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安西リカ ミドリノエバ
てんてん
ネタバレ
今回は国立研究所勤務の研究者と 大手メーカー関連会社勤務の会社員のお話です。 運命の番である2人が 異世界トリップを経験し これからの未来を見つめ直すまでと 攻様視点での裏事情的短編を収録。 この世界には男女の他に アルファ、オメガ、ベータという バース性が存在します。 アルファの出生は遺伝的要素が強く オメガが生まれるのは偶発的で 大多数のベータは 数千人…
渋茶
どうもこの頃はオメガバースものが供給過多に感じる中で、先に挙がっているレビューから興味を惹かれてこの小説を読みたくなってきたので買ってきた。 読んでみたら自分が従来のイメージに持っている、激しくお互いを貪りあうってのと違って穏やかな世界に驚いたが、ホンワカとした心地良さがあった。 作中の世界ではオメガが差別される事なく手厚く守られていて、番となっているアルファとオメガのカップルも同性婚が認…
ポッチ
安西さんのオメガバースもの。 安西さんもあとがきで書かれていますが、「オメガバースもの」って作家さまによって捉え方や描き方が異なるちょっと特殊な世界観。 今作品は、安西さんらしい、優しい世界観が描かれていました。 主人公はΩの春間。 保護されるべき存在である「Ω」という性に思うところはあれど、自身の努力と持ち前の明るさで様々な困難(発情期とか)を乗り越えてきた、…
春先
BL暦は長いのにオメガバース暦は浅い私がこちらのレビューを書いてしまっていいものか迷いましたが…。 まず読み始めて、本物を読めそうな予感にワクワクしました。 攻めの冬至の愛情深さと、アルファ故の苦悩が良かったし、受けの春間の「運命、かかって来いやあ!」的なキャラに清々しさと小気味良さ感じました。 オメガの春間がこんな感じなんで、薄暗〜くならないんですよね。 (薄暗いオメガバも大好き…
ぴれーね
安西先生と言うと、日常系のドラマチックと言う印象が強いのです。 主人公達の恋愛を、ありきたりな日々の中で繊細に綴るみたいな。 で、私はオメガバースが大好きだったりします。 ただ、安西先生の作風で、オメガバースて全く想像がつかなかったんですよね。 特にあらすじの「別の次元」でますます混乱みたいな。 が、これがすっっっつごく面白かった!! オメガバースをこう料理するか!!みたいな。 …
凪良ゆう ミドリノエバ
ななつの
気になるところで終わった上巻の続き。 鼎、龍、高砂、国生、万座の複雑な恋。それぞれ思うところはあっても、互いに想い合いすぎて、色んなところですれ違いが起きて、辛かったです。でも、5人の複雑な想いが交差して、ようやくひとつ、繋がった時にはほっと安心して感慨深いものがあります。群像劇なので、1つのカップルの話だけではないところが、良い。龍と鼎の家族愛が、1番切なくて、1番好きです。私は龍に注目し…
一度読んで、胸がいっぱいすぎて感想が書けなかったので、再読。 18歳の龍、国生。37歳の鼎、高砂。4人の視点で進んで行きます。 18歳の龍は、叔父の鼎と2人で暮らしています。幼い頃に母を亡くし悲惨な辛い思いをした龍を、鼎が20代で引き取ってからは大事に大事に育ててきたのです。そんな龍と、鼎の友人の高砂。鼎と、龍の友人の国生、パトロンの万座。5人の複雑に入り組んだ恋と、家族の話です。…
麗音
わがままで自分勝手なヴィンス父子が好きになれなかった。 自分の快楽優先の父親に親らしいことを言う資格はないけれど、そんな親を持った不幸を他人に八つ当たりして鬱憤晴らしするガキにもうんざりした。 可哀想な子だからとそれを許す周りも悪いと思う。 高砂の宮への愛が詰め込まれたクマさんが奪わた時の描写がすごく切なかった。 人への想いが込められた品物を欲しがるジェシーは愚か者。 父親の恋愛…
叔父の友人 高砂に思いを寄せる高校生 宮 (宮は高砂は叔父が好きなんじゃないかと思って半ばあきらめている雰囲気) その宮の叔父 鼎を密かに想う宮の友人 国生は望み薄ながらも諦めきれずにいる 高砂と鼎は両片思いっぽい 鼎と友人の万座がセフレらしい と最終的には誰と誰がカップルになるのやら??みたいな感じで話が進みます。 国生以外は幼少時代親に愛されなかった子供ばっかり…
千寂
上下巻ともにずっと積んでいたのを、この度ようやく読めました。 作者さんの思い入れが強いだけあって、ものすごくメッセージ性の強い作品。自分がこのキャラの立場ならどう考える?どう動く?何を選択するのが正解なんだろう、等色々と考えさせられました。 特に感情を縺れさせながらも、着実に成長して強くなっていく子供組に感動…BL小説としての「萌え」というより、ヒューマンドラマを読んだ満足感があります。 …