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雁須磨子
おぶもいもい
ネタバレ
昭と舟の距離がグッと近づいた下巻。 人生何があるかわからないな、としみじみ思ってしまう展開でした。 昭の亡き父は良くも悪くもいつもの中心にいて、どうしても切り離すことのできない存在なのだけど、遺された彼らがそれぞれに抱いた感情や見てきた一面が その後のふたりの関係性を変えていったのが面白いなと思いました。 舟も昭も変に取り繕うことなく、その時々で揺れる感情がストレートに描かれていて…
ほのぼのとした雰囲気で進んでいくお話ですが テーマはなかなか重いものなのかな、と思いました。 不運や不幸ごとは本当に畳み掛けるように重なるもの。 昭もそのご多分に漏れず、東京での暮らしの中で様々なことがあり その最後に長い間疎遠だった父の死が待っていて。 そして何年ぶりかで地元に戻った先でのお話となっていました。 昭の父の教え子でとても親しい間柄だったという舟は あらすじ通り、本…
ももよたん
初めて読む雁須磨子先生の作品でした。 お名前だけは知っていたのですが、なかなか読む機会が無く…。 このタイトルからして、死ネタか…悲し過ぎる話は今は読みたくないな、とも思ったのですが、評価の良さに惹かれて読みました。 ハイ、最初から死んでます。 どう考えても死んでますね、タイトル通りです。 恋人同士の片方が死んでもお互い忘れられず、魂を引き寄せたというお話に加え、驚きの裏設定もある展…
あさだ2枚
「あみん」が分かる世代はいつまでなのか。 神と萌にすっぱり評価が分かれてるところが"らしい"。 やっぱり須磨子節。 付き合ったことが分かるのが、おまけ的に収録されている「その後の2人」というのがなんとも須磨子先生である。2人にとってこの後付き合う付き合わないも重要だけれど、夏目に瀬戸内海旅行に誘われた筑が独りごちたように「今この時が死ぬほど大事」で、その死ぬほど大事な…
200点届いてない!どうしてなのか! 須磨子節でした。 気付かぬうちに8割読み終わってて、もう終わっちゃう!とびっくりした。うーん没入。単純にページが足りないともいう。父登場から駆け足すぎるでしょ! 登場人物全員が皆んな胡散臭いところが面白い。そして何にもハッピーじゃない気もするし、なんだか幸せな気がする不思議。命尽きてから後(父)のものになるってどういうことなの…サインしていいのか怖す…
まめだいふく
始まりからは予想できない展開に驚き、雁須磨子先生の手の上で見事に転がされました...。 ボーイズラブあるあるの幽霊ネタでありながらも、誰も思いつかない斬新なストーリーを読むことができます。凄い。 でもどこか庶民的というか、親しみのあるキャラクターや雰囲気になっていて...不思議なバランスです。 死別がバッドエンドならば、こちらはハッピーエンドです。サブCP(父)やその後(契約うんぬん…
wororo
「どう考えても死んでいる」 主人公は死んでいる。。 またなんかインパクト大なタイトルきましたよね。 作家買いで楽しみにしていた雁須磨子先生の新刊です。 非BLの作品も多い雁須磨子先生のBL ゆいつ先生のと同梱にしてたので読むのが遅くなってしまいましたがいや、こうきたかって笑ってしまいました。 はぴえんってレビューを見てたので いやいや死んでオバケからはじまって 一体どうはぴえんに?…
フランク
作家さん買い。 うーん、レビューが難しいわ、この作品。 まとまらないけど書きます。 死んで幽霊になって……というパターンのお話は何回か読んでるけど、このオチは初めてですね。 どう着地するのかわからなかったけど、予想外だったわー。 強烈な陰陽カプっていうんでしょうか。 闇を引き寄せる強大な力を持っている翼と、光の塊のような晋太郎。 そんな二人が出会ったことによって、まさかの…
アキタ
目黒晋太郎はどう考えても死んでいます。 自分の名前を強く呼ばれて、無意識に向かった先には生前の恋人である翼の姿が。 何やら翼は怪しげな霊能力者とまたさらに怪しげな降霊術を実行しようとしていて…。 幽霊、呪いにエセ?霊能力者、のっとりやよみがえり…、といろいろとスピリチュアル色強め。 展開がどうなるのか想像ができなくて、翼の行動も読めないし一体どうなっちゃうのか、着地点はどうなるのかわか…
まふにょ
タイトルに惹かれて読んでみました。幽霊とその彼氏とエセ霊媒師の不思議な三角関係?みたいな何か。読み終わった後はファンタジー!って叫びたくなるかも。考えるな感じろ系、最終的にはハピエンだしまあいいか~ってなります。 落ち込んで騙されてると思われた翼は、妖しい呪術で晋太郎を霊媒師の体の中に閉じ込めます。「おめでとう~よみがえり~」のハイテンションで笑いました。それまで儚げな雰囲気だったのに笑。翼の過…