久我有加さんのレビュー一覧

イケメンにつきご注意ください 小説

久我有加  千野ち 

面白かった!それに尽きます。

嫌?と聞いて追いつめるナマケモノ!

久我さん、こんなに面白いお話を書いていて下さってありがとうございます。
夢中で一気読みでした。
とても読みやすく登場人物もみんな魅力的で。

透のイケメンアレルギーが面白かったです。もっとガンガンコントや漫才で出せばいいのにと思ったら…。

芸人の透と小学校で同級生だった俳優の首藤が共演することになって…。

小出しで子供時代が出てきて、な…

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イケメンにつきご注意ください 小説

久我有加  千野ち 

笑いと萌えキュン溢れる、”芸人シリーズ” 最後の一作を噛み締める

まさか、久我先生の新しいお話が読めるなんて...!
先生の「芸人シリーズ」、最後の一作とのことです(電子のみ)。

訃報のご一報に衝撃を受け、なかなか立ち直れず
今でも心が揺れ動いていますが、、
今こうして最新作を読めることに、本当に感謝したい気持ちでいっぱいです。

「小説ディアプラス23年アキ号」に掲載されていたというこちら。
自分は当時の雑誌は未読のため、何も知らずまっさらな…

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恋の押し出し 小説

久我有加  カキネ 

あっぱれ!な押し出し。鼻血吹き出すも、見事な決まり手で恋の勝利を勝ち取るワンコ攻め

先日の新書館さんセールで一気買いした、久我先生の未読本。

この「恋の押し出し」からワクワクと読みはじめましたが、
もーーーおっかしくて楽しくて、そして想像以上にえちえちで
満足度大・大・大!の一冊でした✨

ちょうど先日大相撲も始まり、見られる時にはテレビで観戦を楽しんでいますが、
そんな自分にピッタリの内容。
吹き出したりキュンとなったりしながら、終始楽しく拝読しました。

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七日七夜の恋心 小説

久我有加  北沢きょう 

いけずな年上のひと

久我有加先生の芸事シリーズ、の中の「落語家」ものです。
舞台は現代。大阪に住む若手上方落語の初蝉と、京都に住む幇間(太鼓持ち)の弥助の恋。

地味で華が無く巧くもない若手・初蝉(本名は守博)は、師匠の涼風に連れられて初のお座敷遊びへ。
そこで「太鼓持ち」という存在を初めて知る。そして、その美しい男が印象に残って仕方ない。結局それは初めての恋。
とにかく守博は真面目で、一途で、ヘタレで。何…

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初恋列車 小説

久我有加  麻々原絵里依 

「かわいい」が大混雑ラッシュ

久我先生といえば漫才もの。
私も大好きですがあえてこちらの作品をレビューさせていただきます。
鉄オタのつむ君と華道家元の御曹司雪輪君とのかわいいお話です。

出会いがおばあちゃんの付き添いという時点ですでにかわいい。
つむ君の鉄の好みが地味でかわいい。
2人の育ちのよさが滲み出るのんびりした会話がとにかくかわいい。
←幼稚園からの幼馴染なのにもかかわらずずっと「君」づけ
強すぎる雪…

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恋の二人連れ 小説

久我有加  伊東七つ生 

純粋で素直で透明な。そんな受けの魅力がいい

「疾風に恋をする」の関連作。「疾風〜」にちょっとだけ名前が出た作家・間宮のターンで、舞台は同じく関東大震災あとの大阪。
主人公は、間宮の著作が大好きで全ての作品を読み込んでいる大阪の小さな出版社の社員・扇屋梓。
震災で避難してきた間宮に是非我が社で連載を!と滞在している茶屋に通う梓。
梓は元々間宮ファンだから会えるだけで嬉しいんだけど、間宮の初登場シーンはサイアク…
パワハラ、セクハラ、不…

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疾風に恋をする 小説

久我有加  カワイチハル 

武闘派の強気受け

関東大震災あとの大阪が舞台の、映画黎明期BL。
久我先生お得意の大阪ことばが沁み入ります。

主人公は、東京の映画業界が復興するまで大阪で活動することになった若手俳優の英介。
これからの映画は現代劇だ、と考えているのに今は大阪で旧劇ばかりやらされて…という不満が顔にも態度にも表れている。
そんな英介でも温かく目をかけてくれているのが旧劇の人気俳優・半次郎だった…
…という2人の出会いが…

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あの日の君と、今日の僕 小説

久我有加  左京亜也 

“土手告白号泣男”の様子がおかしい

魅力は渋川幹人というキャラクター、これに尽きる。高校時代に振った相手と、仕事場で再会するところから始まるお話。自分のことが好きなのか、と冷静に観察する健吾と、28歳とは思えない初心な反応を見せる渋川のやりとりが楽しかった。

メイン二人はテレビ局と制作会社のディレクターで、お仕事部分はさらっと。日々は平穏で、起こった事件は渋川が事故に遭ったことくらい?健吾が好きすぎて様子がおかしくなる渋川を見…

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山神様のお嫁さま 小説

久我有加  金ひかる 

山神さまのピコピコ耳を触ったら

久我有加先生の、可愛らしい和風ファンタジー・:*+.
先生初めてのケモミミ攻めとのこと。ぴこぴこ動く狼耳が可愛かった☺︎
Kindle Unlimitedにて拝読しました。

久我先生ならではの軽快な大阪弁が耳に心地よい、
山神さま×森林学科の大学1年生の婚姻譚です。

ほぼ10年前の作品ですが、素敵な作品は
本当に色褪せないんだなあ…としみじみ感じる、癒しのお話でした☺︎

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月も星もない 小説

久我有加  金ひかる 

月も星もない夜、見上げた光に導かれて。じんと胸に響く芸人BL

やっぱり大好きだなあ、久我有加先生。。

先生の「芸人シリーズ」初期のこちら、
やっとやっと、読むことができました。

軽快な関西弁のリズムが読んでいて心地よく、
思わずセリフをちょっと声に出して呟いてしまったほど。

タイトルの「月も星もない」は本編に出てくる二人の出会いの
印象的なシーンを表したものですが、あとがきによると
”ツキもスター性もない”という意味も掛け合わせたも…

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