苑生さんのレビュー一覧

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

先生の挑戦を感じました

作家買いです。
元々浅丘先生の作品はページ数が多めかつ丁寧に描写をされているので、その点に関しては全く苦痛ではなかったのですが、申し訳ないことに私はあまり浸れなかった側です。
それでも萌評価にしたのは、学と唯愛の暴力的なまでの無垢さといいましょうか、頑なとも取れる揺るぎない想いに萌えました。異星人という人間とは全く違う価値観の生物をどう描くかにもすごく挑戦されていると思えました。
唯一、不変…

0

ロマンス不全の僕たちは 小説

月村奎  苑生 

ツンツンツンデレ

ツンデレ攻めが大好物な身としては盛大に萌えさせて頂きました。
ツンデレといってもツン度がかなり高めのツンツンツンデレぐらい。
受けが嫌われてると勘違いするのも無理ないくらいの塩対応。
でも本人はそれでデレてるつもりなのが面白い。笑
「えんちゃん」と呼ばれることにあれだけ抵抗してた理由が分かった時はまさかすぎて笑っちゃいました。
飛躍しすぎてる!笑

受けの昂大視点なので、報われないと…

4

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

お腹いっぱいです

朝丘先生はあめの帰るところから追いかけていて直近の何冊かから薄々思っていたんですが、読むのが最近すごくしんどいことに気付いてしまいました。

特に毎回受けの性格が悪く感じてしまって、それはなんでだろと今回よく考えたら、受けの話し方がすごく強くて、言葉遣いが悪いわけではないのに、思ったことを我慢せずに言葉にしてぶつけてぶつけまくるのが歳を重ねた読者側のわたしが受け止めきれないんだとわかりました。…

8

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

SFではない異星人との恋

朝丘先生は”星を泳ぐサカナ”、”窓辺のヒナタ”が好きです。イラストが苑生先生ということもあり購入しました。全体的に糖度は高めで、宇宙人独特の愛の表現とか事件も起こらないので設定以外は日常系と言える気がします。真面目に毎晩愛を語り合うCPを優しく見守りたい人向けかもしれません。宇宙規模の設定だけど、2人の世界はめっちゃ狭いです。(←嫌いじゃないんですが…)
”ソラの人”というタイトルも含めて、朝丘…

3

兎の森 (1) コミック

苑生 

背筋が伸びるような作品

2人の気持ちと関係性の変化が丹精に綴られ、読むほうも背筋が伸びるような作品。こうゆうお話好きだー。幼なじみのお話で、洵太が環を好きになる過程が幼少期から丁寧に描かれ、環のハードだけど愛はあったがゆえに複雑な育成環境もあり、簡単には進まない二人の仲が、とても自然に心の中に入ってきた。 あと表紙が二人の距離感を表してて、ほんとに素敵だと思いました。

3

兎の森 (1) コミック

苑生 

不器用な恋をする

そんなに変わった設定でもないのに、読んでいるとキュンキュン、笑えたり悲しくなったりする。
等身大の男の子の不器用がダイレクトに伝わってきて、こっちまで慌ててしまう。
なんでもない日常風景の、ふとした瞬間のときめきを切り取ったような漫画です。

好きな相手を振り向かせようと一生懸命頑張って空回りする環がアホらしくてかわいい。応援しています。

1

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

何度も読み返したい作品

日常なのに非日常。
高校の頃、好きになった人を忘れられず10年。占いをしているという彼に会いにいくが、ひどく拒絶された唯愛。
まどろっこしくじゃなくて、言いたいことは伝えていこうと、再度先輩である学に会い告白をする。「嫌い」と言われて落ち込むが、学の作ったレジン作品を介して連絡を取り合い、学から付き合うという返事をもらう。

最初は学の性格や素行の悪さに、何でこんな人に唯愛は惹かれるのか不…

6

「ソラのひと」コミコミ特典SS小冊子「桜舞う雲路」 グッズ

新しい日々

本編終了後のお話です。

その後の宇来と唯愛の幸せそうな様子を2段組でしっかりと書いて下さってるので、こちらのコミコミさんの小冊子付きを購入する事をお勧めします。

宇来が故郷の星から帰って来てから、彼等が日常のちょっとした幸せを大事にしている様子が伝わって来ました。
宇来がオーダー作品の受注を再会した事で新たに感じた事や、唯愛との約束で体験した地球人の気持ちとかを知る事が出来ました。

1

「ソラのひと」出版社ペーパー「白昼の星」 グッズ

彼等に末永く幸せを

本編終了後のお話でした。

宇来不在の三年間をたった1人で唯愛を支えて来た孤月でした。
高校生だった彼の負担はどれほどだったか、それは宇来が帰って来た時の号泣する姿が全てを物語っていたと思います。

そしてこちらは大学生になった孤月が宇来先輩と初対面した時のお話でした。

幸せそうな宇来と唯愛の様子にほっこりしました。

とても楽しそうな3人ですが、そこに流星の姿は無くて…。いつ…

1

ソラのひと 小説

朝丘戻  苑生 

私にはハマりました!

年に何回か号泣する作品に出会うのですが、今期初めての作品がこちらでした。

読み終わるまでにタオルハンカチがぐしょぐしょになって、顔中いろんなもので大変になっていて朝に瞼が腫れてました。笑

あらすじや帯の惹句、宇来の言動から彼の正体は何となく察せられます。
そして序盤の辛辣なまでの唯愛(いちか)への拒絶に、唯愛と一緒になって胸がキリキリと痛く切なくなりました。

そして2人が恋人に…

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