義月粧子さんのレビュー一覧

闇に溺れる運命のつがい 小説

義月粧子  タカツキノボル 

運命のつがいってやっかいだね

こんな攻めが運命の番なんて…運命を選べないオメガって
気の毒すぎる。
攻めが残念なのは義月作品のテンプレなんだけど、
散々物語中盤まで弁護士として真っ当なこといいつつ
中盤以降祐樹を追い込みまくった上
最後の受け救済は財閥マジカルで権力行使って、
今までの正論なんだったの。

あと、祐樹すっごい虐待されてたのに背中とか傷跡ないの?
それとも倉嶋ったら気づてたのにシカトか、と思って…

4

闇に溺れる運命のつがい 小説

義月粧子  タカツキノボル 

典型的な義月作品です。

内容は詳しく書いて下さってるので、感想だけ。

毎度の事ながら、受けに対してとても冷たく意地悪な酷い攻めに、健気で気の毒な受けと言うパターンです。
攻めは受けをこれでもかと傷付けますし、不憫な受けはどれほど傷付いてもギリギリまで耐えてしまう。
義月先生の書かれる受けですが、みんなちゃんとした大人と言うか、自覚を持った社会人なんですよね。
なまじその矜持があるため、辛い時に辛いと言えず我慢…

7

闇に溺れる運命のつがい 小説

義月粧子  タカツキノボル 

攻めが…攻めが無理

いやいやいや、なにこの攻め?!
ものすっごい腹が立って、途中で頭がボッと爆発してしまいました!

そして、受けがめっちゃ不憫。
ある旧家にΩとして生まれた祐樹。
そこはΩを蔑み、教育も自由も権利も与えず閉じ込めるような家でした。
親から引き離され、「Ωに生まれてきたことが害悪で、それを自覚せるために罰を与える」と、虐待を受ける日々。
祐樹があまりにも可哀想で、悲しみが込み上げてきまし…

19

闇に溺れる運命のつがい 小説

義月粧子  タカツキノボル 

健気・薄幸受けがお好きな方に。

あらすじを拝見して、オメガバースもので、かつタカツキさんの描かれた美麗表紙につられて購入。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。



オメガバースものは書かれる作家さまによって、あるいは作品によって若干解釈が異なりますが、今作品はオメガにはきちんと権利が認められ尊重されているが、そこはかとなく差別も漂っている。という世界観のお話。

主人公は弁護士事務所で調査員として働く麻乃…

8

アルファのオフィスに秘密の残り香 小説

義月粧子  kivvi 

イケメンエリートα×美人秘書Ω

うーん、うーん、攻めが嫌だ。
攻めが理不尽で子どもだと思う。

薬で発情を抑えているΩの悠ですが、仕事で出会ったエリートα・紘隆のフェロモンにだけは抗えず……と、いうお話。

遊び人の紘隆が思わせぶりです。誘ってくるかと思えばスルーしたり、気がないのかと思えば誘ってきたり。
悠は、それにいちいち反応して一喜一憂していてるのですが、恋愛慣れしてないなぁって感じで可愛いです。

そして…

8

甘い絶望の夜を捧げて 小説

義月粧子  梨とりこ 

エピローグが欲しい……っ!

不幸すぎる過去を持つ超スペック受けとガキ臭いがカリスマ性のある俺様攻めの話。
受けに何度助けられても受けのおかげとは気付かず、理不尽に責める攻めの察しの悪さよ。この人魚姫展開は普段ならイライラしながら読むところだが、受けがウジウジしたり卑屈になったりすることがなく淡々としていたおかげでストレスなく読めた。

受けは生い立ちから前向きな思考回路でもないが、冷静に分析して仕事に徹し、女々しい健気…

1

琥珀色の誘惑 小説

義月粧子  奈良千春 

分かっていても面白い!

とても面白かったです!
不憫な受けのシンデレラストーリーかな?と思ったのですが、そんな簡単な話ではなかった。
ありそうな話といえばその通りなのかもしれませんが、個人的には切なくて大好きな展開でした。

せっかく御曹司である櫻崎に見染められたのに、気持ちがすれ違ってうまくいかないもどかしさ。
受けの圭司は生育環境が良くなかったらしいのですが、それゆえの染み付いたネガティブさを感じました。

1

秋田課長の憂鬱~御曹司に翻弄されて 小説

義月粧子  香坂あきほ 

受けの仕事ぶりがすごい!

自分にも他人にも厳しい秋田課長(受け)の元へ配属された社長の甥っ子・笹野(攻め)。
少しチャらくて仕事も手を抜きがちな笹野を、ビシバシ鍛えまくる秋田。
あまりにも容赦ないので最初は反発していた笹野だけど、ぐうの音もでないほどの正論を突きつけられて発奮し、少しずつ秋田を認めるようになっていく姿が良かった。

秋田が、とにかく徹底して仕事ができる男として描かれていたところが良かったです。
秋…

2

薔薇色の罠 小説

義月粧子  奈良千春 

「男に抱かれるのがどういうことなのか、今日はじっくり教えてあげます」

「琥珀色の誘惑」のスピンオフ。
櫻谷から「ドSで、相手がMならとりあえずOKらしいけど、中でも一番おいしくいただくのは、年上の紳士」と評されていて、磯谷……恐ろしい子……と思いながら読んでた磯谷が今回の攻め。

お相手は、老舗一流ホテルの一族出身で次期社長候補の秋吉。
ホテルのバーの建て直すために、目をつけた磯谷を引き抜こうとしたところ、「ベッドの相手をするなら」というトンデモ条件をつきつ…

2

琥珀色の誘惑 小説

義月粧子  奈良千春 

攻め視点プリーズ!

あらすじ見ると、総受けモテモテハッピー系かと思うけど、かな〜り受けがツライ目あわされてます。

ほんと受けが不憫薄幸系で。
虐待されて育ってきて、社会に出てからも貧乏くじの連続みたいな人生。
だけど、けして腐らずに与えられた環境で精一杯努力するほんといい子なんですよ。

リストラ&アパートが火事というダブルパンチで途方に暮れていたところ、バーのオーナーである攻めに拾われて可愛がられるよ…

2
PAGE TOP