三田六十さんのレビュー一覧

コッコとのこと コミック

三田六十 

可愛い。そして泣いちゃう。

擬人化。雄鶏同士。

養鶏場から脱走した雄鶏(オット)と、雌鳥として育てられたため自分を雌鳥だと思っている雄鶏(コッコ)
過酷な旅の果て、森で1羽暮らすコッコのもとにオットが現れる。


可愛らしい絵柄、試し読みのハートフルな雰囲気に惹かれて電子版を購入。


元は家畜だった2羽。それぞれの名前が固有名詞ではなくただの呼称という感じなのが、彼らの出自を象徴しているようで印象的だっ…

14

コッコとのこと コミック

三田六十 

優しい気持ち、家族の形が素敵

これ、たくさん泣いてしまいます。コッコが健気で泣いてしまうし、オットにも泣かされます。

家族が欲しいとか、卵(子供)が欲しいとか、思っていても、ずっと思い続けていても、思うようにはならない経験をした人にとってはかなり心に突き刺さるんじゃないかとおもいました。
そういう子供の事などでトラウマになっている人はもしかしたら辛い場面もあるかもしれません。しかし、ラストまで読むと救いがありますので、…

11

コッコとのこと コミック

三田六十 

優しすぎると泣きたくなる

単話で1話を読んで以来大好きで、
ずっとずっと書籍化をお待ちしておりました!

絵本のようにあたたかくて、だけど、ときどき切なくて、
優しいのにどうにも涙腺が緩んでしまう世界観でした。


本作は雄鶏×雄鶏の擬人化BL。

小さなひよこの“ぴよちゃん”は自分を育ててくれた
優しい“おねえさん”の願いを叶えるために卵を産むことを一大決心!

時が経ち、かつての小さなぴよちゃん…

10

コッコとのこと コミック

三田六十 

木漏れ日のように優しさと強さが沁みて寄り添う物語

先生の既刊作が大好きで大事に読んでいます
真っ当に生きる姿を見て、知り…「愛おしい」とぽろっと呟くように、自然と感情が湧き上がります

優しい作画(キャラも背景も含めて全てが優しいのです)が目にも脳にも心にも…温かくキラキラと降り注いで来ます
柔らかさに包まれて世界のどこかにオットとコッコとアリちゃんが楽しく暮らしてるかも知れない(*˘︶˘*).。.:*と考えるだけで落ち着ける気がします

11

コッコとのこと コミック

三田六十 

買って良かったと思える作品

初読み作家さまでした。ひょんなことから試し読みを読んでグッと引き込まれたので購入を決めました。結果購入して大正解でした。ほのぼのした中にシニカルな要素もあって、とても上手い作家さまだなぁと思いました。

コッコと出会ったことで変わって行くオットの様子が実に良くて、彼が精神的に成長して良き夫や父親になって行くのに胸熱でした。

またコッコが凄く魅力的で養鶏場からお姉さんたちに見守られて今の森…

11

コッコとのこと コミック

三田六十 

絆創膏みたいな漫画だった。

必要ないものを削ぎ落としたシンプルなストーリーでした。
森に1人で住んでいるコッコは卵を産むことを人生の目標にしています。ある日そこに雄鶏であるオットがやってきて、コッコの夢を叶えてあげようと言います。 
どうやって卵をつくるかも何も分かっていないコッコと、流れ者で自分にとって利用価値が有るか無いかで人を判断するオット。

お話に劇的なひねりなどが無いので作者の腕の見せ所、センスが問われる…

8

コッコとのこと コミック

三田六十 

泣くとは思わなかった

絵本のような、ぴゅあぴゅあハートフルなBLです。
細かいことはいいのです。
思わず感情揺さぶられる心温かいお話でした。

7

コッコとのこと コミック

三田六十 

コッコの強さと、オットの弱さ。

オンドリ×オンドリ!
斬新すぎて笑えるし、ピュアで可愛いし、愛があって泣けるしで、すごく良かったです。
オットが無精卵を買うシーンで「これ表紙絵が盛大なネタバラシになってるじゃん!」と思いきや……そんなの関係なしにやっぱり泣けてしまった。
オットの方が弱いところがあって、コッコの方が芯が強いっていう関係性も好きです。

ただどうしても……コッコが外見も中身も小学生にしか見えなくて。
擬…

7

コッコとのこと コミック

三田六十 

間違いなく2人の子供ね

 ほっこり度、温かい気持ちになれた度合いはとても高く、その点で評価するなら星4。ただ、あくまでBLとして萌えたかを最優先に考えてこの評価という感じです。まさかの鶏の擬人化ということで斬新だなぁと思いましたが、三田先生の優しく穏やかにキャラクターを見守るような描き方にほんわかしたり、時折はっとさせられるほど印象的なコマに引き込まれたり、大変楽しく読めました。

 誰かを傷付けるためではない優しい…

4

コッコとのこと コミック

三田六十 

これ以上ないくらいの

ぎゅーっと胸を鷲づかみされるほどの感動をもらいました。
もうね、こっこがあの無精卵が寒かろうと抱きしめる場面では、今思い出すだけでも涙がこぼれます。
そしてそこからがまたよかったですね。
アリちゃんがアリゲーターだったのはびっくりしたし、今後の波瀾を予想しないでもないですが、こっととオットは愛の力で絶対切り抜けるはず。
そして親子であるところから遅れて夫婦としての愛に目覚めた2人も本当に可…

7
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