ちろこ
2か月連続で読めるなんて!描き下ろしも多くて嬉しいです。
親との挨拶も済まし、結婚に向けて動き出す2人。
同棲、結婚の場所探しで苦戦する所から話が始まりました。
同性でのルームシェアや式場探しは困難で、色々な事を諦めようとする2人に、ガツンと言う黒沢の姉が印象的でした。
社会の仕組みは冷たかったですが、周りの人達はみんな暖かくて沁みました。
カミングアウトしたら抵抗なく受け入れて…
糖度1000% で、黒沢と安達の、ラブラブ生活。
表紙もウットリ幸せだが、扉絵の結婚式集合写真も幸せだ。
本当に。幸せ溢れる本作。そして驚くべき事に、最終巻ではないと言う。
第一、本作でもまだ拓殖と湊の恋は成就していない。こそばゆい関係のままだし。拓殖は「魔法使い」を卒業出来ていない。
このふわふわと温かい2人の、いや2組の幸せの行く末をまだまだ見ていられる事を幸せに思う。
2人の幸せは…