金ひかるさんのレビュー一覧

夜明けに降る雪(ドラマCD「夜明けには好きと言って」ブックレット収録SS) グッズ

黒石の目線のSS

ドラマCD「夜明けには好きと言って」のブックレットに収録されているショートストーリーです。

黒石の目線です。

開店を二か月後に控えた二月の寒い朝、黒石は「真夜中に降る光」にも登場する空間デザイナーの津久井から、店舗の照明について説明を受けている場面からスタートします。

再会してからまだ白坂の本名を呼んだこともない。独りよがりである可能性は判っているけれど、このまま別れるつもりはな…

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雪の天使 Icecapade 小説

ジョシュ・ラニヨン  金ひかる 

ありがたい雑誌短編の電子化

『アドリアン・イングリッシュ』でおなじみのジョシュ・ラニヨンさんの雑誌掲載短編の電子版。

2000年の1月、宝石泥棒のノエルは自分を2年ほど追っていたFBI特別捜査官のカフェと一夜を共にします。
カフェを気に入っていたノエルにとっては仕事の流れでありつつも、心のどこかに充足とそして後ろめたさが…
そして現在。10年経った今、まるで過去の自分とカフェをモデルにしたかのような作品でノエルは作…

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探偵の処女処方箋 コミコミ特典SSカード グッズ

朝、そこだけ起きていたので・・・

以下、内容になります。


愛しあったのは昨夜で5回目・・・の翌朝、喉の渇きを覚えて一人目が覚めた高嶺。
ベッドを降りようとして掛布団がめくれた拍子に、隣で裸でねている大伴の勃起しているペニスがかすかに動いたような感じがしたので、ちょっと様子を確かめてみよう・・・と、顔を近づけた高嶺。
じっと凝視している内に、悪戯心が湧き、高嶺は大伴の下半身に話しかけてみることにした。

おはよう、…

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捨てていってくれ 小説

高遠琉加  金ひかる 

神様のいない夜、にやられた

いやぁ、本当に面白かった。
何が面白かったって、沖屋のキャラクターが!
これぞツンデレというくらい、ものすご~くとがっていました。
捻くれ者、天邪鬼、意地っ張り。
そういうキャラが好きな人には、これはたまらない人物かも?

沖屋は、弱小出版社の官能小説雑誌編集長。
若いのにとても切れ者なので、かなり口が悪いのに、周囲には一目置かれています。
実は部下思いの優しいところもあったりして…

5

月よ笑ってくれ 月も星もない2 小説

久我有加  金ひかる 

売れっ子ゆえの悩み

「月も星もない」の続編で、前作でコンビ・パイロットランプを組んだ温と秀永が主人公です。押しも押されぬ売れっ子芸人となったパイロットランプの二人ですが、お笑いブームの終焉が近いことを感じて非常にナーバスになってしまう…というお話です。

いやー…ドキドキしながら読みました。お笑い好きで若手芸人も劇場で見ていた身としては、芸人として売れている状態からの葛藤があまりにも切なく、苦しく、正直「もう何も…

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月も星もない 小説

久我有加  金ひかる 

ツキもホシも

芸人になって5年、売れないコンビをそれぞれ解消した城坂と秀永が、コンビとして、パートナーとして成長していくお話です。芸人モノや芸能界モノは読む機会がなかったのですが、とても面白かったです。関西弁が楽しい!仕事(お笑い)と恋愛のバランスもよく、読みやすい作品でした。

個人的に、BL作品から離れている期間にお笑いにハマっていた時期があったので、お笑いの部分は読んでいて色んな感情が渦巻いて苦しいほ…

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諸行無常というけれど 小説

谷崎泉  金ひかる 

吊り橋効果?がいなめない

リーマンものかと思ったら、主人公に様々な試練がおそいかかる波乱万丈なお話でした。ラブストーリーと言える部分は期待していたよりかなり少なく、普通のお話として読むにはそれなりに面白いと思います。
でも恋愛物としてどうか、と言うと、私はう~んと思ってしまう箇所がいくつかあります。

旅行会社に務める朽木は、過去に色々あって今の「トラブル対策の部署」に左遷させられたという、冒頭から苦労が見えるキャラ…

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作る少年、食う男 小説

椹野道流  金ひかる 

歳は離れていても初恋同士

椹野さん本はライトノベルしか読んだことがなく、BLは初めてですが、暖かく安心感のある作品でした。

最初は痛々しいんですがそこを越えればテイストはほのぼの。加えてサスペンスドラマという、表紙からはちょっと想像できなかった内容でした。
舞台は架空の港町で、雰囲気は近世ヨーロッパのイギリスやドイツをイメージしたらしいのですが、シャーロックホームズが好きというだけあってまさにそんな感じの作品です。…

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臆病なサボテン 小説

安曇ひかる  金ひかる 

安曇ひかるブーム中

マイブーム中です。
安曇ひかるさんの作品を、ちょいちょい読んでます。

まず文章が全く気にならない。読みづらい文章は言うまでもないですが、上手さと言うか表現過多な部分が目につくのは、気になってお話に入り込めないので、その点全く気にならない。理想の文体です。

程よい切なさと、変化に富んだストーリー展開とで楽しめました。

ただ、ちょっとお仕事部分が多かったような。というか、なじみのな…

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Passion in your eyes 小説

高坂結城  金ひかる 

天才少年と自由奔放な高校教師

大人×子供なのですが、大人と言ってもひねくれているし、子供といっても妙に大人びています。
二人ともひねて変わった性格をしていて、なかなかすんなりくっつかない。でも恋とは自分の思い通りに行かないもので、せつなくて苦しいものだとしみじみ伝わってきます。
ちょっと古い本だけど、読んでよかったと思う作品でした。

主人公の淳史はIQが高い天才児で海外で育ちますが、今は地元の高校に通っていて、担任の…

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