月村奎さんのレビュー一覧

初恋アミューズメント 小説

月村奎  秋平しろ 

ティーパッグひとつで二人分

『初恋大パニック』のスピンオフ。
やっと読めた!買ってそのまま放置してたんですが、
もっと早く読んでおけばよかった!
と、後悔するくらい、久しぶりに月村奎先生のお話がドンピシャでした。
こっちのスピンオフの方が遥かに好き。
自分自身、スピンオフ作品を好きになることが滅多にないのでびっくりですが…。

受けさんの正信。
これまためっちゃめんどくさい被害妄想過多受け。
だけども正信自…

10

それは運命の恋だから 小説

月村奎  橋本あおい 

サブカップルが好き♡

いまいちハマらなかったのは、受けの女々しさ故だと思います……


ゲイとして肩身が狭く、交際に憧れロマンス小説か趣味になった、ゲイバレしたくないからスカした態度でいる、これらは全然理解できるんですが……


初めての好きな人との交際で浮かれたり沈んだりするのは分かるのですが、その描写がわたしにはクド過ぎました……特にネガティブ発揮している時なんかは、突っ込みたくなるほどでした。

6

それは運命の恋だから 小説

月村奎  橋本あおい 

ない。

薄っぺら~~~いし寒い…なんでこんなに人気なのか謎です。元々はわわ系の受けは好みじゃありませんでしたがこれはクサイ。
両視点だったのも、あーはいはい感に拍車をかけてます。運命(笑)
漫画だったらまだ読めたのかもしれないけど小説でこれはキツい。
この作者の小説は初めて読みましたが、何冊も本を出してる方の作品とは思えません。
数百円出したのも悔やまれるレベル。ケータイ小説好きな人にはいいのかも…

10

本当は好きなのに コミック

月村奎  樹要 

「なにしれっと男前に成長してるんだよ」

幼馴染。両片想い。思春期。
絵が綺麗なので、ヤリたい盛りの高校生!(の、筈なんだけどね。)という感じでは無く。
そのキラキラした瞳の様な、どことなく透明感のある物語となっています。その汗すらも透明な水。

それなのに。自分が幼馴染に抱いた気持ちは汚い(キモい)と思い、悩む七音。
そんな七音をビビらせない様にと慎重に手出し出来ない皐。
「命拾いしたね、ウサギちゃん。」当て馬くんである先輩…

2

恋なんかしたくない 今日から恋人になりました コミック

月村奎  樹要 

竜成が手練れ過ぎ‼︎

想いがすれ違い、すっかり痩せてしまった優斗が不憫でした。
「恋になれ!」と合わせて読むと、こんなに辛かったこの時も、あの時も、ルームメイトの小松くんの恋を応援していたんだなぁ、と。優斗くんの優しさを知り、攻めである竜成をブン殴りたくなります。
また、この竜成がニクいんですよ!
売れっ子脚本家で、スマートでモテて。晴れて両想いと分かってからも「こんなこと、優斗にしかしない」とか言っちゃうあたり…

3

恋なんかしたくない 今日から兄弟になりました コミック

月村奎  樹要 

いつか、恋になるまで。

親の再婚による義兄弟設定です。家族みんなに可愛いがられる愛されキャラの優斗は、自分の立ち位置を良く分かっていて。
とても空気を読む子なので。親を心配させないように。再婚にするまで一人で育ててくれた母を大切にしている、とっても健気で可愛い子です。
それ故に、兄に抱いてしまった恋心に悩み苦しみます。
これを読んでから、『恋になれ!』を読み返すと、自分の気持ちに悩みながら、友人の小松を思いやってた…

2

恋になれ! コミック

樹要  月村奎 

小松くんが可愛い過ぎて♡

「背が高くて、頭がよくて、かっこよくて 、包容力がある年上がタイプだからっ!」
思春期らしく恋に恋しながら、ゲイである事を悩んでいた小松くんと。
最初は教師として、チカラになってあげたいと近づいた進藤先生。
「小松はいい子だから、きっといつか、いい相手に巡りあって幸せになれるよ。」
少しずつ近づく距離。想い。視線。丁寧に綺麗な絵と共に描かれて行きます。
小松くんが健気で可愛いいんです。こ…

2

小説ディアプラス創刊50号記念「書き下ろしプチ文庫」 グッズ

後日談の甘さ堪能

本編の番外編15作品の小冊子です。

本編が未読だと「ふーん仲良しだね」だったんですが、本編を読んでから読むと、後日談の二人の甘さにジタバタしそうになりました。

私が一番印象に残ったのは、「溺れる人魚」の番外編「ひとりじめ人魚」です。反省したとはいえ、遊び人の桂(攻)に本編読了後もなんとなく不安を抱いていたのですが、眞生(受)にメロメロだという心中が分かり、ホッとしました。これ、これが欲…

0

それは運命の恋だから 小説

月村奎  橋本あおい 

まさに運命の恋

本当は恋愛小説の主人公のような恋に憧れる、普段はクールに決めている拓海の気持ちが伝わるちょっとうるっとくる作品でした。
理想の恋人細谷と出会い、乙女のような気持ちで毎日を過ごす拓海に誰でも経験のあるドキドキする気持ちを思い出させてもらいました。
好きで好きで、もう言葉では言い表せられないほど大好きな細谷のことばかりを考えるからこそ、泣いたり笑ったりドキドキきゅんきゅんする拓海の心を月村先生が素…

17

Release 小説

月村奎  松尾マアタ 

萌えとは別の琴線に触れた

月村先生の新刊に萌えまくり、なんとなく表紙が苦手で敬遠していたこちらに挑戦。最後のページに初出1997とあってびっくりでした。加筆修正されているらしく普通にラインID交換してましたけどね。

感想は、今の時代にBLレーベルでよく出せたな…というのが正直なところ。人によっては地雷埋まりまくりで大顰蹙だろうなあという感じなので、「BL」としては人に勧められないものです。
結果的に男×男と男×女の…

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