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8/22(合計:214件)
松基羊
ゆのまゆ
ネタバレ
戦後日本の話でした。予備知識なく読んだので、ちょっとびっくりしました。 戦後日本の男にしては征がきれいな男だったからかな。 読み進めるうちに、そうだったんだ、と思うことがたくさん。 作品の最初、征が女性を抱いていて寝落ちしていたシーン。あれはつまらなさを表現しているのかと思っていたんですけれど、それだけじゃなくて、征四郎が眠れないからなんですね。そして、それが変えの心の傷を表現していたと…
ぱるりろん
戦後の日本。キャバレーのボーイとして働く征四郎は、店内で騒ぎを起こした米兵を止め、場をおさめてくれた同じ米兵のジムと親しくなる。ジムは日本の文化に興味があり、日本語も堪能で、実は以前から征四郎を見かけて一目惚れしていたのだと告白される。 日々の生活に倦み、閉塞した場所から抜け出すために、征四郎はジムと付き合ってみることにする。というお話。 征四郎は戦地で友人を失ったことで心に傷を負い、暗い…
井谷ゆう
戦後の米軍占領下のアメリカ兵と日本人のお話。 アメリカ兵向けのバーで働く日本人の征四郎が、ある日アメリカ兵のジムに出会います。 ジムは最初から征四郎に好意を寄せており、征四郎は打算的な考えから交際が始まって…というお話でした。 ※※以外感想です。ネタバレになるかもしれないのでお気をつけ下さい。※※ 戦後のお話ですし、時代に翻弄され…
えすむら
初読みの作家様でした。 終戦直後ということもあり、攻め受けともに過去から抱えている心の傷があって、どこか哀愁をおびていてエモ…。とくに受けさんが、華奢とか女性的なところは一切ないのですが儚げで危うい魅力があって(眼差しに色気があるのかな)、まず第一印象で攻めさんの心にストンとささったっていうところに説得力があるな〜と思いました。 終戦直後の日本が舞台になっているっていうのも購入ポイントでした。…
かりんていん
発売日ツイで1話目試し読み出来て、即アニメイトさんへ駆け込みました。 松基先生は何冊か読んだ位で新刊チェックまではしておらず、今度からチェックは怠らないように!と自戒しました。 だいたいこの時代のお話が好きなんだと思います。 だから楽しく読めました。 2人ともカッコいいしえちシーンも色っぽい。 きっとこれからも読み返します。 あと、細かい文句です。 すみません。 1950年代の…
千世桃
(まず、発売日に購入しにいくとどこにもおいていなかった。地方なので流通かな?とおもったが、翌日もどこにもない。県内に2つあるうちのアニメイトの1つには、一冊だけあったが、新刊が一冊しかないことがあるか?と思い小冊子つきをねらっていた私はもう一店舗に在庫確認の電話をした。 すると、「こちらの店舗では限定版も通常版も予約のみとなっており取り扱いはございません」とのこと。しかも「○○県ですと、他の書店…
165
評価を見て神率が高くて及び腰で読んでみました。 最後は良かった。征の思い通りになったね。 ただな…。 終戦直後を想像するしかない自分が何を言っても意味がないんだけど。 征のメリケン連呼が気になって。 そして征のしたたかさ。 ジムのことを…。あんなに良い人で一生懸命なのに…。 自分に惚れた男を利用するのが苦手なんです。が、そう思ってたらいつの間にか自分も惚れちゃってってのは良い…
誰
言い方わるいですが 幸と不幸だったら 不幸 の方を読みたがります 他人の中にある陰鬱で腐敗したものを自分の中にたまる汚泥と混ぜて疑似体験しているようになるのが好きなんだと思います いや 最後はだいたい救われるじゃないですか だから一緒に闇に溺れて救われた時の高揚を共にしたいと言うか なので 不自然な展開で下手なお涙頂戴や感動の押し売りみたいなものになってしまうのがイヤというか 変に…
1740
戦後の日本で出会った元日本兵でキャバレーのボーイをしている征と進駐アメリカ軍人のジム。 戦時でのPTSDによってひとりで眠れない征は、辛い現実から逃げ出す手段としてジムの好意を利用して「カップルになろう」と提案して、ふたりの関係がはじまります。 アメリカで同性愛は罪になり、日本でも誰も認めてくれない関係。ふたりの時代は現在よりももっと厳しい環境なんだと分かります。 征が好きなジムは征の言…
ちろこ
くぅぅっっ……。 これは良い話だ。良い話過ぎる… 現代のように自由な恋愛が出来ない時代背景や人種の違い、生まれ育った家柄といった色んな制限や制約の中で、2人が出会い恋に落ちていく…っていうお話なんですけどね、すんごく響のなんのって。 いろんな制約が2人を取り巻いているっていうのがストーリーの見どころです。恋愛の障害が多く、辛いし悲しいし胸が抉られます。中盤に訪れる2人の別れのシーンに…