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10/15(合計:145件)
貫井ひつじ 森原八鹿
フランク
ネタバレ
「至宝の寵姫」とあるけれど、あくまでこれは「最後は攻めにとって至宝の寵姫になりました」であって、そこに至るまでがなかなか険しい道のりだった……。 というのも、攻めのヴォルフときたら口を開けば喧嘩腰で、こいつが受けを愛するようになる姿が想像できないんですけど……って感じ。 命を二度も助けてもらっておきながら、お礼を言うどころか「お前は馬鹿か」「迷惑だ!二度とするなッ!」と怒鳴りつける。 は…
次期国王である攻めの甥っ子レオンス視点です。 レオンスは人間らしさを感じさせないヴォルフのことを苦手としています。 そんなヴォルフが寵姫を迎えたと聞かされ、早速、レオンス・ヴォルフ・シリルの三人で会うことになるんだけど…… 怖い伯父としか思っていなかったヴォルフの意外な一面を見た衝撃などがレオンス視点で綴られていて、ヴォルフがどんなにシリルを愛しているのかというのがこれでもかと伝…
貫井ひつじ カワイチハル
タテ
受けは不憫&健気&天然なんですが、ひとことでいうと かわいい、です。 創作世界のお話ですが、神様がいて~その神様の子孫が貴族や華族で~とか、それくらいなので、完全なファンタジーではないのでファンタジー苦手なかたでもいけると思います。 時代的には明治~大正風。 攻めにも受けにも辛い過去があって、その喪失感や不安を補い合う感じ…たまらなく好きです。受けを辛い目にあわせるヤ…
はるのさくら
表紙の可愛らしさに惹かれて手に取りました。 とっても優しくて温かいお話でした(^.^) 受け様は飯屋『ふく』で働く伊織。 両親が亡くなり後見人だった叔父に売り飛ばされた所を逃げ出して、『ふく』を切り盛りする2人に引き取られて4年。 恩を返そうと真面目に一生懸命働くいい子。 攻め様は〈氷の軍神〉との異名を持つ軍人の雫石。 気持ちが弱りきっていた所、伊織に手を引かれて『ふく』へ…
貫井ひつじ 芦原モカ
ちゅんちゅん
人を遠ざける王弟がその特性のおかげで声の出ない偽王子と縁を繋ぐ 友好のために隣国の王弟・レンフォード(攻め)に嫁ぐことになった末王子の身代わりに隣国に送り込まれてしまった公爵領の使用人シェイン(受け)。 喋ることができないシェインは怯え泣くことしかできません。 嗅覚の鋭いレンフォードはその匂いによってシェインが偽物であることを看破し、国家間の争いを避けるため、この事態を画策したのがど…
てんてん
本品は『氷の軍神と陽だまりの最愛』の コミコミスタジオ特典小冊子です。 本編幕間、初めての後朝のお話です。 伊織がふと目を開けると朝の薄明りの中にいました。 すっかり慣れた温かい腕に抱かれながら瞬きして 起き上がろうとした伊織は身体の奥に鈍い疼痛を覚え、 目を白黒させながら昨夜何があったかを ようやく思い出します。 「全部貰って下さい」と言ったのは伊織でしたが 全…
今回は飯屋の常連客である軍人と看板息子のお話です。 両親の死で家族も家も失った受様が 軍人として身を立てる事のみを願った攻様の幸いとなるまで。 芙奏の国はかつて世界中の神々が集って暮らす神域でした。 しかし時代が進み人々が数を増す中である神は旅にでて、 ある神は人と交わり、やがて神は消えていきました。 国を統べる帝と皇族は最高位の神の血を引き、 華族と呼ばれる人々も…
165
お話は凝ってて読み応えがあると思います。 ヴォルフもシリルも傷ついて癒えなくて生きているところに出会い…。 ヴォルフがなぜ助けたシリルにあんなに怒るのか、口が悪くて厭世的で悪い噂もほっておいて。 なのにヴォルフはシリルに不器用に優しくて…。 お互い義兄弟に恵まれず辛い思いをして傷ついてきて。 義兄弟の悪意に二人で支え合って立ち上がり。 ケリがついたらヴォルフったらとって…
あーちゃん2016
先生買い。前作大好きだったのでとっても楽しみにしていました。今作もとても温かい感じのお話で大好きですが、前作より好き度は下かなと思ったので萌2にしました。温かい優しいお話が大好きな方でしたら絶対おすすめ、本編230Pほど+あとがき。 4年前に客船の沈没事故で両親を亡くした伊織。後見人となった叔父により家を追い出され売り飛ばされそうになっていたところを飯屋「ふく」の夫婦に助けてもらい・・と続き…
にまにまが止まらない番外編でした。本編同様温かさを感じるので萌にしました。なんてったって初めて一緒に夜を過ごした翌朝のお話、にまにまです。ひつじ先生ファンでしたら小冊子付をご検討いただいても良いのでは。 ++ 目覚めたらすっぽんぽんで、やっぱりすっぽんぽん雫石の腕の中。そりゃそうだ、昨晩くっついたんだから。寝起きの悪い雫石なんで、起きないよな・・と一人もぞもぞする伊織。体中に残る赤い痕…