雁須磨子さんのレビュー一覧

どう考えても死んでいる コミック

雁須磨子 

お互いの想いの強さ

作家さん買い。

うーん、レビューが難しいわ、この作品。
まとまらないけど書きます。

死んで幽霊になって……というパターンのお話は何回か読んでるけど、このオチは初めてですね。
どう着地するのかわからなかったけど、予想外だったわー。

強烈な陰陽カプっていうんでしょうか。
闇を引き寄せる強大な力を持っている翼と、光の塊のような晋太郎。
そんな二人が出会ったことによって、まさかの…

5

どう考えても死んでいる コミック

雁須磨子 

不穏なタイトルですが

目黒晋太郎はどう考えても死んでいます。
自分の名前を強く呼ばれて、無意識に向かった先には生前の恋人である翼の姿が。
何やら翼は怪しげな霊能力者とまたさらに怪しげな降霊術を実行しようとしていて…。

幽霊、呪いにエセ?霊能力者、のっとりやよみがえり…、といろいろとスピリチュアル色強め。
展開がどうなるのか想像ができなくて、翼の行動も読めないし一体どうなっちゃうのか、着地点はどうなるのかわか…

4

どう考えても死んでいる コミック

雁須磨子 

幸せだしまあいいか~っていうね

タイトルに惹かれて読んでみました。幽霊とその彼氏とエセ霊媒師の不思議な三角関係?みたいな何か。読み終わった後はファンタジー!って叫びたくなるかも。考えるな感じろ系、最終的にはハピエンだしまあいいか~ってなります。
落ち込んで騙されてると思われた翼は、妖しい呪術で晋太郎を霊媒師の体の中に閉じ込めます。「おめでとう~よみがえり~」のハイテンションで笑いました。それまで儚げな雰囲気だったのに笑。翼の過…

3

どう考えても死んでいる コミック

雁須磨子 

ここがダサかわの極地。切な!?と思ったら雁須磨子。一巻じゃ足りない。

裏帯読んだらどうやらどっちかが死んでるらしいということが分かって、「え!切なくて明日辛くなるやつじゃん!」と思ったけど、想像してたよりも雁須磨子ワールド炸裂で柔らかく終わったので明日もちゃんと会社に行けそうです。

何冊も作品出してる人の漫画って「このキャラ前の作品の●くんぽいなー」ってのが出てきちゃうものだけど、翼くんのキャラの強さはここ最近読んだ雁須磨子作品の中でも飛び抜けていて読んでて新…

7

どう考えても死んでいる コミック

雁須磨子 

怪しげな霊媒師

あらすじ読んだ時には霊媒師もモブかと思っていましたが、違います。
受け攻め二人と霊媒師のお話です。
あとがきで「当初50頁が 終わらないので→前後編 終わらないので→連載」となった事が書かれていましたが、とても短編では終われない情報量で、中身が濃いです。
私は生粋の?サラリーマンなので、大人BLの場合でも生活が成り立っているのが分からないタイプのキャラは受け付けないのですが、今回の受けは「こ…

5

どう考えても死んでいる コミック

雁須磨子 

深い愛情を描いた作品

『どう考えても死んでいる』。
なんとも心鷲掴みにされるタイトルに思わず引き寄せられるようにしてお買い上げ。
タイトルから、恋人のどちらかが死んじゃった、っていうお話なんだろうなあと思いつつ読み進めましたが。え、そういうお話?という衝撃が半端ない。

うわー、これ、ネタバレなしで読んだ方が絶対に面白いなあ、ということで、なるべくネタバレしないようにレビューを書こうと思います。



8

オロチの恋 2 コミック

雁須磨子 

まるっとバナナ

終盤のたたみかけるような事件の連続に笑いながら読んだ。変な人だな。こんなのに恋されても恋しても大変だけど、すごく幸せなんだろうな。でもすごく深く愛してくれそうで、人生は豊かで幸せなものになりそう。

オロチって変な人に見えて(変な人だけど)普通の感覚で生きてるとこも結構あって。ふっと笑う時ものすごく可愛いし。雷キレーって笑うとこなど非常に可愛い。
「いやじゃねえよ」「そうか よかった」このや…

2

オロチの恋 1 コミック

雁須磨子 

誠意ってカボチャ

須磨子先生の漫画って面白いな〜と普通のアホみたいな感想が生じる。純粋な漫画の面白さが強い。1巻も相当面白いけれど、特に2巻が際立って面白い展開です。2巻読んだ後にレビュー書いているので、2巻の内容をうっかり含んでしまったらすみません。

強面でんぱ×とまどい優男系
言い得て妙である。デカチビも愛が迷子もいいよね。
基本的にストレート豪速球をバンバン投げてくる強面デンパ。本人意図せず変化球と…

0

胸にとげさすことばかり(下) コミック

雁須磨子 

パイナップルカレーパン

ストーリーだけなら1冊に収まるのかもしれません。しかしかながら本筋とは思えない部分が集まって形作られているから一層この作品が面白いと思う。

父親が何を考えていたのか、結局舟は昭の父にどこまでの感情を抱いていたのか、舟のセクシュアリティはどこにあるのか、昭のフラフラふわふわした生き方、もーやもやするところばかりなんですよ。自分はそこがたまらなく好きでした。そういった抜けないままの棘のもやもやし…

0

胸にとげさすことばかり(上) コミック

雁須磨子 

東京キウイ

下巻を読んだ後に感想を書いているので、下巻のネタバレを含んでいたらすみません。気をつけて書きます。下巻の感想には舟と昭のことを書くとして、上巻には父親と昭のことを書きたい。

今となってはもう、父が何を考えていた、どういう人だったのか分かりません。取り返しはつかず、胸のとげは抜けることはないのでしょう。とげがあるからこそ父のことを考える時間が増えるかもしれない。それも幸せなことなのかもしれない…

0
PAGE TOP