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5/10(合計:99件)
久松エイト 雪林
ひみた
ネタバレ
kindle unlimitedにて 箱庭で暮らす者同士の息苦しさを共有し、相手の内面の美しさをちゃんと見ているやさしいお話でした。沙羅が生けるお花を大切に扱うように、とにかくお花を美しく大切に描いてるのが伝わってきます。 同じ名前の由来とは可愛い。 どうして行き来するアイテムが鏡だったのかについて、大小あれど同じ悩みと名前だったからなのでしょうが、もう少し鏡に纏わるきっかけがほしい。 ち…
碧雲
褐色美形スパダリ王子×和服美人のSFファンタジー 原作が、久松エイトさん。 --- 華道の名門家元・仙波家の次期当主の沙羅は、退屈していた。 「後継の儀」の前の日、姿見の鏡に触れると、ズブズブと鏡に飲み込まれるようにすり抜けてしまう。鏡を抜けたら、アラビアンな異世界で異世界の王子様と出会う 異世界の王子も、鏡をすり抜けて沙羅が居る世界に来ることが出来る。 退屈な毎日が嫌だと不満を感…
久松エイト
モノクロで描かれたコミックの筈なのに、人物の動きや心模様がアニメーションやMVのように感じられました。 2人の愛は出来上がっているので、当て馬が出来て嫉妬したりモヤモヤしたりではなく、仕事や未来でちょっと悩んでも、相手が居れば(とくに波野から多田へ)突き進んでいける!というストレートに安心して読めるお話でした。意外性やお話の深みを求めるとしたら少し物足りないかもしれません。 お風呂で初めて触れ…
ぷれぱーる
美しくファンタジーな作品。 姿見を通じて行き来する、花道の次期家元・沙羅と、王子・シャーラ。 てっきり、異世界トリップものだと思って読んでいましたが、現代世界の違う国々のお話でした。 二人の出会いは偶然じゃなく、名が花が引き合わせてくれた運命だと思う。 香り立つような花々が、とても美しかったです。 着物と民族衣装、白肌と褐色……和と洋の対比も素敵だと思いました。 両親も見ている…
みざき
初読み作家さまでした。 他作品は未読。未読でも問題なく読めました。 スタイリッシュなカバーイラストに惹かれて購入したのですが、ちょっとイメージが違ったかな。 既に恋人同士な2人の、前向きで、甘くて、お互いを信頼する気持ちが溢れている作品でした。 本当に良い意味でイメージと違った。 キラキラしているのだけれど、どこか等身大というか… 登場人物達の言動や行動に親しみを感じるのは、きっと彼ら…
この本には藤の花が挿し絵に入っていて、うちの田舎の家の門が白藤の棚で出来ていたのを思い出しました。藤の花には微毒があって、猪除けにしていたようです。 この巻に納められた作品の共通項は「秘密の愛の毒」と言えばいいのかな。脆い状況を一筋の愛が崩壊を防いで支えているような秘めた愛。 いい愛だなー。巻末に登場人物のプロットがあるので、いつか続篇が出るのじゃないかと期待。面白かった。神評価。 あら…
kurinn
「ランウェイの行方を知りたいか」が面白かったので、こちらも購入しました。 こちらから先に読んでいればと後悔しました。 多田が地方の田舎出身で、馴染めなくて逃げるように上京して来たところから始まってました。 過去の出来事から素直に言葉に出来ない多田。 そんな多田が波野と出会い変わって行きます。出会った事で変化するのは波野も同じでした。 やがて2人が恋に堕ちて行く様子が何とも萌え…
波野がマネージャーと台本の確認作業中に、多田がソファーの裏側から波野の後頭部を掴んでおもむろにキスしてきました。 呆れているマネージャーは慣れてるようで、表情も変わりません。 波野だけが赤面して焦っています。 「えっ⁉︎」「俺いまなんでキスされたの⁉︎」とたずねる波野に対して、多田はさも当然のように「だってお前すきな時にしていいって言った…」と答えてました。 ええいいですと…
izumix
【ランウェイの行方を知りたいか 】で、久松エイト先生を知り、 過去作を読みたくなり検索していたところこちらに出会いました。 しかしタイトルの11人目のこいびとくんというところで、 10人他に彼氏がいて、11人目の表紙の彼が本命になるお話かなぁ?と思い ビッチ受けがそこまで好きなわけではないのでなんとなく読んでいませんでした。 でも、ちるちるさんのレビューを読んでそういう話じゃないんだなっ…
波野が服を着ようとしていて、背中が痛いらしく「痛…っ、なんだろ背中イタ…」と戸惑っています。 多田が波野見るとそこにはズタボロになった背中がありました。 ぞっとした顔をして、自分の爪先を見つめる多田。 そうなんです。本編の初エッチの時に多田がもの凄く爪を立てて居るのが気になっていたし、背中にも爪の痕が描かれてたんですよね。ww 波野の背中に残る爪痕を見てしまった多田は 「…