早寝電灯さんのレビュー一覧

明日、起きたら君は コミック

早寝電灯 

隠された謎がわかるとすっきり

表題作は、突然攻めが「今度寝てるときに睡眠姦していい?」と聞かれることから始まります。
受けは今か今かとしっかり栄養を取ったりして体調を整えて1日過ごすのですが結局手を出されることがなく「今日もされなかったー!」という緊張と恥ずかしさだけで飛び起きるのがさいこうにかわいいです(笑

なぜ睡眠姦なのか、というのがのちのち明らかになっていくのですがお互いを好きになりすぎているからこそ、関係が変化…

1

君にはふれると鳴るとこがあって コミック

早寝電灯 

音が聞こえそうな作品

全編通して爽やかです。
早寝電灯先生の作品はBL漫画なんだけれど、BL漫画的過ぎないところが好きです。

この一冊で完璧に完成されているのですが…特にラストシーンなんて最高の終わり方です。祭りのざわめきや緑の匂い、風鈴の音色や吹く風まで伝わってくるようでした…彼らの冬や、これからが見たいと思う。

登場人物には人間的に嫌な部分もあって欲しいのだけれど、自分のダメな部分を開示できる素直さが…

2

君にはふれると鳴るとこがあって コミック

早寝電灯 

青春!

いいお話だった…
甘酸っぱくて爽やかで、リアリティとファンタジーのバランスがすごくいい作品でした。
受の灯司くん、可愛い…でもわかりづらい可愛さで、そこに気がつく樹くんはさすがだなあと(笑)やはり神様の導きなのか。
妹のあかりちゃんや樹くんのお友達のコーロギくん鉢山くん、脇のめんめんも魅力的でした。
個人的に宿題と予習は自分で!の竹内くんが好き。いい味出している。
早寝電灯先生の作品は、…

7

明日、起きたら君は コミック

早寝電灯 

ホットミルクのような3作

◆明日、起きたら君は(表題作)
 なぜ帯のキャッチコピーをこれにしたんだろう…と思うくらい、心が癒される温かい作品でした。確かにインパクトはあるし、商業BLファンの中でエロ重視の人の割合がとても多いなら仕方ないけれど、この作品の醍醐味はけっして睡眠姦なんかではありません。それだけは念頭に置いて読んで欲しい。

 私がこの作品ですごく萌えたのは、やはり年下攻めの健斗の包容力。年下攻めってヘタレ…

1

君にはふれると鳴るとこがあって コミック

早寝電灯 

世界観がいいね

灯司に共感しました。でも彼はお祭りで大切な役目を果たせたし、山では生き生きとしてるから自分とは違うなと。

樹いいやつですね。樹も灯司に興味や好意があったからこんなに親切にしてくれたのかな。羨ましいな。

人に出来て自分に出来ないことがあっていいんだよって、救われますね。私も出来ずに落ち込むことが多いので。

わりと障害もなく友情から恋愛に進んで行きますね。本格的な祭や大家族や山など世…

1

転じて恋と生き コミック

早寝電灯 

ピアノの爺さんに会ってからが面白そう

全員が良い人ばかりだからなのか、危ういところがこれといって無かったせいなのか、萌えも盛り上がるところもハラハラもドキドキも無く平坦で低いテンションのままキレイに終わった。
買って損したと思うような作品ではないけど、限られた冊数しか収納できない狭い本棚に残したいものでもない。

前世の念が残って云々な割には、念が残るほどの2人の強い想いが見えない。
ピアノを弾く生徒の爺ちゃんが前世での同級生…

1

明日、起きたら君は コミック

早寝電灯 

早寝電灯先生オムニバス3CP

大好きな早寝電灯先生の短編オムニバスです。長い話が読みたくなる。

◾︎明日、起きたら君は
同棲している彼氏に「睡眠姦していい?」って言われるという突飛な入りに思えるのですが、その実はもっと日常というか生活に寄り添った思いのお話です。この一冊の3作品は全てそんな感じですね。人生に寄り添うような優しい作品。

◾︎for you, and for me
表題の主役が出てきます。出てくると…

2

君にはふれると鳴るとこがあって コミック

早寝電灯 

あ〜良かったよ〜

以前読んだ「明日、起きたら君は」がとても良かったので、こちらの作品もずっと気になってたんですが、学生ものってあまり刺さらないので迷ってました。
が、今回割引だったのと改めて皆さんのレビューを読んで購入。

いやあー買って良かった…!
凄く良かった!
もっと早く読むべきでした!

手の平挟んでチューとか、普段なら「あーハイハイ」な私なんですが、もうこの二人はギュンギュンきてしまいました…

5

転じて恋と生き コミック

早寝電灯 

素晴らしい作品

「半壊の花」で早寝電灯先生に完全に惚れ込んでしまったわけですが、この作品も愛しくてたまりません。
BL漫画という枠組みを超えて素晴らしい一冊でした。

数学教師の吉武と国語教師の八尋は、自分達の前世に気付き始める。前世の存在はそれぞれの中で徐々に大きくなっていき…というストーリー

作品の中への要素の散りばめ方が素晴らしいです。学校という舞台、ピアノ、小説、桜の花、炭鉱、胎内巡り、季節の…

3

半壊の花 コミック

早寝電灯 

溢れる感性に打ちのめされる

センスの塊でしかない短編集です。早寝電灯先生、急速に好きになってしまいました。

◾︎半壊の花
短編集でこれだけ登場人物がいて、キャラ被りがないのがすごい。双子ですらキャラ被ってない。

◾︎扉の向こうの凪いだ海
凪が緑のことを「緑さん」とか、あんたじゃなくて「あなた」って呼ぶのがすごく好きでした。

◾︎嘘つきたちの食卓
短編であれ、登場人物の名前が分からない作品が苦手なのです…

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