total review:296120today:14
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
20/34(合計:333件)
早寝電灯
mi★
これほどレビューするのが難しい!と思った作品は初めてです。すごくよかったので布教するためにも語りたい欲と、作品の情報一つお伝えするとしてもネタバレになってしまいそうで怖いですね、、、 とにかくストーリーの構成が素晴らしく、あらすじにもあるように 「2度よみかえしたくなる」 という一言に尽きます。 一途な男2人の人生談を描いた映画を見終わったようで、爽快感と感動が味わえます。…
藻とカレー
ネタバレ
早寝先生作品は4作目ですが、これまでとまた違う作風なのがすごいです。 一見よくあるような、当て馬を介してヨリを戻すお話かと思いきや、誰にでも当てはまるような、それでいて意外と気付いていない深いことがさりげなく(これ大事)描かれている。 不思議設定や謎解き(そのお話づくりもとてもお上手だったのに)ではない、日常を描きながら、退屈させず、ああ〜わかると共感できたり、そういうことか〜と目から…
早寝先生作品は「半壊の花」「転じて恋と生き」に続き3作目です。 絵がまたきれいになってますね。 お話は前の2作ともまた違った趣でありながら、不思議設定が不自然ではなく、物語の構成の巧みさに唸りつつ、しっかりBLとして萌えがあり(ここ大事!)すばらしいなとちょっと興奮しておりますw 1話のエピソードが、実は実は…とその背景、経緯が徐々に明かされていく構成に読んでいてワクワクしました。 …
先生の単行本2作目だと思うのですが、1作目より線が繊細で絵がきれいになってますね。 転生BL…と帯にあるのでどんなもんかいな(異世界ファンタジーぽいの?)…と思いましたが、ミステリー文学とでもいうのか、物語としてすばらしかったです。 冒頭は日常が普通に描かれ、話に入っていったところで、違和感なく、前世の記憶が蘇るお話になっていく。 吉武視点で前世の記憶が少しずつわかってくるのに並…
先生の初単行本なんですね。 先生作品初読みです。 この後、3作読みます。 本作は短編4本。 どのお話もいい。 ほんのり切なかったり、かわいらしかったり。 絵は少し荒削りかな…なんて思うけど(偉そうにすみません)味があっていいと思います。 「扉の向こうの凪いだ海」 緑さんが幽霊もどきを見て怖がっている時、泣いちゃって凪を呼ぶとこ、抱きつくところがとてもかわいかった。 そんな…
まふにょ
三角関係ものの切なさは大好きなんですが、この作品は三人が三者三様全員ちょっとずつ人間的な魅力が不足しているというか、ぱっとしない三人だなあと思ってしまい、切なさを受け取るほどのめり込んで読めませんでした。 主人公の紘記はコミュ障気味で上手く笑えず優柔不断、喫茶店を一人で切り盛りできるようには見えません。園田はいきなりズカズカ踏み込み過ぎで、最初の印象が悪いです。丈は怖がり過ぎで回りくどく、紘記と…
おかたぴ
初買いの作者様です。 絵柄はお上手だと思います。 ただ個人的には描き分けが甘く終盤あたりから紘記と園田の区別が???となる所がありました。 ホテル勤務のシェフでモテる元恋人攻×自分ルールに則って生活している喫茶店店主の元恋人受というカプです。 お話は生活の中で自分ルールを設けてそれを遵守しながら生きている紘記(受)。 初めて出来た恋人の丈(攻)と別れて以来、喫茶店ミチクサの店…
吉松
早寝電灯先生の優しくて温かい世界が広がっていて、何回も読み返したくなります 主人公の『横断歩道の白線だけを歩く』こだわりや、丈くんの『好きな人の前ではカッコつけたい、大事な話の前ははぐらかしちゃう』癖や、園田さんの『安全にいるために笑って過ごす』姿は人間らしく、優しいんだけどそれだけじゃない3人の個性が現実的で実在するんじゃないかと思えるくらいです。 三角関係だからドロドロ系かと躊…
あさだ2枚
大好きな早寝電灯先生の新刊 先生の作品では「化け猫〜」以来の、自分の生活とやや照らし合わせて読んだ本でした。勿論面白かった。 面白かった前提で思うところ、早寝電灯先生の作品の受け=主役って思考の傾向が似ているような気がする。それは先生から生み出される故仕方ないところだろうけれど。壁があった時に避けるタイプというか。 毎日に繰り返しを求めてる絋記が、園田と寝ることはかなり大きな意味…
おぶもいもい
三角関係のお話、ではあるのですが… 丈と紘記はもう別れてしまっているとはいえ、お互いが未練の塊そのもので 再会の時から復縁しない道はないような雰囲気が感じ取れました。 なので、園田は存在感はあるのだけど 三角関係の一員として、このふたりの関係に食い込んでいるようにはちょっと思えなかったかな。 ゲイであるかもしれない自分を見て見ぬふりで生きてきて、紘記たちと出会わなければきっとそのまま…