みやしろちうこさんのレビュー一覧

稀有なるオメガと石の上の花 小説

みやしろちうこ  富田童子 

すきです!

大好きな緑土なすのみやしろちうこ先生の作品。先生の文章は、ファンタジー向けだなぁと改めて実感。投稿小説から楽しませてもらっていたけど、緑土なすは脇役も受けも攻めもいわゆるお約束的なBLじゃなく、世界観がしっかりしてるからBL枠を超えて楽しめる作品でしたが、今作も世界観があって、直接的なBL表現はないけど、しっかりBLとしてもファンタジーとしても楽しめました!神様が、あまりに軽くて、セイのご先祖…

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稀有なるオメガと石の上の花 小説

みやしろちうこ  富田童子 

童話としては「神」評価

(α)魔物を倒す護衛セイ(30歳前後) x (Ω)宿屋を営むヨナス(30歳)

初めに:
絡みのシーンは割愛されていて、描写はない。
ベッドに二人で行く場面と次はもう朝という書き方でその一度だけ。

セイは正体を隠して「ある人」を探して、ヨナスの住む国まで旅をして訪れ、
ヨナスの経営する宿に偶然宿泊する。

ヨナスはΩは悪という偏見を持つ世の中で、必死に抑制剤でオメガを隠して生き…

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緑土なす きみ抱きて大地に還る 小説

みやしろちうこ  user 

緑土続け!

ファンタジーは苦手だけど、サンプルを読んでみたところすっと物語に入って行けたので、3冊購入し一気読み。
異国の時代物を読んでるようで楽しめた。
近親婚も地雷だけど、この一族の場合、寿命が150年あり異能で近親者がいないと衰弱していくという、もう違う種類の人間で、常識と本能が違うんだろうと理解できた。
主役2人以外の様々な視点で物語が進むので、登場人物それぞれに愛着が湧いた。
灰色狼は全員好…

4

緑土なす きみに捧げる花の名は 小説

みやしろちうこ  user 

まるで宝箱のような一冊

前の2冊と比べると今作は命の危険にさらされることも無く(兄上様が川に落ちて行方不明にはなりますが)穏やかに、安心して、いかに兄上様が皆に愛されているかが伝わってくる素晴らしい作品になっています。
また、一冊まるまる一つの長編ではなく、短編と中編のミックスなので気軽に読み進められました。とはいえ随所に感動ポイントがちりばめられているので、ちょくちょく涙腺がゆるみました。
兄上様の今世王を想う気持…

11

緑土なす きみに捧げる花の名は 小説

みやしろちうこ  user 

大満足!

緑土なす、待ちに待った3巻目でございます。
延期に涙した皆さん、ようやくお目にかかれましたね!!
冒頭はuser先生による繊細な書き下ろし漫画から始まります。短いページの中に可愛らしい兄上さまと麗しい陛下が描かれています。ぜひご覧になってください。

さて今回、丸々一冊上下巻の続きというわけではなく。
webで公開されていた番外編10話、特典ペーパーやフェア小冊子での作品が5話収録されて…

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緑土なす きみに捧げる花の名は 小説

みやしろちうこ  user 

3巻目きたー!!!ネタバレありますから、気をつけて。

緑土なす 3巻目 きみに捧げる花の名は とうとう発売されました!!

喜び、感謝、感激、どう言い表しましょうか。
発売が告知されるも、延期となり、ほぼ一年待っておりました。先生、出版社、その他もろもろ
ありがとうございました。本日、読了しました。

イラストのuser先生の漫画(よかった~!)から始まり、短編や特典ペーパーのお話など
きらきら輝くようなお話がたくさん詰まっています。

21

緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼 小説

みやしろちうこ  user 

この一言

バイブルの一言につきます。今まで沢山の作品を読んできましたが、その中でもバイブルです

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緑土なす きみ抱きて大地に還る 小説

みやしろちうこ  user 

いろんな人の地雷を踏み抜きそうな設定ではあるけれど…

WEB小説を巡り巡って辿り着いたのがこの作品でした。BLはどちらかと言えば苦手で、でも時間があるし評価も高いし…と軽い気持ちで読み始めました。
主人公たち以外の言動や思考も事細かに描写されているので苦手に感じる方がいるかもしれませんが、私はライトノベルのテンポのいいお話より、深く掘り下げてくれる作品のほうがより好きなので(ライトノベルも好きですが)気づけば寝る暇惜しんで最後まで一気に読んでしまい…

7

緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼 小説

みやしろちうこ  user 

WEB小説が原典という事は念頭において読んだ方がいいです

一冊読んでみて、惜しく感じる点が多かったです。作者の方の文章構成力は非常に秀でていて、淡々とした描写の中にも味があり、大変魅力があるのですが、商業小説に慣れている自分には戸惑う事がありました。

作者の細かい世界観の作りこみや文章の並び方や、何気無く描かれる日常に時折描かれるユーモラスなエピソードに惹きこまれる部分が多く、半分くらいまではとても楽しめていました。

半分くらい…

7

緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼 小説

みやしろちうこ  user 

世界観の作り込みはすごいけど…

評判通り、架空の国の設定は細かい所までつくってあり、他にはいない作家さんだと思います。
ただ、個人的に文章のつくりが好みではありませんでした。

ストーリーの大筋としては山あり谷あり、メリハリがあるはずなのに、読んでいると驚くほど単調に感じるのです。一つのシーンを際立たせようと思ったら、それ以外のシーンをあえて曖昧にしたり、省略したりするものかと思います。でもこの作品はどんな些細なシーンもす…

8
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