赤河左岸さんのレビュー一覧

屍と花嫁 コミック

赤河左岸 

タイトルと世界観が秀逸

先生の背景の絵が特に好きです。
コントラスト、デザイン、文様がすばらしい。

ストーリーは、え?どういうこと?な展開が続き、徐々に明らかになっていく手腕がお見事です。おもしろい。
だんだんタイトルの意味がわかる仕組みがたまりません。

BLとしては、半分血がつながっていないとは言え血縁モノが苦手でして。
でもこの兄弟は幼い頃、お互いかけがえのない存在だったことは共感できました。
執…

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果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

すばらしいSFBL

絵がいいですね。
背景がとても好きです。
アニメのようなテイストあり、コントラストがはっきりしていたり、デザインがすばらしい。

4本のお話からなる短編集。
表題作と「エンドロール」がめちゃくちゃいい。
私がSF好きなのもありますが、しっかりしたSFに乗せたBLの見せ方がお見事だなと思いました。
SFとしてはわかりやすいお話でありながら、驚きの展開が待っていて、それが切なさにつながる…

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「羽化」電子限定描き下ろし漫画 グッズ

スキル上達

「羽化」電子限定描き下ろし漫画となります。
1p。

以下、内容となります。
↓↓↓↓



タイトル無しの4コマ漫画。

①「一週間後」
パッと見、何だかとてもぐちゃ…としてる。
材料の大きさが合ってなかったり、詰め方のバランスが悪いイメージ。

②「一ヶ月後」
キチッとしてきました。
バランを使ったり、小分けのアルミカップを使ったり。
更にフルーツは別容器に。…

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羽化 コミック

赤河左岸 

めざめのとき

赤河左岸先生の2018年発表作品。
表題作と短編1作品収録。

「羽化[メタモル]」
獣人が共存している世界観の中での、オメガバース。
主人公は、病院の院長の一人息子の高校生・あさひ。
彼には獣人のボディガードが付きっきり。
あさひが病弱だから、と通院をさせ、生活の補助、危険から守る、一番大事な仕事は薬を飲むことの確認。
だって、あさひはβとされているけれど本当はΩ。生きづらいΩ。…

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屍と花嫁 コミック

赤河左岸 

願いは一つだけ

事前情報無しのまっさらで読み始め…
途中までストーリーがよくわからないな?……と思いながら読んでいて。

えっ

…とわかった時の驚き。
全て読み終わった後、この作品が「孤独なモンスター」というお題の元での作品だったことを知る。
なるほど〜。

中華な舞台。
異母兄弟の跡目争い。
巻き込まれながらも当の兄弟の間には確かで豊かな兄弟愛。
何度も殺されかける愛人の子である幼い弟…

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屍と花嫁 コミック

赤河左岸 

どんな手を使ってでも

表紙買いです。圧巻でした。特に後半は泣く暇も無いほどの急展開で、息を呑んで読んでいました。リィ様が事実を知るまで演じていたヒョウカは本人とは全く似つかず、欲張りな雹華と欲を抑えているリィ様の対比が切なかったです。2人が同じものを望んでいたからこそ、こうなったのか...。雹華は苦手でしたが、この人がいないとこの作品は成り立たないし最後はスッキリする結末で読んで良かったです。残酷な兄弟愛ありがとうござ…

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羽化 コミック

赤河左岸 

しっとりと獣人オメガ

お話が今いちよくわからんとか、リブレというのもあってどうかな?と思いながら読み始めましたが、なかなかよかったです。

獣人オメガバース。
アルファとして育てられる主人公、あさひ。そのボディーガードのアル(獣人アルファ)。
しかしあさひは実はオメガで。。

親の方針でアルファと教えられ、薬を飲み続けるあさひですが、思春期になると症状が抑えきれなくなります。
アルは、番をなくした獣人(も…

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屍と花嫁 コミック

赤河左岸 

期待しすぎたかな

評価の高さと表紙の美しさ、タイトルの不穏さに引かれて購入。
執着愛?純愛?なのかな。
ふんふんとそれなりに楽しく読みましたが萌えまくるまではいかず。
良く考えたら私が人ならざるもの系の話があまり得意でないからでした。
それでも2人の命の設定や2人の選んだ生き方にはじーんとしました。

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羽化 コミック

赤河左岸 

澄み渡る、

アルとあさひの心の繋がりはとても美しかったなと思ったのだけど、あさひ父の言動が引っ掛かって複雑な気持ちにもなってしまうような…。
読み終えてほんのりモヤモヤが残っています。

あさひにはΩだということを隠し、万が一のために人のΩに反応しない獣人のボディガードをつけて。また本当にβにするために新薬を作り服用させている…息子にツラい思いをさせたくないあさひ父の気持ちはわかるけれど。
これは愛な…

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屍と花嫁 コミック

赤河左岸 

愛よりもっと美しい

不穏で恐ろしげな雰囲気の読み始めから美しい愛を感じられるその終わりまで。印象がガラリと変わっていく様子がとても味わい深く、独特な世界観に強く引き込まれた作品でした。

ベールに顔を隠した花嫁の正体は実の兄。
でもそこにある事情は単なる成りすましや入れ代わりなどではないので、序盤で明かされるその事実をある意味覆していくような展開に唸らされました。
そして静かに進んでいくお話の中にもハッとする…

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