有木映子さんのレビュー一覧

我が愛しの宮廷魔術師 コミック

有木映子 

作家さん買い♪あっさりした物語かな〜

作家さん、買いです!
結構アッサリとした物語でした。

宮廷魔術師ユーリスと王女様の護衛騎士レオンハルトのお話♪
王女様が勝手にユーリスの家に居座っているのを拐かしたとして国王の勅命で連れ戻しに来たレオンハルト。
王女様はユーリスが魔術師協会へ戻ってしまうのが嫌みたいで国王に反発しているみたいだけど…本人は「迷惑」とバッサリ‼︎
それに怒った王女様が投げつけた壺!これが『惚れ薬』で浴び…

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我が愛しの宮廷魔術師 コミック

有木映子 

めんどくさい受けが良い

有木先生の描かれる受けの、めんどくさくて逃げ癖があるという特徴。
今回もそこは健在だったので、やったー!と飛びつきました。

めんどくさすぎる受けは苦手ですが、なぜだか癖になるんです。
逃げの後ろに隠れている自信のなさが、表情に表れていて可愛いからかも。

惚れ薬がきっかけで近づいた2人は、芽生えた気持ちが薬の効果なのかどうか。
この部分を中心に、物語は進んでいきます。
受けがかな…

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我が愛しの宮廷魔術師 コミック

有木映子 

前半は好き

姫の護衛騎士を務めているレオンハルトと魔術師協会に所属するユーリスが出会って恋に落ちるまでのファンタジーBLです。

惚れ薬を全身に浴びたレオンハルトがユーリスに解呪してもらうまでは楽しく読めましたが、レオンハルトの記憶を失くすという暴挙に出たユーリスに大分苛々させられましたし、説明不足に感じるところも多かったです。

自力で記憶を取り戻したレオンハルトのおかげでハッピーエンドとはいえ、本…

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と或る主従の恋のはなし 2 コミック

有木映子 

幸せそうで何より♪

真咲・ユノ・若葉3人が『家族』として、仲良くこの先も過ごしていくのだなぁ〜と思わせてくれる温かなラストでした(੭ु ˃̶͈̀ ω ˂̶͈́)੭ु⁾⁾

前巻では描かれていなかった、ユノが真咲から姿を消した5年間での出来事…めちゃくちゃ切なすぎて。ユノが真咲をどれほど傷つけたのかが分かり菅谷さんのあの態度は理解してしまうな…と思った。
そばで見ていて痛々しいし、自分を見てくれない悲しさ…切な…

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と或る主従の恋のはなし コミック

有木映子 

切なくてもどかしい2人の物語

もどかしくもあり、切なくもあり、でも幸せを手に入ることができて良かったです!
最初、真咲の表情や態度が冷酷無慈悲な感じで怖いイメージがあったけれど…どんどん豊かな表情を見せてくれるようになりユノに対する時の表情が…哀しさと好きが伝わってきて胸が締め付けられました(*´-`)
対するユノは表情に変化はないけれど態度に表れていて…真咲のことを今も好きなのだと感じられました。それなのに嘘をついて距離…

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イノセントの剥製 コミック

有木映子 

最高な大人の駆け引き

めちゃくちゃ好みの作品でした
まず騙された!?って感じ…リーマンとホストだと思っていた彼らが違う仮面をお互いに被っている。
ある「指輪」で関わりを持つようになる2人…純くんの磯崎さんに対して『大人な駆け引き』をするけども、自分が返り打ちに合っている純くんの描写が、たまらなく可愛い☺️
磯崎さんの冷めた目や口調の変化に堕ちている純くん…。
子供っぽいし生意気で相手を挑発することしかできない純…

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親愛なるオメガへ コミック

有木映子 

切なくてでも温かい物語

胸が締め付けられるぐらい、切なく愛おしい温かな物語でした☺️
しっとりとしていて静かな感じなんですけど登場人物たちの想いに体温がある熱さを感じました❗️
Ω嫌い、人間嫌い。そもそも信用しない。全てを拒絶し壁を作る彗星が冷酷な人だなと感じましたが、孤独感を抱え不器用な優しさを持ち合わせている。

実央は本当に辛い立場だなと思いました。涙が出そうなくらい実央の想いが切なすぎる兄の那津の命で彗星…

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放課後の獣たち コミック

有木映子 

お互いを思いやる気持ちに『ほっこり』

黒田くん見た目が怖い感じだけど…とてもいい子でした☺️
砂川くんの泣き顔に弱いところ、あの顔はあざとい砂川くん自覚ないんところがまた…。

2人とも『孤独感』を抱えていて、お互いに最初は馴れ合うつもりはない!って感じだったけど、だんだんと2人の関係と距離が近くなっていくのが伝わってきました✨
2人の『誰か』に受け止めてもらいたいという思いが2人に当てはまったのだなぁ〜と感じました❗️

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アンダースキン コミック

有木映子 

共依存のような関係

仄暗くてビターなお話でした。
感情が複雑に絡み合っていて…難しく感じましたが晃と弘瀬2人はこの関係がピッタリなように思えるカタチだと読み終わった時に思いました!

とある議員への復讐のために、自身を犠牲にして愛人をする晃。未成年である彼が議員に近づくには身体を売るしかないのが手を組んでいる記者との会話で切なさと結局は良いように使われているようで…悲しかった。

晃が中学生の頃に、初めて出…

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硝子体温症候群 コミック

有木映子 

2作品とも硝子のような物語

初めての作家さん!
2作品とも『硝子』のような心を持った登場人物たちの『恋』だと思いました。

1作目「硝子体温症候群」
周りからの期待に応えなければと自分を追い詰めすぎて息ができない「二条」と
多額の借金を抱え会社の金も持ち逃げしたとされる父親に捨てられ孤独になった「遠海」。2人とも抱えているモノは違うけれど『孤独感』を持っていてソレを埋めることが出来たのが、お互い同士だったのだと思い…

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