左藤さなゆきさんのレビュー一覧

悪癖と悪食 コミック

左藤さなゆき 

No Title

大学の入学式で氷緒が一目惚れした円は、大企業の御曹司でモデルをしている美形のモテ男。来るもの拒まずの彼と付き合って貰う条件は、浮気しても文句言わない、嫉妬しない、束縛しない。それに従っていた氷緒だけど円の態度は日に日にひどくなり…。
条件に納得して付き合ったといっても、円が本当にクズ男でやりたい放題。でもそれを許しちゃう氷緒もちょっと問題で。円の兄の暁の登場でまさかの展開。氷緒よ〜それでいいのか…

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プリフェクトの熾火-おきび- 1 コミック

左藤さなゆき 

どこかで読んだ設定、どこかで読んだ展開

スピンオフ作品なんですね。
知らずに読んだので背景がわかりづらかったです。

というか
・家柄がよい男子が通う男子校(全寮制)
・上級生が下級生を囲う制度がある

あと、わっるい上級生がいて、いろんな過去があって
ふいにわんこ属性の1年か2年生がそれに巻き込まれてしまう、って
どこかでみた設定だなぁと思いながら読んでました。

が、一冊読み切って「やっぱりどこかで読んだことあ…

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この毒が廻る頃には コミック

左藤さなゆき 

義理弟×兄の共依存愛を描いた兄弟BL

義理弟×兄の共依存愛を描いた兄弟BLです。

弟の愛がじんわり見えない透明な毒のように身体に染み付いて、気づいた時には弟以外に触れられる事に嫌悪感を覚え弟を求めてしまう兄……。

最後まで読み終わると表紙が最高!となりました。
鈴蘭は白くて可愛い花だけどその全てが毒という。弟はまさに鈴蘭そのもの。綺麗で美しい姿を持つ毒。けれど、一方的でなくお互いに愛があるから狂気に見える関係もどこか見守…

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この毒が廻る頃には コミック

左藤さなゆき 

まさに猛毒

親同士の再婚で義兄弟となった千歳と浬。可愛い弟を甘やかしてベッタリと過ごしてきたけれど、浬の千歳への想いは兄弟のそれを遥かに超えていた…。弟離れしようとする千歳に向けられる浬の異常なまでの執着と欲情、それを拒もうとしていた千歳なのにいつの間にか浬以外に触れられるのは気持ち悪いと思っている事に気づいてしまう。そのまま愛欲の沼に堕ちていく2人が、何とも淫靡で美しい。兄弟愛ってなぜこうも魅了されてしまう…

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インザケージ コミック

左藤さなゆき 

最高の執着愛

Ωに生まれ家族や一族から疎まれ阻害されて育った陽。一条家の兄弟だけは優しく手を差し伸べてくれたけれど、ある日兄の廉司は姿を消してしまう。失意の陽を慰めた弟の衛司と恋仲になるけれど、衛司にはαの許婚が。自分を抑えて苦しみながら生きる陽の前に、突然廉司が戻ってきて…。1人のΩをめぐるα兄弟の葛藤と確執。兄への対抗心と色々を捨てられない衛司に対し陽のために全てを擲つ廉司、その想いの強さは比べるまでも無く…

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この毒が廻る頃には コミック

左藤さなゆき 

想定内

幼少期からの刷り込みのような愛情をそのまま抱き続ける重い愛は好きなんです。
執着、独占欲も嫌いじゃないです。相手を尊重する範囲なら。
血縁CPは苦手ですが、義理の兄弟なので大丈夫です。

ただ、弟のド執着は闇が入っていて怖いです。
愛情が重いため束縛が強く、こういう属性が人気なのはわかりますが。私は苦手でして。

それでもストーリーがおもしろければ全然いいんです。
ただ、設定、セリ…

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ロマンチック・ラメント sequel コミック

左藤さなゆき 

運命より恋

BL続編あるあるの新キャラ当て馬が登場するのは想定内として。
運命(本能)の番より自分の意志で恋する相手を選ぶというテーマの上書き。
ぶっきらぼうな伴が旭を溺愛、過保護、嫉妬もよくあるパターン。
甘々なやりとりに萌えたいところですが、2人とも表情やリアクションの種類が少なく小っ恥ずかしい。

イケメン攻め2人が健気ヒロインを取り合い
私のために争わないで〜♪な展開、先生作品でよく見るな…

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ロマンチック・ラメント コミック

左藤さなゆき 

テーマはいいです

左藤先生作品8冊まとめ読みしていて、その6冊目。
酔った勢いで一夜を共にした翌朝、学生証を落とす…またベタなw と笑ってしまいました。
懐かしいあるあるですが2020年発行という。
先生作品はベタと言いますかどこかで見たことあるシチュエーションが多いなと私は感じてしまいまして。
そして学生証を見せて「俺の学生証っ」とわざわざセリフにしたり、全体的に全て説明してくれて非常にわかりやすい。

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プリフェクトの箱庭 3 コミック

左藤さなゆき 

心は育ったのか

お屋敷で炎上騒ぎ、狂信者が主人公を悪魔呼ばわり…昭和的メロドラマな世界、懐古趣味が一貫している。

月人が佐倉を弟妹から奪うと言う。
佐倉は物ではないんですよと思いましたが、外国で暮らすというプランがあったからなんですね。
それでも本物の愛情を知ったなら、独占欲はわかるけど、佐倉が望むことをしたいと弟妹と会う機会を増やすという発想になる。そういう成長も見たかったです。
佐倉と接することに…

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プリフェクトの箱庭 2 コミック

左藤さなゆき 

昭和的メロドラマ

家柄、階級、精神的に不安でヒステリックな母、ねたみ、いびり、親が決めた婚約者、思い込みが激しすぎるキャラ…とことん昭和的メロドラマな世界。それでもおもしろければ全然いいのですが、様式だけという感じがちょっと…です。

祖母と母の、命、死の扱いが軽い。
月人視点だからそうなるんでしょうけれども。
月人が自分は神だとトンデモ発言する理由がわかりました。
だからってレイプするんですね。
され…

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