月村奎さんのレビュー一覧

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

可愛らしいCPでした

月村作品の中でダントツに好きな「眠り王子にキスを」のスピンオフと聞いて手に取ってみました。ネガティブな受けにキラキラの攻め。月村さんらしいストーリーでした。

受けの蛍が人付き合いが苦手で、ネガティブで、几帳面で、という性格なのは家庭環境が大きく作用しているのですが、そのあたりがきちんと書き込まれているので共感できる。
性格上、素直に甘えることが出来ず意地を張ってしまうけれど、「愛してほしい…

8

アプローチ 小説

月村奎  夏乃あゆみ 

寮ものの王道!

面倒見のよい寮長×訳ありでツンデレなな転校生。

何かと世話をやいてくる優しいけど飄々とした寮長・廉が苦手と言いながら、その気遣いに次第に信頼を寄せていく下級生の由井。
でも素直でないので、いつも憎まれ口ばかり叩いています。

寮が舞台のお話としてはスタンダードな組み合わせだと思いました。
由井は前の学校で教師に襲われ転校し、今も人から触られるのが苦手というトラウマを持っていて、それが…

2

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

安定の面白さ☆

穏やかだけど強引な攻めと意地っ張りで実は寂しがりやな受け♪
可愛さと燃えがいーっぱい詰まったカップルでした>///<

あんまり意地っ張りすぎる受けって得意じゃないんだけど
月村さんの作品だと素直に読めてしまうから不思議っ!

二人のやりとりが可愛くて可愛くて
声を出して笑ったり突っ込んだりしちゃいましたw
癖のある二人だけど相性はバッチリ☆

残念だったのは、短編が別カップル…

4

すみれびより 小説

月村奎  草間さかえ 

終始きゅんきゅん。

買ったのは大分前だったのですが、
移動の空き時間の暇つぶしに読もうと手に取りました。
……これが、読んだらすっごく面白くて、
ドはまりしてしまいました!!
芙蓉ちゃんがとっても可愛いです。西澤イケメンです。
『幼いころから母親によって虐待を受けていた芙蓉は、
祖母によって引き取られ、祖母が営んでいる旅館で働きます。
そこへ、小学生の時に思いを寄せていた西澤が、
前よりもっとカッコよ…

7

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

すごく良かったです

リーマンxお惣菜屋さんという、キャラ設定も普通で内容も派手さはないのですが、読者のツボを押さえた細やかな心情描写にぐいぐいと引っ張られるように読み進みました。
篤史(受け)のコンプレックスや負い目などに深く共感でき、宮村(攻め)の母に紹介のシーンで泣けました。
沢山のコンプレックスを抱えた人間が突然カミングアウトの状況に立たされた時に出てくる言葉は「申し訳ありません」しかないだろうな、と思う。…

7

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

意固地な受け

前作品「眠り王子にキスを」の攻め様が、
今回の受け様の会社の同僚として登場されます
ちょいちょい、今回の受け様とのからみがあったり
今回のカップルの痴話げんかに巻き込まれたりしますw

前作品を読んでいなくても読めますが、
その同僚として出てくる方のカップルが気になるとは思います

つかみどころない愛相のいい、受け様には意地悪な攻め様
気難しくて日々決まった事を淡々とこなしながら…

5

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

笑いあり、切なさあり

「眠り王子にキスを」のリンク作品
攻めの宮村が主人公の会社の同僚として登場する。
前作を読んでなくても楽しめるが、巻末のSSが幸せそうな前作の二人なので
是非順番に読まれることをお勧めします。

             * * *

偏屈で意固地な経理部勤務の堂島蛍は、
その育ちの反動で、静寂と清潔をこよなく愛している。
人付き合いも最低限の彼が、ヒョンなことから知り合ったのは…

10

恋愛☆コンプレックス 小説

月村奎  陵クミコ 

攻めがすごくいい

育ちの良い美形大型わんこ攻め×月村先生のいつものネガティブ受け。

攻めの礼央がとってもいい子!ネガティブが一回りして変にねじけている受けの朋樹に対して、常に明るく従順で「好き」という気持ちが溢れています。育ちが良くてモテるせいか、ぐるぐる考えすぎて女王様を演じる朋樹にいいなりのエッチをしていてもさわやかで愛情が感じられます。

月村先生の作品の中ではエロ多め、受けが大好きなわんこ攻めが好…

3

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

涙がじんわり……

CDの方から先に聴きました。

「眠り王子にキスを」なんて、すごく魅力的なタイトル!
童話の「眠り姫」になぞらえているんでしょうが、
ドラゴンと戦って、茨の道を通って、王子(姫)を
助けに来る王子は誰なのでしょうね……?

そして、「眠り王子」とは誰なのか……?
ワクワクします。

挿絵の木下けい子さんの静かな月夜が魅力的な情景の表紙。
それが一層、想像力を豊かにします。

7

隣人は恋人のはじまり 小説

月村奎  木下けい子 

きゅんとして笑える

主人公の蛍、11人兄弟の3番目と言うなんとも中途半端な位置で
ちょっと訳有な生い立ちゆえに、ひねくれて素直じゃない性格。
そんな蛍を少しづつ矯正していったのが、矯正だけに歯科医師の小野。
蛍とは正反対の性格の小野は蛍がどんな態度をとろうとものともせず
なんてポジティブな人間!と言いたくなるような性格だけど
人間観察は鋭くて、かなり懐が広い男。

とにかくこの二人の何とも言えないコメデ…

14
PAGE TOP