりそういう匂いがしません。
確かに受けさんの『酒乱』はとんでもなくて衝撃的なのですけれども(そして、かなり笑えるのですけれども)お話自体はそれだけで引っ張って行くわけじゃないのですよ。…

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神さま、どうかロマンスを 小説

彩東あやね  みずかねりょう 

真夜中は別の顔。蠱惑的なその顔に煽られちゃ、翻弄されまくり♡メロメロ♡

酔うと人が変わる人を見たり、記憶を無くす人を見るにつけ、「昼間そんなにも抑圧されているのか⁈」と、驚くことがあります。ちょっと楽しくなったりするのは構わないけども。

作者は、お酒が飲めないタチだと言うので、丸っと想像で書いたらしい。作者曰く、緒方の酔い方は「楽しいお酒」なんだそうだが、私にはそうは思えない。それほどまでに抑圧されているのかと、ハラハラさせられっぱなしで、仁科が「他の人と飲みに…

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