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晴れて恋人になり糖度が思いきり上がってからの、不安、嫉妬、ピンチ、と王道の流れでした。新の潤太への愛情表現が、猫可愛がりというよりは、あくまで兄のような包容力を見せつつ密かに潤太の可愛さを噛みしめるという感じで、年上攻めの良さをこちらも噛みしめることができました。令和の時代にまだこんな喧嘩の売り方をする不良がいるのかはちょっと疑問でしたが、田舎ではまだざらにあることなんですかね。新も元不良だった…
いわゆる強面の男性が実は他人に甘えたい、可愛がられたい願望を秘めているという、ギャップ好きにはたまらない受けが登場します。潤太の場合は厳ついのは本当に見た目だけで、喧嘩は売られるけれど本人の性格はいたって温和だし、弟妹の面倒見も良いお兄ちゃんなんですね。長男としていろいろ我慢してきた反動はさぞ大きいだろうなぁと。この歳で年上の女性に甘えるとなると最初から色恋っぽくなってしまうでしょうから、同性を…