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1/6(合計:55件)
上野ポテト
キャラメルリンゴ
ネタバレ
描写はキス止まりで、エロはなし。 特に本作においては、個人的には攻受は問わなくてもいいと思えました。 童話のオマージュ設定と、攻めの信章の淡々として感情が読めない点を不快に思わななければ、受けの心の健気な片思いの成就の過程が現代的な童話仕立てな作品でオススメです。 心は歌唱が好きでしたが変声期で声を周囲に指摘され、人前では歌わなくなります。これが、所謂声が出せなくなった人魚。 信章…
まめだいふく
最近再読しました。時間をおいて読み返すと、物語の印象がガラリと変わってとても面白かったです。まずはネタバレなしで読むことをおすすめします! SFチックな独自設定の「ノイド」にまつわるお話です。その設定自体は特殊ですが、物語の主要人物は2人なので、分かりやすくテンポ良く物語が展開していきます。 上野ポテト先生の作品は、舞台設定が抽象的で、キャラクターの心理描写に余白があって、読者が自由に…
研磨
向こうの人を読んですごく衝撃的だったのですが此方がデビュー作だったのですね! 絵柄がというのは私も正直感じました。特に今回の設定がいろんな人を魅了するというものでしたがそうはみえなくて?になりました が、それを引いても夢中になって読み進めてしまうストーリー性と、キャラの感情が本当にリアルで共感する部分が毎回あってすごい作家さんだなと感じます。 絵柄は最新の連載ではかわいらしくきれいでてすごく…
しろくろねこ
けの佐野がリアル過ぎてエグくてしんどい。 軽い気持ちで読んだら、何て衝撃作品なの。 積み本から選んだ楽しいレビューを書こうと思っていたのに、この本を読んだら全て思考を持っていかれてしまった。 BLって本当に間口が広い。 冴えない普通の男佐野と、向こうの人芸能人のエス。 佐野の心の声がリアルすぎて、仕事をしている自分を見ているようだ。あの、いたたまれない空気、高揚感、話せば話すほどドツ…
aaaiiiai
オススメされて読んでみたらとっても面白かったです。表紙とタイトルのインパクト大。 「かつとし」って。 前半4話がオムニバス形式で「かつとし」周りのお話が進んでいきます。 後半2話はまた別の短編です。 1話目の衝撃ったらなかった。 不気味さも感じた。キュンとかない。 今日一日ツイてない主人公(1話目だけの)、自宅の洗濯機が壊れたのでコインランドリー利用してた 陽キャっぽいイケメンが…
ふばば
「向こうの人」の続編としての、読み切り電子単話です。 「向こうの人」本編後、お付き合いを始めた佐野となるさや。 今日はなるさやの部屋の中でのデート。 なのに佐野はうとうとして… ハッとした佐野は謝ったり、寝る?と言われてアワアワしたり。 どうも落ち着かない。 一方なるさやの方も言葉のタイミングが合ってないというか… 話しようか、と言ってるのにシャワー浴びてくる、風呂に入らない…
「向こうの人」協力書店特典ペーパーとなります。 A5サイズの紙にモノクロ印刷。 以下、内容となります。 ↓↓↓↓ ①佐野(じっ) 成海「? なに?」 ②佐野「あ や まつ毛…かな 目の下に……(鼻毛じゃないよな 位置的に…)」 成海「ほんと?」 ③成海「とって?」 (‼︎ ドキィ) なるさやの顔、目の下あたりにまつ毛が1本くっついていて、とっ…
上野ポテト先生の、誰とも被らない独自の個性。 それがこの作品でも発揮されています。 BL的に言うと、進みが遅いし絶妙に行き違ってる。 この絶妙なズレ加減。 この絶妙な気持ち悪さ。(disではなくて) そこが「上野ポテト」っていう感じなのですよ。 BLマンガをサクっと読むと言うよりほんとに誰かの人間関係を盗み見てるような気になってくる。 さて、本作は。 平凡なリーマン「まくた」が…
おぶもいもい
ノイドの存在自体がはっきりせず、本当に実在するのか?噂の域を出ないモノなのか?という疑問も残るなか。 山奥の自宅で、道で倒れていたというノイドのニアと暮らしている会社員のケイジ。 会社の人たちの前での人当たりの良さだとか周りからの反応なんかも相まって、ケイジが怪しく見えてしまったりしたけれど。 様々な事情があってひとりで暮らしていることやニアのことも人間と変わらず接する優しい人なのがわか…
ずも
上野ポテト先生の作品は登場人物がとくかく現実的。それなのにほかのどの作品にもキャラクターがかぶってない。今回は童話のような語りで雰囲気がぴったり。 受が攻めより背が高いのが良い。攻が暴力的ではないサイコ味があって最後まで何を考えているのは、本当はこうだったとか詳しくは描かれていないけど物足りない感じはまったくない。読者は登場人物の「本当の気持ち」をしっていてヤキモキするのが楽しいところはある…