イーライ・イーストンさんのレビュー一覧

狼と駆ける大地 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依  冬斗亜紀 

シリーズ5作め

月吠えシリーズの5作目です。
今回は、常にカップルをひっかきまわすリリーが一切登場せずとてもほっとしました。

1作毎にカップルが違うので独立して読むことが出来ますが、これまでに登場したカップルが、メインカップルを助けたりと比較的重要な立ち回りをするので、順番に読むことをおすすめします。

さて今回は、2人とも新しい登場人物。マッドクリークに住む内気なセントバーナードのジウス(ゼウスかな…

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すてきな命の救いかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

月吠えシリーズ4作目

4作目は、3作目に登場した犬の保護施設経営者、ラブ・ミラーと、彼が出会った保護犬のサミーのカップル。

いや、ここへ来て山場を作るための2人の危機の演出が非常に嫌な感じで、1作目のメインカップル、ランスの母リリーがとんでもなくキライになりました。
やってること泥棒だし。そういえば1作目でも、ランスのパートナーのティムの大切な苗を盗んでいましたね。群れのリーダーの母としての自覚が強いリリーです…

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星に願いをかけるには 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

月吠えシリーズ3作目

どれも独立して読むことが出来ますが、これまでに登場したカップルも脇役として結構出てきますので順番に読むことをおすすめします。

さて、3作目は、クィックの遺伝子を研究する科学者のジェイソンと、クィックになりたてのかわいいマイロのカップルです。
堅物で気むずかし屋のジェイソン。方や人なつこく(ちょっと考え無しだが?)かわいいマイロ。次々にやってクィックの住居がなかなか供給不足となる中、ジェイソ…

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ヒトの世界の歩きかた 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

シリーズ2作目

2作目は、1作目の最後でSWATのマットと保安官助手ローマンが協力して悪党に立ち向かったそのご縁から生まれたカップル。

クィックになったばかりでまだ人間の感情面では小児のようなローマン。
一方人間のマットはクローゼットのゲイ。本人は明るい性格だが、将軍である父にはゲイであることをカミングアウトできず鬱々としている。

DEA(米国の麻薬取締局)として町に派遣されてきたマット。保安官のラ…

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月への吠えかた教えます 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依 

シリーズ1作目

やはりモノクロームロマンスはレベルが高いですね。
クスっとさせられるようなコミカルな会話の中に、かけがえのないパートナーとの愛の交流が描かれます。

園芸家のティム。同僚に裏切られて一文無しで田舎町にやってくる。なんとか珍しいバラを咲かせようと自分の畑を耕す日々ですが。。
あやしい草花の栽培をしているのではと町の保安官ランスに見とがめられ、何かと職質(?)を受けるティム。
ですが、ティム…

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狼と駆ける大地 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依  冬斗亜紀 

おっとり平和主義なもふもふセントバーナード受け

マッドクリークに配送センターが出来て、財政が少しはマシになった後の話。

マット率いる捜索救助隊がアラスカでの地震災害に派遣される。そして隊員のジウス(セントバーナード)がティモ(ハスキー)と運命的に出会う。

ティモ達の群れは人間社会から孤立して、若者が数人街に出稼ぎに来る以外は山に隠れ住んでいる。あまり良くない生活水準と、濃くなり過ぎた血により群れの存続が危うい。そんな環境で育ったティ…

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狼と駆ける大地 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依  冬斗亜紀 

ハスキーとセントバーナード

シリーズ5作目。群れの存続に関わる深刻な問題に立ち向かう話だが、鬱々とした雰囲気はなく、さくさく読めた。
今作のメインキャラは二人ともたぶん初登場で、ストーリーは独立している。とはいえ、前作までの登場キャラが何人も専門分野で活躍しており、軽くキャラの復習をしておいた方がスムーズに読めそう。あ、お騒がせリリーは今回お休み。

メインカプは内気なジウスと野生味あふれるティモ。アラスカの小さな群れ…

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狼と駆ける大地 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依  冬斗亜紀 

シリーズ5作目

そういえば遂に日本語タイトルからHOW TO要素が消えたな。
HOW TOシリーズ大好きで、既刊も読み返して挑んだこちら。今までとだいぶ雰囲気が変わって、ずっと神評価にしてましたが迷いに迷って萌2に…
シリーズ既刊との大きな違いは、主役が2人とも生まれながらのクイックである点。今までこのシリーズから感じてきた面白さの要素である、マッドクリークの面々の剽軽さであるとか、クイックに成り立てである…

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狼と駆ける大地 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依  冬斗亜紀 

野生

シリーズ買い。犬に対する愛が深いのは、これまで同様なのですが、いまいち二人の恋には盛り上がれなかったので萌にしました。犬を愛してやまない方、アラスカの大自然大好きな方でしたらおススメ。日本のBL王道路線なんでミリもかすめていないモノロマ路線おっけーな方でしたら大丈夫なのかも。本編380P弱。

林業会社で働いていたのをやめ、マッドクリークに戻ってきたものの、大勢の人が苦手でずっと引きこもってい…

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狼と駆ける大地 小説

イーライ・イーストン  麻々原絵里依  冬斗亜紀 

そう来たか!

発売される度に楽しみにしているシリーズです。今回はランスの幼馴染みのジウスが主人公のお話ですが、今までの作品に彼が登場したのか記憶には残っていません。
彼は他のクイックたちと違い騒がしいのが苦手で自然と野生動物に心惹かれる優しい人物でした。そんな彼が使命感を感じて頑張っているのがマッドクリーク捜索救助隊の仕事なんです。

そしてジウスがアラスカで起きた地震に派遣された時に出会ったのが、もう1…

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