朔ヒロさんのレビュー一覧

ルビーレッドを噛み砕く Reflection コミック

朔ヒロ 

βとΩカップルのその後

保健室の先生・牧瀬と元教え子・朱音。
前作で恋人同士になった二人の続編でした。

フェロモンが結晶化して見えるという特殊能力を持った朱音は、結晶の煌めきに気分を悪くする事も多く、生きづらさを抱えながら生きてきた。
唯一結晶の色が透明だった牧瀬をいつしか好きになり、偶然も重なって卒業してから数年後に再開して、お付き合いに至ります。

Reflectionではお付き合いを始めてから9ヶ月の…

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ルビーレッドを噛み砕く Reflection コミック

朔ヒロ 

ガブガブマキ先生

何となくこの作品は朱音君視点のお話しかな?と思っていた所があるので、この作品タイトルである「ルビーレッドを噛み砕く」も彼を悩まず結晶に抗って壊す!みたいなイメージだったのですが・・・
今回のマキ先生の行動なんかを見てみて、この作品タイトルはマキ先生からの視点なのかも知れない?!と思ってみたりしました

そうすると、朱音君の為に煩わしく感じる事を取り除いてあげたいと思う気持ちで結晶を噛み砕くと…

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ルビーレッドを噛み砕く Reflection コミック

朔ヒロ 

結晶が語る、彼らのバースと想い


1巻の続きなので、まずは1巻から読むのがおすすめです。

この作品は、バースが結晶として見えるという設定が特徴。
結晶の色や大きさが感情や関係性を映していて、頭の中で色づけしながら読むと物語の解像度がぐっと上がります。

バースで人を区別しない純多。
そのせいで先生と衝突したり、逆に心を溶かしたり――不器用なのに、やり手な男です。

そして初登場のお兄さん!
最初は“バース至…

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ルビーレッドを噛み砕く コミック

朔ヒロ 

素敵な作品でした!泣けました〜。゚(゚´ω`゚)゚。

先生の『明烏夢恋唄』シリーズは既読です。
こちらアワードランクイン作品。ずっと気になっていましたが、年上攻めの歳の差CP、しかも先生×生徒が少々苦手で積んでいました。2巻が発売されたのでやっと読んでみました。全231ページ。以下ネタバレあります。

オメガバース作品。本作は受けのΩ朱音(あかね)が、人体から出てくる結晶が見えるという独自設定が面白いですね。しかし全ての人間の結晶が見える上、欲…

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『ルビーレッドを噛み砕く Reflection』アニメイト有償特典描き下ろし12P小冊子 グッズ

穏やかな日常

本編から1年ちょっと後のお話。
根を詰める朱音にマキ先生が声をかけて二人でカフェブレイク。話題は朱音の髪色。そして夕飯は外に食べに行こう、と町を歩きます。
他愛のない会話に何気ない思いやり。スキンシップにドキドキしたり、好きって言葉に照れたり、相変わらず仲良しな様子にほっこりします。
ドラマチックではない、彼らの穏やかな日常が描かれ、それだけに覗き見しているような気分になれる小冊子でした。

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『ルビーレッドを噛み砕く Reflection』アニメイト有償特典描き下ろし12P小冊子 グッズ

1年後の2人

本品は『ルビーレッドを噛み砕く Reflection』の
アニメイトセット限定有償小冊子になります。 

本編後、とある夜のお話です。

勉強している朱音を見守っていた牧瀬ですが
眉間にシワが寄り始めたため休憩を勧めます。

但し
シワが寄るくらい熱中していた朱音には
びっくりな言動で心臓ドキドキです(笑)

朱音の髪に地毛が出ている事に気づいた牧瀬は
「染めないの?」と…

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ルビーレッドを噛み砕く Reflection コミック

朔ヒロ 

貴方と幸せになりたい

今回は小学校の養護教諭と
フェロモンが見える工場勤務バイトのお話です。

初恋の人の攻様と恋人同士になった受様が
攻様と同居を決意するまでの顛末と
受様宅へのご挨拶を描いた短編を収録。

この世には男女の性別の他に
アルファ、ベータ、オメガの「第二の性」が存在します。

オメガの受様は幼い頃から
フェロモンが結晶化されて見える特異体質保持者で
煌く結晶に眩暈や体調不良を誘引…

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『ルビーレッドを噛み砕く Reflection』アニメイト有償特典描き下ろし12P小冊子 グッズ

君は僕の憧れ

『ルビーレッドを噛み砕く Reflection』アニメイト有償小冊子のこちら。
漫画部分は8ページです。

本編から一年後、純多が通信制高校に通い(?)始めてからのお話です。
仲良く穏やかな日常を送る二人の姿に感無量✨

以下、内容と簡単な感想を。

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二人の家で、眉間に皺を寄せながらカタカタと
パソコンのキーボードを打つ純多。(課題中かな?)

そんな純多の後…

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ルビーレッドを噛み砕く Reflection コミック

朔ヒロ 

溺愛に触れ成長する、、、β×Ω&10歳差CPらしさがバッチリの続刊

続刊はお付き合いして9か月後の2人です
その後のCPとしての2人や、オメガバ作品ではメジャーではないβ×Ωカプならでは!の衝突や葛藤が大きなストーリー軸となって走っていました

その軸を真ん中に置き、純多(朱音くん:受け)の成長やマキ先生の素が描かれて行く事で恋人としてのステップアップがたっぷり読めます
そして何と言ってもマキ先生のお兄ちゃん、翔さん(カケル:α)が最高過ぎるキャラでしたー…

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ルビーレッドを噛み砕く Reflection コミック

朔ヒロ 

葛藤と煩悶と愛…ですかね。

マキ先生がとにかくカッコよくて、誠実なところ、噛み跡たくさん付けちゃうところ、実は結構余裕がないところ、抱えている悩みも含めて大好きです。
朱音君の欲に流されない強さやきちんと自立していたいという気持ちの描かれ方も良かった。
お似合いの2人なのに、読んでいて「βとΩの恋愛って、本当に切ないなぁ。」とヒリヒリしました。
先生の実家は先生にとってはキツい環境だったけど、優しいお兄さんの存在も頼も…

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