義月粧子さんのレビュー一覧

箱入りオメガは溺愛される 小説

義月粧子  すがはら竜 

甘々なオメガバもの

糖度120%のオメガバが読みたい!と思われたなら、もうこちらの作品を推させていただきたい!

と思う、めちゃめちゃ優しい世界観のオメガバものでした。

義月さんて何となく俺さまな攻めさんが多いイメージが個人的に強いのですが、今作品の攻めさんもちょい俺さま。強引な攻めさんスキーさんにもお勧めかなと思います。

ネタバレ含んでいます、ご注意ください。




主人公は大学生の奏。…

6

報われない恋の代償 小説

義月粧子  小路龍流 

攻め君に胸キュン

とても面白かった!劣悪な家庭環境で育った攻め君(不良で人たらし、めちゃくちゃもてる)が、由緒ある家柄の美貌の受け君を一途に追いかけ、なにも持たない身から必死に努力を重ね、自分の力で受け君の前に立てるまでに成長する姿に胸キュン。いつまでも攻め君が振り向いてもらえなくてどう結ばれるか読めない展開で、受け君に全てを捧げる攻め君に幸せになってほしい!と応援する気持ちで読み進んだ。女にはもてまくるのにたった…

1

からまる嘘と誤解 小説

義月粧子  Ciel 

最後の番外編の攻めの変わりようといったら……!

義月作品の俺様攻め、しかも属性に「鬼畜」が入ってるので、かなりビビりながら読んだけど鬼畜とは感じなかったです。
でも、充分に攻めが冷たいというか、とにかくつれないんですよね。

受けは処女でウブなのに派手な外見のせいでビッチだと誤解されてるんだけど、あえて誤解を解かずにセフレでもいいから……と頑張る健気な子なんだけど、すべてがことごとく裏目に出てしまい、攻めからつれない仕打ちばかり受ける。

4

契約不履行 小説

義月粧子  雪舟薫 

大人の恋愛

この物語、私の中で1番のお気に入りの作品になりました。遠近さん×黒田さんのドラマCDから聴き始めて、原作を読みたくなって購入しました。

CDでは、細かい描写が読み取れない部分があって小説を読みながら、あ〜こういうことだったんだと納得できたりで、CDと小説と併せて視聴するとより楽しめました。

たとえば、CDの終盤で、2人が初めて結ばれたときに、三崎が土屋に、「お前を愛してる」と言ったとき…

2

オメガバースの寵愛レシピ 小説

義月粧子  Ciel 

プライド

なんとなく気になっていた本だったので読んでみましたが、ごめんなさい、ダメでした。苦手なタイプのオメガバース本だったので中立にしました。好きな方にはたまんないのかな。本編220P超+あとがき。

特別なレストラン「オガタ」のシェフが「町のレストランを!」と考え始まったトラットリア「ヴェーネレ」。忠実に味を再現できるシェフ柊哉(しゅうや)の頑張りあって人気店になっています。ある日、その店にオーナー…

2

闇に溺れる運命のつがい 小説

義月粧子  タカツキノボル 

運命のつがいってやっかいだね

こんな攻めが運命の番なんて…運命を選べないオメガって
気の毒すぎる。
攻めが残念なのは義月作品のテンプレなんだけど、
散々物語中盤まで弁護士として真っ当なこといいつつ
中盤以降祐樹を追い込みまくった上
最後の受け救済は財閥マジカルで権力行使って、
今までの正論なんだったの。

あと、祐樹すっごい虐待されてたのに背中とか傷跡ないの?
それとも倉嶋ったら気づてたのにシカトか、と思って…

4

闇に溺れる運命のつがい 小説

義月粧子  タカツキノボル 

典型的な義月作品です。

内容は詳しく書いて下さってるので、感想だけ。

毎度の事ながら、受けに対してとても冷たく意地悪な酷い攻めに、健気で気の毒な受けと言うパターンです。
攻めは受けをこれでもかと傷付けますし、不憫な受けはどれほど傷付いてもギリギリまで耐えてしまう。
義月先生の書かれる受けですが、みんなちゃんとした大人と言うか、自覚を持った社会人なんですよね。
なまじその矜持があるため、辛い時に辛いと言えず我慢…

7

闇に溺れる運命のつがい 小説

義月粧子  タカツキノボル 

攻めが…攻めが無理

いやいやいや、なにこの攻め?!
ものすっごい腹が立って、途中で頭がボッと爆発してしまいました!

そして、受けがめっちゃ不憫。
ある旧家にΩとして生まれた祐樹。
そこはΩを蔑み、教育も自由も権利も与えず閉じ込めるような家でした。
親から引き離され、「Ωに生まれてきたことが害悪で、それを自覚せるために罰を与える」と、虐待を受ける日々。
祐樹があまりにも可哀想で、悲しみが込み上げてきまし…

19

闇に溺れる運命のつがい 小説

義月粧子  タカツキノボル 

健気・薄幸受けがお好きな方に。

あらすじを拝見して、オメガバースもので、かつタカツキさんの描かれた美麗表紙につられて購入。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。



オメガバースものは書かれる作家さまによって、あるいは作品によって若干解釈が異なりますが、今作品はオメガにはきちんと権利が認められ尊重されているが、そこはかとなく差別も漂っている。という世界観のお話。

主人公は弁護士事務所で調査員として働く麻乃…

8

アルファのオフィスに秘密の残り香 小説

義月粧子  kivvi 

イケメンエリートα×美人秘書Ω

うーん、うーん、攻めが嫌だ。
攻めが理不尽で子どもだと思う。

薬で発情を抑えているΩの悠ですが、仕事で出会ったエリートα・紘隆のフェロモンにだけは抗えず……と、いうお話。

遊び人の紘隆が思わせぶりです。誘ってくるかと思えばスルーしたり、気がないのかと思えば誘ってきたり。
悠は、それにいちいち反応して一喜一憂していてるのですが、恋愛慣れしてないなぁって感じで可愛いです。

そして…

8
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