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ハーリドとの再会から始まる下巻。
逞しく成長したハーリドであってもイリヤにとってはずっとかわいい存在であるという2人の関係性が素敵です!
ハーリドとの接触を契機に再び訪れるイリヤのヒートには、かつて自身の意のままにならないオメガの身体を呪って、魂だけは誰のものにもならないと決意していたイリヤが、とうに魂の領域をハーリドだけには明け渡しているという事を感じてきゅんとします。(名実ともに番うまでは…
上巻はイリヤとハーリド(幼少期)の出会い〜相愛〜別離編。
本来警戒心の強そうなイリヤが、ハーリドをついつい懐に入れてその一生懸命さに絆されていく過程に、8歳という二人の年の差が絶妙に効いてます。イリヤ曰く「青臭い子ども」のハーリドだからこそ成し得た急接近というか。
Ω蔑視の強い祖国を持ったイリヤにとって、Ωを神聖視するハヌへと嫁いだことは大きな転機ではあったけれど、頑なだったイリヤの心…
父との繋がりを否定する言葉をあえて口にすることで、僅かに残る期待を振り切ろうとするイリヤの本心を拾い上げ、優しく丁寧に背中を押してくれるハーリドが頼もしすぎる。これで19歳だってよ…!
ソーンや城内の人々の冷淡な態度には眉一つ動かさないイリヤが、父王の一見冷ややかな言葉には一瞬傷ついた顔を浮かべるところは、父王の本心を予想はしつつも胸がキュッとなりました。
兄ソーンが色々と画策はします…
