桜之こまこさんのレビュー一覧

ロイヤルハニー 小説

墨谷佐和  桜之こまこ 

「ロイヤルハニ―」の伝説がある国

登場人物の紹介が凄くユニークで笑ってしまう

三枝 太一:
純日本人の大和撫子男子 無類の甘党
美麗な容姿を気にする「負けず嫌いのオトコマエ美人」

山田恭一郎:
日本人の母、ドイツ系ハーフ。 
頭脳明晰、万能型、洗練された美男。
途中入社、太一を抜いて営業成績トップ。


太一は、恭一郎が苦手。
恭一郎と賭けた王様ゲームで敗けて要望を受け入れる、
そして、恭一郎の本名…

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王子の政略婚 新王オメガと王太子アルファ 小説

桜部さく  桜之こまこ 

知らなかった〜

電子専門書籍はチェックしていなかったので、この作品がある事を偶然知りました。

「王子の政略婚 気高きオメガと義兄弟アルファ」の続編なのですが、レビューで知りたかったその後が書いてありました。どうしてこれを紙で出してくれなかったのだと恨みました。

前作は駆け足で終わってた為に全体のバランスが悪くて、面白いのに消化不良感がとても強い作品でした。

こちらは気になっていたユベールの祖国で…

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王子の政略婚 新王オメガと王太子アルファ 小説

桜部さく  桜之こまこ 

「王子の政略婚  気高きオメガと義兄弟アルファ」の続編

仲睦しい二人。
アロンソ:α 隣国エスパニルの王太子
ユベール:Ω フロレンス王国の美貌の王子

婚礼式の後の初発情で、やっと番契約を終えた二人。
ユベールに、父の重体と内紛の報せが来て
・・外交上の問題を二人で解決していきながら、二人で最良の策を講じ、絆を深めていく。
そして待望の王子誕生。

しっかりした文章と構成で綴っているので、安心して読める桜部先生の作品。
文学少女が…

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王子の政略婚 新王オメガと王太子アルファ 小説

桜部さく  桜之こまこ 

いきなり始まってた

んん?これは何かの続編かな?
アロンソとユベールが最初からラブラブで、発情期をソワソワと待っていて。
いざ発情期がやってきたら、んもうとーーーっても濃い番の儀式で。

なんか冒頭からもういきなり始まってて、番になって仲睦まじくて、もうお腹いっぱいです。

結婚して5ヶ月とのことですが、これが初めての発情期とのこと。お互いが覚悟を決めていざ!な感じが初々しくていいですね。

続編なの…

1

星は願いを 小説

桜部さく  桜之こまこ 

主人公視点で展開する物語

丁寧な心理描写。エロ少な目。読み物として楽しめる作品。

両親に育児放棄され、養護施設で育った小谷未来
養護施設で同室だった高崎流星は、父の暴力で保護された

暴力事件で内申評価を下げられた流星は中学を卒業すると同時に養護施設を出て、音信不通になる。
数年後、未来は、勤めていた工場閉鎖で失業。
流星が代表に就く会社で募集があることを知り、応募、未来は流星の会社で働くことになる。
流…

2

マンハッタン・プロポーズ 小説

桜部さく  桜之こまこ 

根性で読了

性的指向を否定されてきた者同士が出会い、寄り添い合って前向きに生きていこうと決意していく。勇気をもらえるような優しいストーリーでした。

神評価が多かったので楽しみに取っておいたのですが、うーん、やはり作家様の文章と相性が合わないみたいです、すみません。

だからか、萌え以前にストーリーがすんなりと入ってこなくて…。メインの二人についても、わたしの印象では『運命の王子と幸せのシュガーパン』…

2

マンハッタン・プロポーズ 小説

桜部さく  桜之こまこ 

表現のひとつひとつが優しく、丁寧

なんて素敵なお話なのだろう。
こちらの作品、すごく好きです。
作家様の別作品が面白かったので、特殊設定ではない現代ものも読んでみたいなと購入したのですが、これが大当たり。
レビューを書いている今、とても心地の良い読後感に包まれています。

自由の国・アメリカを舞台に、自由なようで自由ではない部分や、宗教や文化・習慣の違いを交えながら、男性同士の恋愛を真面目に、じっくりと丁寧に描いた作品で…

2

マンハッタン・プロポーズ 小説

桜部さく  桜之こまこ 

NYが舞台の大人のラブロマンス

ゲイであることを家族に知られて腫れ物のように扱われるようになり、生きにくさを感じていた受けが、赴任先のNYで同じ傷を抱える攻めと出会って恋に落ちていくラブロマンス。とっても良かった〜!

テーマがマイノリティに焦点を当てられているので重くなりそうなイメージなのですが、受けの圭が自由の国アメリカで、1年半というタイムリミットがあるからこそ、ここでは自分らしく正直に生きようと決めていて、何事にも素…

2

わんこを描いたら恋が降ってきた 小説

桜部さく  桜之こまこ 

じんわりあったかい大人のラブストーリー

受け攻め2人はそれぞれ漫画と小説でプロを目指す創作者で(攻めの方はもうデビューしてる)垣根は違うけどSNSを通じて出会って、互いにアドバイスし合い、励まし合う関係。ある日受けの漫画の書籍化が本人のあずかり知らぬ所でおじゃんになり、それを励ますために初めて実際にオフ会という名目で会って食事をするけど、実は受けは自分が耳が聞こえないことを攻めにまだ打ち明けていなくて…という感じです。

耳が聞…

2

わんこを描いたら恋が降ってきた 小説

桜部さく  桜之こまこ 

いい!

読んでて心がじんわり温かくなれて、私はこういうお話が大好き。

受けの千里は難聴というハンデがあるんだけど、特別な人の特別なお話って感じではないところが良かった。
「耳が聞こえない人の恋」みたいなところを謳ってないというのかな。
ネタ的なイヤラシサが皆無というか。
耳は聞こえないし、そのせいで引きこもりぎみだけど、でもコンプレックスも心に傷もないまま育った人なんていないという意味では、千…

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